韓国語を習いに行っているのに話せるようにならない・・・なんで?
안녕하세요.
韓国語の勉強をしているあなたは独学でしょうか?
それともスクールに通うとかオンラインレッスンを受けているでしょうか?
韓国語を始め語学習得は独学だと難しいと感じる人も少なくなく、習っている人も結構いるのではないかと思います。
そして、習っている目的の中のひとつに韓国語を話せるようになりたいという希望がある人も多いと思います。
ですが、習っている人にひとつ質問です。
あなたは韓国語を習いに行って話せるようになりましたか?
話せるの状態の解釈は人により違うのでひとつに固定はできません。
ですが、多くの人が想像する話せる状態や希望として良く耳にする言葉は「日常会話くらいは話せるようになりたい」というものです。
あなたはその状態に既になっていますか?
以前に私の本、韓国語を話せるようになるための活用練習マニュアルをご購入頂いた方からDMでこんなメッセージを頂きました。
この方は韓国語を話せるようになりたいという希望を持って韓国語教室に通ったけどダメだったとのことです。
この方だけではなく、話せるようになりたいと思って習いに行っているにもかかわらず話せるようになっておらず悩んでいる人は一定数いるのではないかと思います。
今回の記事では、韓国語を習いに行っているのに話せるようにならないのはなんでなのか?と解決策について書いていきます。
- 韓国語を習うことは習得の手段のひとつでしかない
- 話せるようになれるかは練習をしているかどうか
- スクール側の目的は知識の提供
- 話せるようになるにはどうすれば良いのか?
- まとめ:話せるようになれるかは自分次第
韓国語を習うことは習得の手段のひとつでしかない
まず、一番最初に習っているのに話せるようにならず悩んでいるあなたにお伝えしたいことがこれです。
習うことは韓国語習得をする手段のひとつでしかなく、それで話せるようになるわけではないということです。
これは以前に留学でも、留学は韓国語習得のひとつの手段でしかない、と書いたのですが、それと同じですね。
留学した人が必ずしも韓国語を話せるようになるわけではないのと同じで、習いさえすれば話せるようになるわけではないです。
話せるようになれるかは練習をしているかどうか
これについては過去の記事で何度も書いていますが、結局はこれなんです。
大事なので何度も繰り返しお伝えしますが、知識習得だけして分かっても話せるようにはなりません。
これはこの記事を読んで下さっているあなたも学校英語で既に経験しているはずです。
中高と6年という長い時間を掛けて多くの単語を覚え、文法も難しいことを勉強したと思います。
ですが、どれだけ英語を話せるようになったでしょうか?
私は更に短大まで行って英文科で英語を文字通り毎日朝から晩まで勉強しました。
ですが、オーストラリアに行って、初級レベルを使いこなして話すこともままならない状態でした。
短大まで行って人より多くの単語を覚え、難しい文法知識を得てもそんな状態なんです。
話せるようになりたいあなたの勉強がムダな勉強にならないために、ここを今一度、理解して欲しいです。
話せるようになるためにすべきことは、あなたが学んで知っている知識を使えるようになるまで練習を繰り返しできるようになることです。
スクール側の目的は知識の提供
多くのスクールや教室、またはオンラインレッスンの目的は、教材に載っていることを説明する知識の提供です。
つまり、受講によりあなたが話せるようになることをあなたに約束しているわけではないです。
話せるようになるために必要なベースとなる単語や文法について説明はしますが、話せるようになれるかどうかはあなた次第ですよということです。
つまり、レッスンを提供する側の目的とあなたの習う目的がマッチしていないということです。
もちろん、会話習得コースなど会話習得を目的としたコースもあるでしょう。
ですが、会話目的であったとしても、レッスンの時間だけ話しただけではなかなか話せるようにはなりません。
ただ、オンラインレッスンで毎日習慣化して話しているなら可能性はありますが、従来のレッスンのように週に1回だけ、話すのはその時だけという具合では難しいです。
あなたが従来通りの教材の内容を先生が説明してくれるスタイルのレッスンを受けているなら、知識習得が目的です。
そのため、そのレッスンを受けただけでは話せるようになることは難しいです。
話せるようになるにはどうすれば良いのか?
ここからは、話せるようになるにはどうすれば良いのか?について挙げます。
復習と練習は自分でしっかりやる
スクールやレッスンの時だけ勉強するでは、既に挙げた通り話せるようになることはできません。
その理由は、圧倒的に勉強と練習時間が足りないからです。
既に書きましたが、話せるようになるために必要なことはあなたが学んで知っている知識を使えるようになるまで練習を繰り返しできるようになることです。
そして、ここの部分と言うのは時間も手間もそれなりにかかります。
どのくらいの時間がかかるのかは個人差があるので一概には言えません。
先日、インスタのストーリーでも挙げましたが、私の場合、40代半ばの今の状態で新しい言語を始めて練習は平均で80回、多い時は100~120回で70%くらいできる状態になっています。
どの程度の練習量が必要になるかの基準値の把握は、自分でやってみるしかありません。
ただ、ひとつだけ言えるのは、やっているその時だけでできるようにならないことと、数回程度でできるようにならないのは普通です。
ちょっとやってできないと思う必要はありません。
それは単に練習量が足りないだけだと思って、できるまで何度でもやってください。
できるようになるためには練習を習慣化して身に付くまで繰り返す必要があります。
くどいようですが、知識量の問題ではないので、単語や文法を勉強して知識を増やしてできないをカバーしようとしても意味がありません。
知識習得ではなくフィードバック目的でレッスンを受ける
先に触れた通り、現状のスクールの目的は受講生への知識の提供です。
ここの部分を独学でするのが難しいのであれば、知識目的で受講すれば良いと思います。
ですが、教材を使って単語を覚えるとか文法を理解することを自力でできるのであれば、知識習得は何も習ってする必要はなく自分ですれば良いと思います。
ただ、勉強をしているとどうしても分からないことや自力では解決が難しいことがあります。
例えば、会話の元にもなる文を作ることはできたとしても、それを自分で添削することはできないです。
そのため、こういった自力では難しい部分についてフィードバックをもらう目的でレッスンを受けることは有効な方法です。
自分でできることは自分でやって、そうでない部分については人の力を借りる、という方法は効率的かつ効果的な学びになります。
話せるようになるための考え方や勉強法(練習法)を学ぶ
韓国語習得など語学習得に限らず、スキルの習得は何でもそうだと思いますが、目的に合った正しい考え方や勉強法(練習法)が必要です。
韓国語を話せるようになるためには、ただ覚えるとか練習するという方法ではだめで、やはり目的にあった正しい考え方を土台にした勉強法(練習法)が必要です。
これがないまま勉強や練習をすると、ムダな時間、手間、お金がかかり、ムダな勉強をすることになり、骨折り損のくたびれ儲け状態になり、最悪目的が達成できないことになります。
魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ
これは、「人に魚を与えると一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。
このことわざですが、韓国語の会話習得に当てはめればこういうことです。
どのテキストが良いのか、使えるフレーズを覚えると言った目先の解決策を求めるのではなく、話すことができるようになる本質的な考え方や方法を学べば、それを使って自分で話せるようになれるということです。
私が英語と韓国語を仕事で使えるレベルで習得でき、中国語を始めどの言語でもやるかやらないかだけの問題だと思えるようになったのは、魚の釣り方を身に付けたからです。
そのコアとなる考え方や方法は出版した2冊の本の中でお伝えしています。
この話せるようになるための考え方や勉強法(練習法)は、あなたがなりたいと思う理想の未来像を既に実現している人から学んで下さい。
まとめ:話せるようになれるかは自分次第
ここまで韓国語を習いに行っているのに話せるようにならないのはなんでなのか?と解決策について書いてきました。
結論を言うと、習いに行けば話せるようになるわけではなく、話せるようになれるかどうかは自分次第ということです。
いつも同じ話になりますが、話せるようになるためには知識量ではなく知っていることをできるようになる練習量が必要です。
そして、話せるようになるために必要な勉強法(練習法)を学び、それを知って終わりではなく自分で実践し習慣化することです。
私が準備中の講座では、私が英語と韓国語を習得し、現在もタイ語習得で実践中、ハングルも分からなかった60代、K-POP好きの50代の人などが会話を楽しめるようになった考え方と方法をすべてお伝えします。
初級が学習済で理解している人が対象の講座で、教育コンサルタントである私がサポートしながら
話せない思考のクセを話せる思考に変え
単語暗記や文法学習は一切不要
単語力に依存せずに話せる方法を体得し
ひとりでする会話の練習を習慣化し
4か月で自分の韓国語をフル活用し話せるようになる
知識習得ではなく結果にコミットした講座です。
韓国語を話せない現状を本気で何とかしたい、話せるようになると覚悟を決めて真剣に取り組める方を対象にご提供したいと思っています。