英語と韓国語の習得に成功した私の外国語習得の思考術②
안녕하세요.
前回の記事では、英語と韓国語の習得に成功した私の外国語習得の思考術①ということで、気合や根性ですぐに覚えようとしないで、何度も繰り返すことで覚えた状態にするということをお伝えしました。
今回も前回から引き続き英語と韓国語の習得に成功した私の外国語習得の思考術②ということで、私が英語と韓国語を習得した経験から、私が思う語学習得に必要な成功する思考(マインドセット)をお伝えします。
今回の内容も、恐らくあなたが思っている韓国語習得に必要な思考とは真逆、常識を覆す考え方ではないかと思います。
「韓国語=勉強=ツラい=頑張る!」?
韓国語を含め英語など語学習得は、世間的には勉強の括りになりますよね。
実際、英語は学校で学ぶ科目のひとつとしてあることからもそれが言えると思います。
あなたも学校で英語を勉強したと思いますが、単語暗記をたくさんして、難しい文法を学んでと大変な思いをしたかも知れません。
そんな経験から、韓国語も無意識的にでも「韓国語=勉強=ツラい=頑張る!」というイコール関係になっていないでしょうか?
実は私自身も、中高で英語を6年学んだ後、更に短大の英文科に進学し遊ぶ暇もなく大変な思いをして英語の勉強をしました。
英語を習得するためにはツラい思いをして頑張って勉強しなければいけないと思ってずっとやっていました。
その結果、確かに中高と短大で大変な思いをして学んだことで知識習得はかなりできたと思いますが、できるようになっていたかと言えばなっていなかったです。
それは、過去の記事で何度か触れていますが、オーストラリアで思いのほか話せずどん底に落ちたという経験で実感しました。
そんな状態から気づきを得てV字回復したわけですが、その時の気づきのひとつが、
「英語=勉強=ツラい=頑張る!」ではないということです。
韓国語は頑張らなくても習得できる
過去の私と同じように、あなたも韓国語に限らず勉強というものは大変なものとか頑張ってやるものと思っていないでしょうか?
ですが、私や周りの習得に成功している人、また過去の生徒さんを見ていると頑張らなくても習得は可能だと思います。
ここでひとつ誤解があるといけないので補足説明をします。
頑張ることが必ずしも間違っているとかすべきではないという意味ではありません。
頑張ることがあなたの韓国語習得にとってプラスに働いているのであればOKです。
もし今あなたが頑張って韓国語の勉強をしていて、あなたが求めている成果や結果を得られているのであれば、その頑張りは効果的に働いているということです。
ですが、そうではない場合です。
韓国語の勉強をやる気にならない、やりたくないという状態から自分を韓国語の勉強に向かわせるための頑張り(言い換えると気合や根性)はあまり良くないですね。
もしあなたの頑張りが後者なのであれば、考え方を少し変えてやることも変えてみることをお勧めします。
私自身、上記で触れた通り中高の受験勉強や短大での学問としての英語の勉強は頑張ってしていたのですが、オーストラリアでV字回復後は頑張って勉強しませんでした。
ですが、結果的にはできるようになり、英語を活かして日本で転職し、海外就職で使える英語力を習得できるまでに至った実体験があります。
韓国語を頑張らなくても習得するためには?
まず結論からお伝えすると、次のふたつがポイントです。
・韓国語の勉強自体を好きなる
・韓国語学習の中に自分なりの楽しみを見つける
以下で、このふたつについて詳しく説明しますね。
韓国語の勉強自体を好きなる
韓国語の勉強をしているあなたが韓国語の勉強を始めたきっかけは何でしょうか?
K-POPや韓国ドラマに興味を持ったのがきっかけかも知れないし、韓国旅行で韓国語を話したいと思ったからかも知れません。
他にもあるかも知れませんね。
きっかけは個々に違うと思いますが、あなたは韓国語の勉強が好きですか?
K-POPや韓国ドラマがきっかけで韓国語学習をはじめたのであれば、音楽やドラマを間違いなく好きだと思いますし、韓国旅行に行く人も韓国の文化や食べ物、その他が好きだと思います。
それと同じように、韓国語の勉強自体に興味や関心を持ち好きでしょうか?
K-POPや韓国ドラマ、韓国旅行は好きだけど、韓国語の勉強は好きじゃない、韓国語は勉強だからツラいけど頑張ってやる、と考えていないでしょうか?
韓国語の勉強自体を好きになれるかなれないかは韓国語を習得できるかできないかにも影響します。
その理由は、
好きなことをやるのは苦にならないから
好きこそものの上手なれだから
です。
K-POPや韓国ドラマが好きな人であれば、忙しくても仕事で疲れていてもK-POPを聞いたり韓国ドラマを見ていないですか?
そして、その自分の好きなことをするのに頑張ることもないし、好きなことについて時間をかけて調べたり知ることも苦にならないし、むしろ自分から進んでするはずです。
また、あなたが韓国語以外に好きなことや趣味があればそれで考えてみてください。
例えば、ネイルが好きな人であれば、ネイルをきれいに仕上げる方法やデザインをいろいろ調べて研究したり、自分でネイルをして、どうやったらきれいにうまく仕上がるかなど試行錯誤すると思います。
そして、自分の好きなことは周りからどう思われようが、何を言われようが好きだから続けますよね?
うまいとか下手ということにこだわることがなく続けると思います。
その結果どうなるか?
ネイルであれば、初めはうまくなかったかも知れないですが、下手でも試行錯誤し気づきを得て改善しながら繰り返すうちに気付いたらうまくなっているでしょう。
これ、韓国語習得もまったく同じです。
韓国語の勉強自体が好きならば、忙しくても時間がなくても勉強します。
世間的には韓国語など語学は勉強と見られますが、好きな人にとっては他の趣味と何ら変わりはありません。
好きでやっていることなので、ネイルの例と同じく、発音が下手だとか上手いとか人と比べてどうだとか気にすることなく単に好きだから続けます。
その結果、ある程度の時間が過ぎた時に会話がスムーズにできるようになっていたとか発音がうまくなっていたなど大きな成果が表れます。
これは私の実体験でもそうですし、私の生徒さんでも同じ経験をされていて話せるようになった方が複数名いらっしゃいました。
おひとりは、実家がサービス業で平日休日問わず朝から夜遅くまで仕事をして忙しい毎日の中で、韓国語の勉強が楽しいと夜中の12時からしていたそうです。
既にかなりベースの知識はあったため、私とは会話にフォーカスしたレッスンで話せるようになりました。
もうおひとりも、ご主人の自営のお手伝い、家事、孫の世話、他の趣味ととにかく忙しい60代の方でしたが、この方も韓国語の勉強を楽しんでいたのでハングルから始めた方でしたがしっかり話せるようになりました。
このように、自分が今していることに興味や関心を持って好きになれば、頑張らなくても自然に勉強が継続でき成果も出ます。
韓国語学習の中に自分なりの楽しみを見つける
とは言え、「韓国語=勉強=ツラい=頑張る!」という思考があなたの中で固定化されてしまっている場合は、なかなか好きになることは難しいかも知れません。
そもそも、私達は日本社会や学校教育の中で、勉強とは頑張るものだという価値観を植え付けられているところがあるので、ここを変えることは容易ではないです。
韓国語の勉強が好きな人は、上のイコール関係の「韓国語=勉強」の時点でイコールではなくなっています。
では、このイコール関係を崩して韓国語の勉強を好きになるにはどうすれば良いのか?
その方法は、韓国語の勉強をする中でまず気づきを得ることです。
これは、韓国語学習が、勉強と言う名の作業にならないために重要であるという記事でも過去に書きました。
ただやって終わりの作業のような勉強はノルマをこなすだけのようになり、当然おもしろくも楽しくもないので韓国語の勉強を好きになりようがありません。
それこそ、今日の勉強(ノルマ)やらなきゃ!と気合や根性ですることになってしまいます。
ですが、勉強をしながらどんな小さなことでも良いので気づきを得ることでそれが自分なりの韓国語学習の楽しみに繋がることがあります。
私の場合、英語で辞書を引くことが面倒臭くて嫌いでしたが、それをしながら例文を見ることで意外な単語の使い方を知ることが楽しみに変わりました。
元々嫌で仕方なかったことがむしろ楽しみに変わったので、学習効果は確実に上がりましたね。
韓国語習得でも基本的には、英語習得で得たことを韓国語に活かしてやっただけです。
英語は頑張ってやった期間がとにかく長かったですが、韓国語習得に関しては正直、頑張ってやったという感覚はないです。
自分にとって何が楽しいとか面白いと思うのかは個々にポイントが違うので、これをやれば楽しいですよ、と私があなたにお伝えすることはできません。
それはあなたが日々韓国語の勉強をする中で、あなたなりの韓国語の楽しい!を見つけてください(^_-)-☆
まとめ:頑張るより韓国語の勉強そのものを好きになる
世間では、韓国語など語学習得は勉強、勉強とは頑張ってやるものだ、という考え方が固定観念としてあるように思います。
ですが、韓国語の勉強は必ずしもツラいとか頑張らないといけないものではありません。
自分が好きなことであれば頑張らなくてもできるし、続けることもでき、その結果気が付いたら自分の目的地に辿り着いています。
頑張って自分を韓国語に無理矢理向かわせるのではなく、まず韓国語の勉強そのものに興味関心を持って、自分が楽しんでできるあなたなりのポイントを見つけてください。