話せるようになりたいあなたの韓国語学習、ムダに忙しくなっちゃってないですか?
안녕하세요!
韓国語に限らず英語でも何語でも話せるようになることは、そんなすぐに簡単にはできるようにならないものです。
とは言え、初級から韓国語を話せるようになる方法はあるし、ムダに時間や労力をかけずに話せるようになることも可能です。
ただ、それには2つのことをやらないと難しいですね・・・
私は第一外国語の英語でこれをしなかったことでムダな回り道をし、自分の英語が全く使い物にならない現実を突きつけられ、どん底まで落ち人生最大の挫折と屈辱を味わいました。
詳しい話は私の自己紹介も兼ねた以下の記事で書いています。
では、その2つのこととは何なのか?
私と同じような目に遭いたくない人はぜひ最後までこの記事を読んでください。
「選択」して「集中」して勉強する
結論から言うと、やることを「選択」して「集中」して勉強するということです。
自分の目的を達成するために必要なことだけ勉強して、それ以外はひとまず全部切ると言うことです。
つまり、あれこれやらない!ことです。
なぜ「選択」と「集中」が必要なのか?
その理由は以下の通りです。
あれこれ学ぶ時間がないから
韓国語を勉強している多くの人は、社会人の方だと思います。
であれば、学生時代に勉強が本分だった時とは違い、忙しい生活の中で限られた貴重な時間を捻出して勉強していると思います。
人により違うと思いますが、仕事をしていて仕事のある日であればせいぜい2時間程度ではないでしょうか?
それよりも短い時間の人もいると思いますが、いずれにせよ、私たちが韓国語の勉強に使える時間は一日の時間でどれだけでもないです。
そうなると、目的達成に必要なもの以外、あれこれ勉強する時間はないです。
そのため、限られた時間の中で自分の目的を達成するためには、必然的にやる事を絞り込んで選択する必要があります。
本当に必要な勉強で成果を出すため
最優先でやらなければならないことだけに集中して勉強すれば、そこにすべての時間と労力を注ぎ込めるので、やり方を間違えなければ効果が上がります。
あれも大事、これも大事といろいろなことに手を出してしまうと、本来集中してやらなければならないことをしっかりと勉強できません。
そして、結局のところ、同時進行してやっている他のことも中途半端になってしまい、すべてが半端になって得るものがないということになりかねません。
自分の目的に必要のない勉強はする必要がないから
ひとつ身近な例を挙げます。
例えば、就職して経理担当になった人が営業、販売、マーケティングなど他の業務を全部覚える必要があるでしょうか?
恐らくその必要はなく、経理業務を覚えてできるようになれば良いと思います。
自分が担当する業務だけに集中して、しっかりできるようになることを考えますよね。
ちょっと想像してみてください。
経理担当なのに営業、販売、マーケティングも全部一度に覚えてくださいと言われてできますか?
そんなに一度にできません!って思わないですか?
韓国語学習も同じことが言えます。
会話ができるようになりたいという目的で勉強する場合、試験勉強はしなくていいです。
会話は実用目的ですが、試験は必ずしもそうではありません。
試験は実用的かどうかに重きを置いているわけではなく、どれだけ知識があるかを問われるので、実用性が大事な会話とは方向性が違います。
そのため、会話では必要がない単語や文法、慣用句なども覚えなければなりません。
もちろん、試験の勉強がムダになるということではありません。
試験の為にした勉強が間接的に会話にも役立つということはあります。
なぜかと言うと、知識がなければ話すことはできないからです。
ですが、試験勉強や試験に合格すること自体が会話力向上に直接的に繋がるわけではないです。
そういう意味で、会話目的の場合は必要がないということです。
もし、話せるようになることが目的なのであれば、話せるようになるための勉強と練習に集中する方が良いです。
あれこれやると負荷が掛かって挫折しやすいから
韓国語の勉強を始めたばかりの初級段階では、そもそも勉強に慣れておらず挫折しやすいです。
そういった段階であれこれと同時進行ですると、負荷が掛かるし勉強も複雑になります。
そうなると勉強が面倒になりモチベーションが下がったりもします。
初級段階で最優先すべきは、勉強を継続して習慣化することです。
ここができないことには韓国語の習得は絶対にできないからです。
そのため、必要以上に負荷をかけるような勉強はしないことです。
「選択」をどうやってするか?
まずは、韓国語を勉強する目的をハッキリさせることです。
話せるようになりたい場合でも、より具体的にしてください。
なぜかと言うと、「話す」と言ってもどういうシチュエーションで、誰に、どういうことを話すのかなどによって何をどこまで勉強してできるようになれば良いかは変わってくるからです。
既に触れた通り、私たちは韓国語の勉強に充てられる時間は限られています。
そのため、その時間内で自分の目指す会話力をつけたいのであれば、一旦は必要なことだけをできるようになることを目標に設定した方が良いです。
つまり、会話をしたいという場合でも、さらに目的を絞り込み必要なものを選択し、そこにまず集中するということです。
例:旅行会話ができるようになりたい
旅行会話をできるようになりたいということであれば、ひとまずそれができるようになるために必要なことだけ勉強します。
総合書に沿って基本の単語や文法を学び、ある程度知識を得た時点で、旅行で良く使う単語や表現を覚えて、発音練習したり聞いて分かるようにします。
旅行会話は会話の中では比較的難易度が低く、ある程度決まったフレーズを応用することで話すことができます。
例えば、レストランで注文したい場合であれば、
~(을/를) 주세요. ~(を)ください
~아/어 주세요. ~してください
この表現を良く使います。
この基本の型に色々な単語を入れて、パターン練習をすれば料理の注文やお願いができるようになります。
例えば、
(ビビンパ、冷麺、お皿、もうひとつ・・・)をください
(お会計して、持って来て、拭いて・・・)ください
そして、この表現はレストランに限らず、買い物をする時にもアレンジして使うことができます。
後は、レストランやお店に行って店員さんに聞かれるようなことも聞いて分かれば旅行会話はできます。
このような例は総合書の会話例に出ているはずです。
その会話例を基にしていろいろなパターンで練習を繰り返せば、段々慣れて来てひとまず必要なことだけは話せるようになります。
あとは、単語も自分が使うであろうものを、テキストに載っていなくても調べて覚えておくと良いですね。
ひとつ単語を出したら、そこに関連付けてどんどん単語を出していってみてください。
更に、その単語を使う表現をまず日本語で考えてみて、韓国語で言えるように練習しておきます。
例:服を買う
試着ー試着できますか? 試着しても良いですか?
サイズーこれより大きい/小さいサイズはありますか? サイズは何ですか?
色ー黒、白、赤などよくある色 他の色はありますか? これで黒はありますか?
柄ーよくある柄の言い方
色違いー色違いはありますか?
丈ー丈の長いものはありますか?
素材ーよくある素材 素材は何ですか?
在庫ーもう1枚欲しいですが、在庫がありますか? 在庫切れ
交換ー交換したいんですが 交換できますか? これと交換してください
返品ー返品したいんですが 返品できますか?
値引きー値引きしてもらえませんか? これは値引きした価格ですか?
これらのものは会話集などにも出ていますが、必ずしも自分が使いたい表現がすべてあるわけではないです。
であれば、自分が使う表現を自分でまず考えて、それを韓国語にする方が確実に自分が必要な表現を学ぶことができます。
そして、これをすることで単語と文法の復習をしながら作文の練習、発音練習もできます。
単文が出来たら、ひとり二役でシュミレーション練習を繰り返しすれば、実践で使える会話力はつきます。
例:レストラン
店員:뭘 드릴까요?(何になさいますか)
自分:김치찌개하고 김밥 하나씩 주세요.(キムチチゲと海苔巻きをひとつずつ下さい)
例:お店
店員:뭐 찾으시는 게 있으세요?(何かお探しのものがありますか)
自分:이거 하나 더 사고 싶은데요. 하나 밖에 없어요?
(これをもうひとつ買いたいですが。ひとつしかないですか)
この程度の会話であれば、初級レベルでも練習さえしっかりして慣れれば十分にできます。
会話は難しいことを話さなければならないわけではありません。
上の例のように簡単なことで会話はできます。
練習してできるようになっているかどうかだけです。
まとめ:ピンポイントで集中して勉強する
勉強と言うと、学校でやったようにあれこれとたくさん覚えないといけない、やらないといけないと無意識に思ってしまっていないでしょうか?
一度に複数のことをやったり、目的達成に必要なこと以上のことをしようとすると、本当に必要なことに時間と労力をかけることができなくなります。
そのため、やることをできるだけ増やさないために「選択」して「集中」して勉強してみてください。
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