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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

【間違いやすい韓国語】「~の~」になる「の」の使い方は要注意です!

안녕하세요!

 

韓国語は私たち日本人にとってはかなり分かりやすい、学びやすい言語ではないでしょうか?

 

私が韓国語を勉強を始めたのは20年前ですが、当時オーストラリアで英語を勉強していました。

英語は日本人にとっては難しい言語のひとつなので、その英語に比べて韓国語はなんて分かりやすい言語なんだろう!と思った記憶があります。

 

文法的にとても似ているので語順に迷うこともないですし、置き換えで文ができてしまうものも多いです。

ですが、どれだけ似ていても外国語には変わりはありません。

そのため、すべてを置き換えすると間違ってしまったり、不自然な韓国語になってしまうこともあります。

 

今回は、置き換えすると間違ってしまう「~の~」について書きます。

 

 

 

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「~の~」は必ずしも「~의」ではない

まずは、このふたつの日本語を見てみましょう。

 

1.今日夕食はサムギョプサルです。

2.大企業サムソンは有名な企業です。

 

このふたつはどちらも「~の~」を含む文です。

 

韓国語で「~の」にあたるのは「~의」というふうに初級の早い段階で出て来ると思います。

ちなみに発音は「에」になりますね。

 

初めに触れた通り、日本語と韓国語はとても似ている言語で置き換えでできてしまうことも多いです。

特に助詞は、多くの助詞がほぼ日本語に対応しているため、簡単に感じますよね。

 

そのため、上のふたつの文も「~の」を「~의」で置き換えればできると思うかも知れません。

ですが、「~の~」は必ずしも「~의~」で置き換えられるわけではありません。

 

上のふたつの文を韓国語にしてみます。

 

1.오늘 저녁은 삼겹살이에요.

2.대기업 삼성은 유명한 기업이에요.

 

このように、日本語では同じく「~の」であっても韓国語ではそうではありません。

実際には의」と「인」で使い分けが必要です。

ちなみに의」は一部例外を除き省略ができることが殆どです。

 

例外になるパターンについては別の記事で書きたいと思います。

 

 

의」と「인」の使い分け方

上で挙げたように、「~の~」の場合、日本語を見て文字通りに置き換えようとすると間違えてしまいます。

 

では、このふたつを間違わないで使うためにはどうすれば良いかと言うと、

「AのB」とした時に、「A=B」になるかどうかです。

 

1.今日≠夕食(오늘≠저녁) 

2.大企業=サムソン(대기업=삼성)

 

1は、AとBがイコールにならない⇒「의」

2は、AとBがイコールになる⇒「인」

 

つまり2のパターンは、日本語だと「~である」で意味が取れるということです。

2の例文で考えると「大企業であるサムソン」で意味が取れますよね。

 

 

まとめ:常に置き換えできると考えず意味を考える

今回の例に限らずですが、韓国語を間違えないようにするためには、すぐに置き換えようとせずに意味を考えてみることです。

 

日本語と韓国語は似ていて、置き換えで文ができてしまうことが多いため、置き換えればよいと思いがちですがそうではありません。

 

今回の「~の~」も個々に勉強している時や文で出てくれば間違えないかも知れません。

ですが、自分で実際に使う時になると間違えてしまったり一緒に出て来ると混同しがちです。

 

文字通りの置き換えをせずに、まずは文の意味を考えてみる癖をつけるようにしてみてください。