【よくある質問】韓国語は習った方が良いのか?
안녕하세요.
韓国語は今では多くのスクールやオンラインで学ぶことができますね。
韓国語をこれから始めようと思っている人であれば独学でやろうか習った方が良いのか迷っているかも知れません。
または、今は独学でしているけど独学はやっぱり難しいと感じて習うことを検討しているかも知れませんね。
今回の記事では、韓国語は習った方が良いのか?について一部私の個人的経験と見解も含め書いていきたいと思います。
習った方が良いかは人による
まず結論ですが、習った方が良いかは人によります。
また、どんなレベルで学習の目的が何なのかにもよります。
そのため、一概に習った方が良いとは言えませんね。
習った方が良い人はこんな人
韓国語を習いにいこうかどうか迷っている人もいると思いますので、以下で習った方がよいと思われる人がどんな人なのかについて挙げます。
続けるのが苦手
韓国語学習ではいかに勉強を継続できるかが習得のカギになります。
独学の場合、続けるのが苦手な人だと勉強が続けられないということもあります。
その場合は習うことで、例えば毎週1回レッスンを受けるといったある程度の強制力のある環境に身を置くことで独学よりも勉強が続けられやすくなります。
一緒に学ぶ勉強仲間が欲しい
独学の場合だとひとりで勉強することになるため、自分自身でマインド面のコントロールができないとモチベーションが下がってしまうこともあります。
そういった傾向があったり、一緒に学ぶ人がいた方が自分のやる気が出る、という人も習う方が良いかも知れません。
今は、オンラインで習う場合でも学習者同士で交流できる機会があるものもあると思うので、そういったレッスンを探してみると良いですね。
外国語の勉強に苦手意識がある
学生時代に英語の勉強をしたと思いますが、英語があまりできなかったことで外国語の勉強に対し苦手意識がある人もいるかも知れません。
そういった人も独学よりも習う方が良いと思います。
独学で勉強する場合、分からないことが出てきても自己解決しなければならないわけですが、それができないとまた苦手意識が出てきてしまいます。
学習内容をかみ砕いて説明して欲しい
韓国語を学ぶための教材やコンテンツは数多く出ていますが、それらを使ったり見たりしてもなかなか理解ができない人も習う方が良いと思います。
特に、韓国語を初めて勉強する場合、まずハングルを覚える時点で挫折してしまう人が一定数います。
使うテキストによっては説明が難しくて理解がなかなかできないということもあるかも知れません。
説明が上手な先生であれば、自分で教材を使って勉強しても理解ができないことが理解できるということもあると思います。
独学で挫折した経験がある
上で触れた通りですが、韓国語習得するために絶対に必要な条件が継続することです。
独学で勉強をしてはみたものの何かしらの理由で挫折してしまった人も習う方が良いかも知れません。
もちろん、まずは挫折してしまった原因は何なのかを把握する必要があります。
ですが、一度挫折してしまった経験があるのであれば、改善策が見つからない限りはまた独学で始めても挫折する可能性が高いです。
独学では難しい内容を勉強したい
学習目的や学ぶ内容によってはどうしても独学が難しいことがあります。
例えば作文であれば書くことができてもそれを自分で添削することは難しいです。
また、ある程度会話ができる人がさらに表現力を磨きたいとか特定の目的に特化した会話力をつけたい場合も独学だと難しいです。
例えば、私の場合は日常的に良く使う韓国語はほとんど独学で身に付けましたが、ビジネス韓国語については韓国に行ってマンツーマンレッスンを受けて学びました。
あとはTOPIKの書き取りも特訓をネイティブ講師から受けました。
韓国語を習う場合の注意点
韓国語を習おうか検討した上で習うことに決めた場合、韓国語習得ができるようになるために注意して欲しいことについて挙げていきます。
自宅学習も習慣化する
韓国語を習う場合通常のレッスンであれば週に1回で月4回というパターンが多いのではないかと思います。
ここでまず注意して欲しいことが、習っている時だけの勉強では韓国語習得はできないということです。
既に触れた通り、韓国語習得のカギは継続して勉強を習慣化することです。
そのため、週に1回レッスンの時だけ勉強して、次のレッスンまで何も勉強しないではどれだけ長く習っても恐らく大きな成果は出ません。
レッスンを受けるだけではできるようにはならない
これは、レッスンを受ける場合にとても多い誤解のひとつだと思います。
通常のレッスン、言い換えるとテキストの内容を先生が説明してくれる知識習得が目的のレッスンの場合、そのレッスンを受けるだけではできるようにはなりません。
いつもお話ししている通りですが、知識を学んで「知っている・分かる」と「できる」は違います。
レッスンで習ったことを自分で練習したり実践することをしなければ、知識が増えるだけで終わってしまいます。
会話レッスンは実践の場として使う
オンラインレッスンで会話目的のレッスンを受けたい場合ですが、レッスンは練習の場ではなく実践の場と捉えてください。
つまり、レッスン以外の時間で自分でしっかり練習をしておき、ある程度できるようになった状態で先生のレッスンを受けてフィードバックをもらい改善していくということです。
これは他の習い事で考えてみると良く分かると思います。
例えば、ピアノであれば自分で練習を何度もして、ある程度弾ける状態になって先生のレッスンを受けないと意味がないですよね?
レッスン以外で全く練習せず、先生の前で弾くことだけで弾けるようになろうと思ったらどれだけの時間がかかるか分からないです。
英会話でもあるあるですが、レッスンを練習の場にしてしまうとどれだけ習い続けてもなかなか話せるようにはなりません。
週に1回、1時間のレッスンを受けるとすれば、月に4時間ですが、実際にレッスンで1時間の間一人で話し続けるということはないはずです。
私自身も英会話を習いに行ったことがありますが、グループレッスンだと仮に自分がある程度話せても他の人も話すので、5分話せるか話せないか程度だったりします。
そうなると、実質話している時間は1カ月で1時間にもならないということも普通にあります。
何年も習い続けているのに一向に話せるようになっていないという人は英会話でも多いのですが、レッスンを練習の場にしてしまっていることが原因です。
まとめ:習う場合でも自宅学習の習慣化が必要
ここまで書いてきた通り、韓国語を習った方が良いのかは人により違います。
そのため、自分にとって習う方が良いと判断した場合は習えば良いのですが、その場合でも自宅学習の習慣化は必要です。
韓国語の勉強そのものが目的ではなく、できるようになることが目的であるならば、レッスンの時だけ勉強するという考えではなく、レッスンは自分の学習の一部であると捉えてください。