必死で勉強しても話せない状態から英語・韓国語で通訳ができるまでになった私が変えたたったひとつのこと
안녕하세요!
他の記事でも何度も書いていますが、英語でも韓国語でも何語でも
勉強しているのにいつまで経っても話せるようになっていない・・・
どうしたら話せるようになるのか分からない・・・
こういった、話せるようになりたいのになれないお悩みが本当に多いです。
日本人の学習者には本当に多いです。
私自身、今でこそ英語と韓国語の能力を武器にしているわけですが、かつての私もそんな状態でした。
では、そんな私が今英語と韓国語を習得し話せるようになったのはなぜなのか?
過去の記事では具体的な方法をいくつか書いていますが、今回は根本的なことを書きたいと思います。
この話をする上で私の経歴と英語習得を外すことはできないため、そこについても自己紹介を兼ねて今回初めて書きます。
英語・韓国語を習得した現在と経歴
私は元々英語が専門で、高校卒業後に短大の英文科に進学しました。
その後、社会人になって35歳で高校英語科の教員免許取得のために通信制大学の英文学科に編入しました。
23歳でオーストラリア、31歳で韓国に渡りそれぞれワーホリと留学で滞在し、英語と韓国語を活かし仕事をしました。
日本国内では外資系企業、日本企業、大学などで英語や韓国語が必要とされる業務を17年ほどしました。
韓国語講師として働きながら5年かけて大学を卒業後、40歳で長年の夢であった海外就職を果たしフィリピンのセブに移住しました。
セブでは、多国籍企業で世界最大級の経営コンサルティングファームに入社し、英語を活かし勤務しました。
その後、日本人投資家の個人秘書兼通訳・翻訳(英語・韓国語)に転職。
2019年、延世大学校韓国語教員養成課程で、唯一の日本人として韓国人と共に韓国語教育について学びました。
現在はフリーで仕事をしています。
同時に、韓国語を勉強しているのに話せるようになっていないお悩みを持つ方が話せるようになる韓国語コーチング講座の開講準備をしています。
と、こんな経歴を話すと、また、今読んで下さったあなたは私が何の苦労もなく英語や韓国語を習得したと思われるかも知れません。
ですが、実際は全くそんなことはなく、誰よりも挫折と屈辱を味わったんです・・・
正直、思い出したくもないほど私にとってはツラい過去なんですがお話しします💦
英語で人生最大の挫折と屈辱を味わう
実は私は、高校は職業科だったのですが、英語だけは普通科の勉強も教科書を買って自分でしていました。
なので、普通科と混じっても学内で20位以内、塾でも普通科の学生と勉強し、受験前は普通科で英語を勉強していました。
短大は、自分の実力ではまず入れない学校を第一志望に設定しひたすら勉強しました。
当時の担任からは「普通科でも落ちてるから死んでも入れないわよ」と言われました(←ヒドい)
実際、合格率20%から始まり猛勉強をした結果、80%になったので受験し合格しました。
短大入学後もとにかく勉強漬けの2年でした。
元々自分が入れるはずのない学校に入ったので当然ですね💦
その後、既に書いた通り社会人を経て、23歳でオーストラリアにワーホリで渡りました。
そこで私は人生最大の挫折と屈辱を味わったんです・・・
現地に行ってまずは英語学校に入りました。
クラス分けの結果、私が入ったのは初級のすぐ上、初中級でした。
6レベルのうちの3という感じです。
日本人や外国人のクラスメイト達は私のように英語を大学で専攻した人達ではないです。
高卒の人もいました。
そして、そんなクラスメイト達は私よりもずっと英語を話せました。
人より2年も、しかも死に物狂いで勉強したのに、英語を勉強していない人よりも話せない・・・
これが現実でした。
確かに、あいさつとか決まったフレーズしか話せない、というレベルではなかったです。
ですが、自分の中では短大まで行ってあれほど勉強したんだから、ある程度は話せるだろうという自信があったわけです。
でも実際は全く違いました。
そして思いました。
一体自分は今まで何をしてきたのか?
なんでこんなにも話せないのか?
オーストラリアに行ったばかりの私にはあまりにも大きな挫折と屈辱でした。
どん底から這い上がる!そのきっかけは?
自分の英語はまったく使い物にならない現実を突きつけられた私は悩みました・・・
そして、毎日考えました。
なんで話せないのか?
どうすれば話せるのか?
何が必要なのか?
自問自答の日々です・・・
そんなある日、私は気づきを得ました。
それは、
そもそも自分が話せるようになる思考をしてない
ということに気付いたんです。
この気づきが、私がどん底から這い上がるきっかけになりました。
自分の勉強に対するマインドセットがそもそもズレていたわけです。
マインドセットとは、固定観念、価値観、思い込み、信念などです。
私は、すぐにここを変えることをしました。
それまで当たり前だと思っていたことを疑ってみて反対のことをしました
言い方を変えると
今まで執着していた自分の考え方、勉強法を手放しました
例えば・・・
書かないと覚えない➡書かなくても覚える
たくさん覚えることが大事➡必要なものだけ覚える
間違えないために勉強する➡間違えながら学ぶ
うまくできるようになるまで話さない➡話さなければうまくはならない
あれもこれも大事➡大事なことは少ない
これらのことです。
他にもたくさんあります。
マインドセットを変えれば、その後の選択、行動、結果もそれに合わせて変わります。
「コーヒー」を飲みたいから「紅茶」を飲みたいに変えれば、紅茶を選び、紅茶を淹れるとか買うという行動をし、結果として紅茶を入手して飲めるのと同じことです。
マインドセットを変えてからは、状況は一変しました。
学校では1カ月後には上のクラスに上がりました。
そして、最終的にはもうひとつ上のクラス(上級)まで上がりました。
2か月後くらいには、自分から話したい気持ちが強くなり、学校の友だちや店員さん、ローカルの人にも自分から声を掛けて話すようになりました。
6カ月後には、ワーホリ仲間の間では英語力がないと採用されないと有名なバイトに飛び込みで面接に行って即時採用されました。
その後は、上で触れた経歴の通りです。
もし、この時の悩みや気づきがなければ今の私はなかったですね。
そのまま大して話せるようにもならずに帰国して、英語を生かすキャリアを選ぶこともできなければ、韓国語を習得することもできなかったです。
英語の失敗を活かし韓国語も習得
英語でどん底を味わった私は、韓国語では二度と同じ失敗、そしてムダな時間や労力をかけた勉強はしたくないと思いました。
英語での失敗経験、そしてそこから這い上がった経験を基に韓国語の勉強を始めました。
今から21年も前で、その当時は今のように韓国語学習者は多くありませんでした。
そのため、教材が少ない、習えるところもない、YouTubeなど学べるコンテンツもなかったです。
今に比べると学習環境は圧倒的に良くなかったです。
ですが、ひたすら進むべき道を淡々と進んでいきました。
英語であれ韓国語であれ、話せるようになるために必要な本質は同じです。
むしろ、言語に関係なく共通して大事なことこそが言語習得に絶対に欠かせないことです。
韓国語を始めてどのくらいで話せるようになったかははっきり分かりません。
恐らく2年くらいで韓国に行って生活しても大体のことは済ませられるくらいになったと思います。
韓国にワーホリで行った時には、3週間だけ学校に通った後、すぐに翻訳の仕事を始めました。
そこの会社では、韓国人もいる中でなぜか私が電話でセールスや取材のアポ取りもしていました💦
その後も、韓国のエンタメ系の会社、貿易会社で日、英、韓を活かして仕事をして帰国しました。
そして、帰国後は韓国語講師として韓国語を教えるチャンスを得て、中学生からシニアまで幅広い方々に5年間、韓国語をお教えしました。
また、試験目的の勉強はしていませんでしたが、結果的にはTOPIK6級に合格し、韓国人とも学べるくらいの韓国語能力を身に付けることができました。
まとめ:マインドセットが超重要
ここまで、私の恥ずかしい過去も含めた経歴を書きながら、私が勉強しても話せなかった状態から英語・韓国語で通訳ができるまでになったきっかけを書きました。
既に触れた通り、話せない状態から話せるようになったのはたったひとつの気づきでした。
それまでやってきたことでは全く成果が出ないということを目の前に突きつけられ身を以て実感しました。
その経験から、逆にそれまでのできない思考に執着せずすんなり手放せたのだと思います。
マインドセットは韓国語習得に限った話ではなく、目標達成をするために必要な最も根底になる部分です。
私はここが全くズレていたために、その後にある選択、行動、結果も全てズレていたので英語は全く話せなかったわけです。
ですが、韓国語では初めからここをしっかりと持って勉強したからこそ、悩むことなく時間や労力もムダにせず習得ができました。
私がこれまでインスタやこのブログで主にマインドセットについて書いているのは、私自身がこのような失敗、挫折、屈辱を味わい、いかにマインドセットが大事なのか分かっているからです。
なかなか思っている成果が出ない時、外的な事を変えても結果はたぶん変わりません。
例えば、テキストや習いに行っているスクールを変える、他のやり方を探す、などです。
これについても、私自身も英語で経験済みです。
なぜかと言うと、マインドセットがそのままだからです。
逆に言うと、ここを変えればあとはオセロの石の色がパタパタと変わって行くように現実も変わって行きます。
今もしうまくいかないと悩んでいるのであれば、まずは自問自答してみてください。
解決策は外ではなくあなたの中にある可能性が高いです。
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