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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

完璧主義が韓国語習得にデメリットになる理由と正しい思考法3つ

안녕하세요!

韓国語の勉強をしているあなたはこんなことを考えていませんか?

 

韓国人みたいに韓国語を話したい!

単語集の単語を全部覚える!

韓国語を話して間違えるのは恥ずかしい・・・

 

こういう事を考えているあなたは完璧主義かも知れません。

 

完璧主義は、いろいろなことに対し高いレベルを目指して努力する姿勢なので素晴らしい姿勢ではあるんです。

ですが、完璧主義は韓国語習得する上でデメリットにもなります。

今回は、完璧主義が韓国語習得にデメリットになる理由と正しい思考法について書きます。

 

 

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完璧主義が韓国語習得にデメリットになる理由

初めに、完璧主義はその姿勢は素晴らしいけれど、韓国語習得にデメリットになると書きました。

ここでは、完璧主義が韓国語習得にデメリットになる理由を挙げます。

 

完璧にするのはハードルが高いから

まず、完璧にするのはハードルが高いです。

例えば、仕事で報告書なり資料を作っているとします。

そうすると大体のところまでは個人差あっても順調に出来上がると思います。

目安としては、ひとまず上司に出せるとか会議で使える、という状態です。

 

ですが、それを完璧な状態に仕上げるってすごく難しくないでしょうか?

やっているうちにどこまでやっても終わらない、満足できないってことになりかねません。

 

韓国語で考えると、例えばTOPIK(韓国語能力試験)の書き取りの勉強をしていたとします。

一旦完成という形にまではできると思いますが、100点を取れる回答を作ろうと思えば全く先が見えないです。

 

 

完璧を目指すのは効率が悪いから

前の項目と関連する話になります。

仕事でも勉強でも大体できている状態にするのはそんなに大変なことではありません。

感覚的には80%くらいの出来です。

ですが、80%から100%に持って行くのは、私の感覚では終わりがないです。

 

そもそもですが、100%ってどんなものなのかはっきり分からない、定義できないことも多いです。

 

例えば、練習問題であれば合っている答えを書けば100%になります。

ところが、上でも書いた書き取り問題などは100%が一体どんな文章なのかハッキリ分かりません。

それなのに、100%を目指そうとしてそこに時間と労力を使うのは効率が悪いです。

 

 

完璧である必要がそもそもないから

世の中を見渡してもそうですが、質が高ければ良いに越したことはないけど、完璧でなくてもよいことがあると思います。

 

例えば、野菜を買うとします。

全くいびつな部分がない完璧に整ったきれいな人参が必要でしょうか?

ひとまず、安心で安全に食べられて見た目もそんなに悪くなければ問題ないと思うんです。

 

韓国語で考えてみます。

例えば、あなたがまだそんなに韓国語をうまく話せない状態だとします。

でも、あなたはマクドナルドに行ってチーズバーガーセットを買いたいとします。

その時のあなたの目的はチーズバーガーセットを買うことです。

であれば、つたない韓国語であっても、多少間違っていてもチーズバーガーセットを買うという目的が果たせれば良いわけです。

 

ここで完璧な韓国語を話せなければならないということはありません。

誤解して欲しくないのは、デタラメのブロークンで良いと言う意味ではないです。

キチンと勉強した上で、それでも実際に使う時に完璧にできないのは全く問題ないということです。

 

 

何もかもすべて大事・必要ということはないから

例えば、私たち日本人が、日本語として存在している単語を全部知る必要があるでしょうか?

当然知る必要はなく、自分が必要な単語や大事だと思うものだけ学んで使っていると思います。

 

韓国語もこれと同じです。

私たちは、外国語として韓国語を学ぶわけですから大事ではないとか必要でない単語は覚えなくても良いです。

ただし、初級レベルはすべての土台になるので基本的にはすべて覚えるものと思ってください。

 

 

完璧を目指さない正しい思考法

ここまで、完璧主義が韓国語習得にデメリットになる理由を書いてきました。

ここからは、完璧を目指さない正しい思考法について書きます。

 

 

80%を目標にする

上でも書いた通り100%を目指すことは終わりが見えずエンドレスになる可能性もあり効率が悪いです。

そこで、ひとまず順調にやっていけば到達できる80%を目指しましょう。

100%のうちの80%であれば、それはもうほとんどできているに近い状態なので大きな問題はありません。

 

 

一回ですべて、間違いなくやろうとしない

これはもう何度も書いていることですが、一回ですべてやろうとしないことです。

そして、一回で間違いなくできるなんてことはまずありません。

単語でも文法でも発音でも一発で完璧に覚えて使えるようになることは神業です。

完璧主義の人の感覚だと、ひとまずこのくらいにしておこうかくらいで大丈夫です。

 

 

目的が果たせていればOKと考える

完璧主義は完璧にすることが目的になってしまっている状態です。

でも、あなたの本来の目的は「韓国語を完璧にすること」でしょうか?

例えば、あなたの目標が「韓国に行って韓国語で話すこと」が目的ならば話せればOKなわけです。

であれば、全く間違えないで話したり完璧な発音で話す必要はありません。

先の項目とかぶりますが、繰り返しながら今の自分を少しずつ成長させればよいことです。

 

 

まとめ:完璧主義はやめましょう!

今回は、完璧主義が韓国語習得にデメリットになる理由と正しい思考法について書いてきました。

完璧主義は韓国語習得においてはデメリットになります。

完璧を目指すのではなく、限られた時間や労力を有効利用し、自分の目的を達成することを優先しましょう。