経験者が語る韓国語スキルを活かして就職したい人へのアドバイス
안녕하세요!
韓国語を勉強し始めて段々できるようになってきた人の中には、韓国語を活かして仕事をしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
英語は既に定番で多くの求人も出ていて、英語を活かして仕事をしている人も多いですね。
韓国語はと言うと、まだまだ求人は多くないものの、私が韓国語を仕事に活かせるレベルになった頃に比べれば増えたと思います。
私自身は、英語と韓国語の両言語のスキルを活かし、日本、韓国、フィリピンで仕事をしてきた経験があります。
今回は、今すぐではなくても韓国語を活かして働いてみたいと少しでも思っている人向けに、韓国語を活かす仕事をする方法や注意点などについて書いていきたいと思います。
- 語学スキルを活かして働くことのメリット
- 語学スキルを活かして働くことのデメリット
- 韓国語を活かして就職するには?
- どうしても韓国語を活かして働きたい場合
- まとめ:語学スキル✖専門スキルで自分の価値を上げる
語学スキルを活かして働くことのメリット
これは韓国語に限った話ではなく、英語でも何語でも同じですが、語学スキルを活かして働くことにはメリットがあります。
まずは、私が実体験を通して感じた語学スキルを活かして働くことのメリットについて書きたいと思います。
語学力が衰えない
せっかく外国語を時間と労力をかけて勉強しても、使わないと段々忘れてしまったり、衰えてしまうということがどうしてもあります。
ですが、語学スキルを活かした仕事であればその言語を毎日使うので、忘れるとか衰えるということがありません。
仕事を通し語学力を伸ばすことができる
仕事で外国語を使うと、自分がしている仕事の業界や担当業務についての専門用語や表現など常に学ぶことが必要になります。
その日々のちょっとした学びが、大きな学びになります。
給与が高くなる
これは、職種や会社、言語により一概には言えない部分もあります。
ですが、外国語を活かした仕事は給与が高くなることが多いです。
なぜかと言うと、外国語ができることはスキルになるので、そこに付加価値がつくからです。
私の例を挙げると、英語を使う仕事をすることによって、段階的に英語を使わない仕事よりも2.5倍くらいまで増えました。
セブに移住してから受けた英語と韓国語の両方を使う通訳の仕事では、日本円で時給5,000円くらい貰うことができました。
語学スキルを活かして働くことのデメリット
次は、語学スキルを活かして働くことのデメリットについて書きます。
常に勉強しないといけない
自分でしている勉強であれば、やる気が出ないとか休みたいと思えば勉強を休むことはできます。
ですが、仕事となれば、「分からないからできません」というわけにはいきません。
自分の実力が足りないのであれば、自分で仕事以外にでも時間を取って勉強をしなければなりません。
求められた仕事はできなければならない
例えば、「自分は話すことが苦手なので電話応対はしません」といったことはできません。
業務内容に電話応対があるのであれば、それが苦手であっても自分で会話ができるようになるようにしてしなければならないですね。
私の例を出すと、韓国にワーホリで行って初めて入った会社で電話営業と取材のアポ取りを任されました。
他に日本人もいるのに、しかも韓国人社員がいるのになんで私が???と思いました。
韓国人がする方が良いに決まってますが、任された仕事なので、イヤともしたくないとも言うことはできませんでした。
対面で話すことに比べ電話応対は難しいので抵抗感がありましたが、任された仕事なのでやった結果、そのおかげで会話力がつきましたね。
非正規雇用の場合は契約解除の可能性がある
これは、語学スキルを活かした仕事に限った話ではないですが、正社員で雇用される場合は、解雇になる可能性は低いですよね。
ですが、派遣社員や契約社員など非正規の場合、会社の求める仕事ができない場合は契約を切られる可能性があります。
語学力が足りないために業務に支障をきたすのであれば、先に書いた通り自分で勉強して業務をこなせるようになる必要があります。
韓国語を活かして就職するには?
ここからは、韓国語を活かして就職する場合に考えるべきことや注意点、就職する方法について書いていきます。
韓国語能力だけでは就職が難しい
初めからちょっと厳しい話ですが、大事なことなので書きます。
韓国語を活かして働きたい場合、韓国語能力が高ければ就職できると思っていないでしょうか?
確かに、求人情報にTOPIK6級が応募条件として書いてあったりしますし、仕事をするためにはそれなりの韓国語能力が要求されます。
ですが、企業は「仕事ができるかどうか」「担当業務の経験があるか」「同業界での経験があるか」といったことを重要視しています。
プロレベルの通訳や翻訳を求めている企業ではない限りは、韓国語能力は業務を一応こなせる程度であれば問題がないわけです。
つまり、仕事がメインであって、韓国語能力は必要ではあってもツールにしか過ぎません。
ただ、職種によっては担当業務自体には特別な経験やスキルが必要なく、韓国語能力さえあればできるものもあります。
事務系の職種は、業務自体の経験がなくても韓国語能力だけで応募が可能な求人があります。
なので、事務職の経験があって韓国語能力がそれなりにある人であれば、派遣求人を当たってみると良いと思います。
また、通訳や翻訳の場合でも、経験は問わないものもあることはあります。
ですが、この場合覚悟しておかないといけないことがあります。
それは、自分にとって応募しやすい求人は、他の人にとっても応募がしやすい求人ということなので競争率は上がります。
韓国のワーホリビザから就職の可能性を見出す
これはあくまでもひとつの方法として挙げられますが、私はワーホリから現地就職した経験はないので可能かは分かりません。
韓国語を活かして就職したい人の中には韓国で就職したい人もいるかも知れませんね。
しかしながら、外国で働くとなればビザが必要になります。
ワーホリビザであれば働くことが認められているビザなので、ひとまずワーホリビザで韓国に行って、バイトから現地就職の可能性を見出すことも可能かも知れません。
この場合は、現地に行ったらすぐに仕事ができる程度の韓国語能力はつけておくことをおすすめします。
行ってから韓国語を勉強し始めたのでは、韓国語をできるようになって働こうと思う頃にはビザが切れてしまいます。
ただ、日本人観光客の対応といった仕事であれば日本語だけでも働けるとは思います。
ですが、個人的には日本人で日本語が分かるからということだけでできる仕事は長い目で見るとおススメしません。
これは、今回のコロナの例を見ても分かるように観光関係の仕事は、観光客に依存しているので、コロナや日韓関係の悪化などでダイレクトに打撃を受けるからです。
いずれにせよ、韓国就職については、経験のある人から情報を得ると参考になると思います。
競争相手の少ないところに行く
韓国語を活かす仕事もやはり、希望者が多いところでは就職が難しいです。
ですが、需要に対し供給が足りていないところに行けば当然楽に決まります。
日本国内であれば、都市部はどうしても人が集中していてその中で自分が選ばれることは難しいです。
ですが、地方に行けば確実とは言えませんが、競争率が下がる可能性はあります。
あとは、海外就職することもひとつの手です。
海外と言っても韓国ではありません。
東南アジアでは韓国語を活かす求人があります。
実際私の住むフィリピンやマレーシア、ベトナムなどでは韓国企業が進出しているため韓国語スキルを求める仕事が年々増えて来ています。
私は最終的に選ばなかったのですが、私のところにも韓国語を活かす仕事の紹介が何件も来ました。
しかも、社宅あり(タワマン)、車と運転手付き、航空券支給など好待遇です。
これらの国で働く為には基本的には英語力が必要になります。
そう言うと、「英語なんてムリ!」と思う人もいるかも知れません。
ですが、私たちは中学高校と英語を勉強しベースはできているので、本気でやればひとまず仕事で使えるレベルには半年~1年程度でなることは可能です。
韓国語をイチからやるのとは事情が違います。
実際、セブでの前の勤務先の同僚たちは、私のように英語を専攻していた人達ではほぼないですが、仕事はできていました。
ただ、週1回ネイティブと楽しいレッスンというゆるい勉強では無理です。
結果にコミットして本気でやる必要があります。
英語講師をしていた私が見ておススメできるのは、下記のような結果を出すことを重視したスクールです。
下記ふたつは私も実際に行って話を聞いてきたのですが、しっかりしたスクールです。
英語は言うまでもなく、できて損することはないです。
それどころか、英語もスキルとして使えるようになるのでメリットしかないです。
英語ができるようになることで、同時に韓国語を活かせる選択肢も見えてくるのであれば、やる価値がないでしょうか?
どうしても韓国語を活かして働きたい場合
どうしても韓国語を活かして働きたい!という人もいるかも知れませんね。
その場合、どうすれば良いのか?について書きます。
結論から言うと、韓国語が求められている仕事のスキルや経験をまず積むことです。
上で書いた通り、韓国語能力だけで就職することは難しいです。
仮に、通訳や翻訳といった韓国語のプロを目指すにしても、通訳や翻訳するものについての経験や知識がないと韓国語能力だけではなかなかできません。
また、求人ありきで就職が決まる為、スキルや経験を身につけても必ずしも求人があるとは限りません。
どうしても韓国語を活かして働きたい場合、確実なのは需要のある仕事に自分のスキルや経験を合わせることです。
就職はお見合いと同じで、自分のスキルや経験と企業が求めるスキルや経験がマッチングしなければ成立しませんよね?
なので、今の自分ですぐに韓国語を活かしての就職が難しいのであれば、計画を立てて進めてみてください。
まずは求人サイトなどで、韓国語を活かせる仕事はどういう業界で、どういう職種で、どういう経験が求められているのかリサーチしてみます。
その中で、自分が興味のあるものや、今既に持っている経験やスキルを活かしたり応用できそうなものがないか考えてみてください。
それが見つかったら、一旦韓国語を活かすことは脇に置いて、その仕事でスキルを身につけ経験を積み、そこに韓国語スキルをプラスして転職すれば確実です。
もし、見つからなかった場合、でもどうしても韓国語を活かして就職したいのであれば、私が個人的におススメするのはプログラミングです。
これは、小学校でもプログラミングが必修化されている、プログラマ不足といった世の中の流れからも需要がある事が分かりますよね。
私の韓国人の友達がフリーのプログラマですが、需要に対して供給が足りないので引く手あまたの状態です。
仕事をしっかりとしながらも、コロナ前は3カ月に一度くらいの頻度でセブに遊びに来ていました。
こちらで投資用の不動産購入を検討している話もしているあたり、30代前半ですが良い稼ぎをしているみたいです(*´艸`*)
また、私の前の勤務先がITコンサルティング企業だったのですが、そこで働いている人がフリーのプログラマで年収1,200万です!
友だち曰く、プログラミングは頑張ってやれば簡単な仕事をできるようになれるくらいまでは半年くらいで大丈夫だと言っていました。
韓国語を半年やってもお金を稼げるレベルになることは困難です。
それに対し、プログラミングは半年でも学んだことを活かして、しかも高単価で仕事を受注できます。
ですが、何も分からないものを一人でコツコツと勉強するのは楽ではないですよね・・・
それは、多くの人が韓国語学習で既に実感していることだと思います。
そのため、やはりきちんと成果を出していて、分かる人から正しい勉強法を習ったりサポートを受けるのが間違いないです(これ、韓国語も一緒ですよ~💦)
実は私もプログラミングを勉強したことがあるんです。
やる前は変な固定観念でムリ~!って思ったんですが、思い込みなだけでした。
なので、まずはどんなものなのかな~と体験だけしてみるといいと思います。
韓国語を活かす求人を見ると、最近はゲーム業界が多い傾向にあるようです。
プログラミングのスキルを身につけて韓国語と掛け合わせれば、需要があるので当然就職がしやすくなります。
特に今20代の人など今後まだまだ長く働いて行く人には、語学と専門スキルの掛け合わせでキャリアを考えることを強くおすすめします。
日本で働いてももちろん良いのですが、プログラミングならどこの国でも需要があるので、語学スキルがあればどこででも働けるし、より好条件で働けます。
さらに、海外に出れば私たちが当たり前に話せる日本語もスキルになるので、自動的にスキルがひとつ増えることになり、これも付加価値になります。
どちらかひとつならたくさんいるんですが、両方となると一気に減るので、それだけあなたの価値が上がってより有利に働くことができるようになります。
まとめ:語学スキル✖専門スキルで自分の価値を上げる
ここまで、韓国語を活かして働くメリットとデメリット、働く方法について書いてきました。
私の個人的経験からも、語学スキルを武器に働くことは本当におススメします。
同じ仕事をしていても、それを日本語でするか外国語でするかで、支払ってもらえるお金が全然変わるんです。
もちろん、お金さえ増えれば良いということではないです。
ですが、せっかく時間とお金を投資して得たスキルであれば、それを活かして投資した以上のリターンがある方が良くないでしょうか?
確かに、スキルの習得は楽ではないです。
それは韓国語習得でも同じですよね。
ですが、大変な思いをしたり、長い時間、お金を投資した分だけの見返りは必ずあります。
ぜひ、韓国語など語学スキルと専門スキルを活かして働く選択肢も考えてみてください。
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