あなたはやってない?あなたの韓国語の上達を妨げる意外な落とし穴
안녕하세요.
韓国語学習者は今では日本に限らず世界各国でもたくさんいます。
私が韓国語を始めたのは1999年でもう20年以上も前になるのですが、その頃には今のように韓国語を学ぶ人がこんなに増えるとは想像もつかなかったですね。
20年の間にテクノロジーが進化、韓国語を学ぶ人も増えたことで韓国語を学ぶあなたにとっても昔に比べると格段に勉強がしやすい環境になったと思います。
教材や本、YouTube動画、ブログやSNS、学習アプリ、韓国語スクールやオンラインレッスン、そしてGoogle検索など学ぶために足りないものはないないのではないかというほどに充実しています。
ところが、こんなに充実した学習環境があるにもかかわらず、韓国語に限らず話せるようになっていない人が話せるようになっている人よりもずっと多いのが実情です。
私は今のように学習環境が整っていない時に韓国語を始め、その殆どを独学でやって韓国語を話せるようになりました。
20数年前の地方都市で韓国語を教えてくれるところなどなかったです💦
そんな私が思うに、今のように韓国語学習をするには何の不自由もない環境が逆に韓国語上達を妨げる落とし穴になっていると感じます。
これについては過去にもいくつか事例を挙げていますが、今回は多くの人がやってしまっているのではないかと思うことをひとつだけ挙げます。
わからないことをすぐに調べるのはNG
あなたは韓国語の勉強をしていて何かわからないことがあるとすぐに調べていないでしょうか。
学生時代に、わからないことがあったら調べましょうといった事を学校の先生や親に言われたかも知れません。
そして今は、Google検索、ブログ、インスタなどのSNSでもわからないことはすぐに調べて答えを得ることができますよね。
ですが、このわからないことをすぐに調べるという当たり前にしている何気ない行動が韓国語を学ぶ上ではあまり良くないと私は思います。
確かに、わからないことをそのままにしておくのは良くないです。
わからないことをそのままにしておいても解決しないし、もやもやしてスッキリしないですよね。
だから、わからないことを調べる事自体が悪いということではありません。
問題なのは、すぐに調べるという点です。
調べる前に自分でまず考えて答えを出す
前の項目で、わからないことをすぐに調べるのはあまり良くないということをお伝えしました。
では、どうすれば良いのか?
それは、調べる前に自分の頭を使って考えて答えを出してみるということです。
もちろん、考えてみても全くわからないということもあるでしょう。
そういう場合は仕方がないです。
ですが、そうでない場合は一旦自分でできるところまでやってみるとか、考えてみるとかした上で調べた方が学びになります。
これをしないで、わからないからとすぐに調べて答えを得ても、その場しのぎの答えを知って終わりとなってしまいがちです。
そしてまたわからないことがあったらすぐに調べてはピンポイントで答えだけ得て終わりの繰り返しで学びになりません。
一方で、自分なりにやってみたり考えたりして一旦答えを出してから調べた場合、もし自分の考え方や答えが違っていたとしても、どこが違ったのか?など気づきがあるので成長や次の学びに繋がります。
次回また同じようなことがあった時にその学びを活かすことで次は間違えないでできるといった進歩や上達を感じられます。
数学などもそうですが、答えが大事なのではなくその答えを出す過程が大事だと言ったりしますね。
それと同じことです。
答えを知るだけではなく、その答えにたどり着くまでのやり方や考え方を学べば答えを自分で導き出せるようになります。
以前他の記事でも書いていますが
魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ
魚(答え)ではなく魚の釣り方(考え方ややり方)が大事ということですね。
まとめ:自分で答えを出してから調べる
スマホの普及で必要な情報を手軽に何でもすぐに得られるようになりました。
ですが、この便利さが韓国語の上達を妨げる落とし穴にもなっています。
探せばすぐに答えを得られることで、自分の頭で考えてみる、自分なりの答えを出すということをしなくなっていないでしょうか?
会話や作文など自分から韓国語を発信する場合は特に、自分で考えるということがとても重要です。
その理由は、会話や作文は暗記したものでするものではなく、自分の言葉で表現するものだからです。
韓国語学習をスムーズに進める上で便利なものは使えば良いですが、自分で考えてみることを忘れないでください。