韓国語初級者がオンラインレッスンを受けるメリットとデメリット
안녕하세요!
ネット社会になったことで、韓国語もオンラインレッスンで習うことが当たり前になりましたね。
韓国語をオンラインレッスンで習ってみようかな~
と検討している人もいるかと思います。
オンラインレッスンはどこでも手軽に受けられ便利で使う価値はあると思います。
ですが、使い方を間違えると効果が薄い、対費用効果が悪くもなります。
今回は、韓国語の初級者がオンラインレッスンを受けるメリットとデメリットについて書きます。
初級者がオンラインレッスンを受けるメリット
まずは、初級者がオンラインレッスンを受けるメリットは以下の通りです。
学習の習慣づけがしやすくなる
オンラインレッスンを受ける場合は、単発ということはあまりなく恐らく継続的に受けると思います。
例えば週に一回ずつで、ある程度の期間は継続すると思います。
初級者は、韓国語の勉強を始めて間もないと勉強が習慣化されていません。
それにより、人によっては勉強の継続が難しい場合があります。
そのため、オンラインレッスンを定期的に受講することで学習の習慣化がしやすくなります。
モチベーションを保ちやすい
韓国語の勉強に限らずですが、何かを始めてすぐはやる気に満ちていますが、そのやる気が右肩下がりになってしまう人も少なからずいます。
特に、独学の場合はいつの間にか韓国語の勉強をやめてしまっていた、なんてこともあります。
オンラインレッスンを受けていれば、先生と定期的に顔を合わせることでモチベーションのキープがしやすくなります。
レッスンが楽しければ、次のレッスンが待ち遠しくもなるので、それに伴って韓国語の勉強へのやる気も出てくるはずです。
マンツーマンでレッスンを受けられる
オンラインレッスンの場合、通常はマンツーマンレッスンだと思います。
通学の場合だとその多くはグループレッスンです。
グループレッスンの場合、他の受講生もいるため必ずしも自分の学習ペースに合わせてレッスンをしてくれるわけではありません。
オンラインレッスンであれば、自分のペースに合わせてレッスンが受けられるのでそういう面では無駄がないです。
分からない所を質問したり間違いを直してもらえる
これは独学ではできないのでオンラインレッスンを受けるメリットです。
独学で分からないことが出てきたら、オンラインレッスンで先生に訊けば解決ができます。
また、自分の発音や文を書くなど自分では合っているか合っていないかの判断ができないことに対しフィードバックをもらえます。
初級者がオンラインレッスンを受けるデメリット
ここからは、反対に初級者がオンラインレッスンを受けるデメリットについて書きます。
会話目的のレッスンはあまり意味がない
オンラインレッスンを受ける目的は人それぞれだと思います。
通学で習いに行く場合のように、単語や文法など全般的な内容を習いたいという人がいると思います。
また、会話を習いたい人もいると思います。
初級の場合、習熟度にもよりますが、会話力はありません。
そのため、会話力をつけたいという目的でオンラインレッスンを受講をしても大きな効果は望めないです。
他の記事でも書いた通り、話すというアウトプットをするにはベースになるインプットをそれなりの量しなければなりません。
インプットが足りない状態で会話をしようとしてもできることは限られます。
話すことはアウトプットになるわけですが、インプットがなければアウトプットするものがないので当然アウトプットができません。
これは、箱の中に何もなければ何も取り出せないのと同じことです。
いきなりアウトプットしようとせず、まずは十分なインプットをすることが重要です。
先生が話したり説明する時間が長くなる
これは、会話目的のレッスンではない場合はあまり問題がないと思います。
従来の通学のように先生から説明を受けて知識を得ることが目的のレッスンでは、それと同じスタイルになると思います。
問題はやはり会話目的のレッスンの場合です。
上で触れた通り、初級者は会話力はありません。
そうすると、どんなレッスンになるかと言うと、先生が話したり説明する時間が多くなります。
こちらが話せないとなれば、先生も黙ってしまっては場が持ちませんよね・・・
そのため、当然先生が話す時間が多くなってしまうと思います。
もしくは、会話と言いつつも、ほとんど会話ができない状態であればレッスンは発音練習か先生の言っていることを繰り返すことになります。
発音を直してもらうことはそれなりに価値のあることだとは思います。
ですが、先生の言っていることを繰り返すのであればレッスンを受けなくても自分で練習が可能ではないでしょうか?
手持ちの教材に音声教材もついているはずなので、それを聴いて自分で練習することができます。
会話ができていると勘違いしてしまう
これも会話目的の場合に注意した方が良いです。
ここまで書いた通り、初級者の場合話すことは難しいです。
そのため、会話と言っても上で書いた通り先生の言うことを繰り返すようなレッスンになります。
繰り返すだけでも口から韓国語が出てくれば、話せるようになった気になってしまうかも知れません。
ですが、実際は真似をしているだけで、会話ができているわけではありません。
例えば、あいさつとか決まり文句のようなものはそれを言えさえすればひとまず通じますが、会話とは言い難いです。
日本語で言えば、「おはようございます」とか「ありがとうございます」のような決まりきったものです。
ただし、習熟段階によっては、基本のフレーズを応用できるようになると思います。
また、場合によっては簡単なオリジナルの文を作ることができるようにもなれると思います。
単なる真似ではなく、自分の学んだ知識を活かして自分で文を作り出す要素が加わってくると会話と捉えられると思います。
まとめ:会話目的のオンラインレッスンはインプットをしてから
ここまで韓国語初級者がオンラインレッスンを受けるメリットとデメリットについて書きました。
私自身の経験、教える立場になって韓国語教育について学んだ経験からの意見は
会話目的のオンラインレッスンを受けるならインプットをしてからの方が良い
と思います。
もちろん、オンラインレッスンを受ける目的や重視することは人それぞれです。
なので、オンラインレッスンを受けるかどうか決めるのも、どう活かすかもあなた次第です。