yuikorean

韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語をアラフォーからでも話せるようになるには?

안녕하세요.

 

韓国語は「冬のソナタ」から始まった韓流、そしてK-POPの流れで多くの人に学ばれていると思います。

 

気が付けば結構前になりますが、ヨン様は少し上の世代の人たちから絶大な支持を受けているといったこともその当時テレビでやっていたのを覚えています。

 

ヨン様ファンに限らずですが、韓国語の勉強をしている人の中にはアラフォー以上の人も結構いるのではないかと思います。

 

私もアラフォーですが、この年になるとやはり20代の頃と比べると記憶力が落ちてきたなどいわゆる老化を感じるのは否めません。

 

私と同じ世代から上の人であれば、私と同じように若い頃のように覚えることができないと感じたり、話せないのは年のせいなのかな・・・などと考えてしまっているかも知れません。

 

ですが、韓国語に限らず外国語を話せるようになることに年齢は関係ありません。

 

とは言え、ある程度の年齢になってから話せるようになりたい場合は、それを可能にする考え方を持って勉強に取り組む必要があると個人的な経験から感じています。

 

それらの話を含め、今回は韓国語をアラフォーからでも話せるようになるには?ということについて書いていきます。

 

便宜上アラフォーからとしていますが、それより下の世代の人でも参考になることがあると思うので参考にしてみてください。

 

f:id:yuikorean:20210924175851j:plain

 

 

 

誰でも言語を話せる能力を持っている

そもそもの話ですが、私たちは誰でも言語を話せる能力を持っています。

日本語で考えてみてください。

 

日本に生まれている人は何かしらの障害がある場合を除いて、誰でも日本語を話すことができるようになっているはずです。

 

ある人は能力があるから日本語を話せるけど、別の人は能力がないから話せるようにならなかったということはないはずです。

 

そのため、私たちは言語を話せるようになる能力を誰でも持っているのでしっかりと学べばある程度は話せるようになります。

 

 

アラフォーからでも話せるようになるために必要な考え方

既に触れた通り、私たちは言語を誰でも話せるようになる能力を持っています。

ただ、外国語の場合、母語の日本語と違い学ばなければ話せるようにはならないです。

 

そして、アラフォーなどある程度の年齢から始めて話せるようになりたい場合、若い頃に始める場合とは違った考え方が必要になると私は思っています。

 

ここからは、アラフォーなどある程度の年齢からでも話せるようになるために必要な考え方について私がシニア世代に指導してきた経験、自分自身の経験から挙げます。

 

必要以上のことを求めすぎない

私もそうですが、アラフォーなどある程度の年齢から新しい言語を学び始める場合、若い頃と違って長い時間を掛けて学ぶことができません。

 

若い頃に始める場合とそうでない場合で決定的に違うのは残りの時間です。

 

20代で始めたら20年やっても40代ですが、40代で始めた場合20年やったら60代です。

もちろん生涯学習として一生やり続けるのであればそれはそれです。

 

ですが、話せるようになってその先にある自分のやりたいことをできるようになりたいのであれば、最短最速で話せるようになる方が良くないでしょうか。

 

もしそうであれば、必要以上のことを求めすぎないことです。

 

自分が韓国語を話せるようになってやりたいことに必要な韓国語に絞ってそこをできるようになることだけに集中してやれば短い期間で目標達成ができます。

 

つまり、必要以上の「欲しい」の部分までを求めてやらないことです。

 

具体的には、

 

韓国人のようなきれいな発音、イントネーション

間違いのない正確な韓国語

韓国人っぽい韓国語表現

慣用句や擬音語・擬態語・ことわざなどを使ったこなれた表現

 

こういったものはひとまず切り捨てて、必要最低限の韓国語を話せるようになることに集中すれば思いのほか早く話せるようになります。

 

これらをできるようになりたいのであれば、まずは必要なことでしっかりと話せるようになった次の段階でやってください。

 

韓国語自体を勉強の目的にしない

これは先の項目の最後の部分とも重なる話です。

 

結論を言うと、韓国語自体をうまくなろうとすることにフォーカスするのではなく、自分が韓国語を使ってやりたい事をできるようになることにフォーカスするということです。

 

ここで少し考えて欲しいことがあります。

それは、何のために韓国語を勉強しているのか?ということです。

恐らく多くの場合は韓国語を使って何かしたいことがあるはずです。

 

例えば、

 

ドラマを字幕なしで理解できるようになりたい

韓国人と韓国語で話したい

推しの言っていることを韓国語で理解したい

 

他にもあると思いますが、要は韓国人のように韓国語を話せるようになることが本来の学習目的ではないはずです。

 

あくまで韓国語は自分のしたいことをできるようになるための道具の位置づけのはずです。

 

もちろん、韓国語をうまくなりたいという気持ちを持つことが悪いわけではないですが、そこに執着しすぎると本来の学習目的がすり替わってしまいます。

 

そして、韓国人と同レベルで話せるようになることは、ある程度の年齢になってから学習を始める場合、現実的に考えて厳しいです。

 

韓国語は日本語と似てるとは言ってもやはり外国語です。

韓国人が使いこなしている韓国語レベルとなるとプロの通訳よりも更に上のレベルということになるのでどれだけ難易度が高いかは分かると思います。

 

私は英語と韓国語の勉強を始めて、英語は30年以上、韓国語も20年以上になります。

 

発音はネイティブからも上手だと言ってもらえたり、韓国語だと話していても私が日本人だと気付かない人もいます。

ですが、だからと言ってネイティブと同じではないです。

 

そして、ひとつも間違わずに完璧に話せるようにもなっていません。

 

ですが、英語も韓国語も仕事で使ったり、ネイティブを含め英語や韓国語を話す人とは問題なくコミュニケーションが取れます。

 

韓国語を最短最速で話せるようになりたい場合、韓国語で自分のしたいことができるようになれば良いという考え方でやれば実現できます。

 

 

急いで結果を出そうとしない

若い頃と違い残りの時間があまり長くない世代になってくると、なるべく早く結果を出したいと思うことはないでしょうか。

 

ですが、急いで結果を出そうとせずに腰を据えて自分のペースで学習を進めてください。

 

先に触れた通り、韓国語自体を勉強目的にせず自分ができるようになりたいことにフォーカスすればやる事は狭まります。

 

そうなれば、数多くのことを学ぶことはひとまずしなくて良いので、焦らずじっくり学んでもやるべきことに振り回されずに勉強することができます。

 

韓国語を始め外国語は広く浅い知識があることよりも狭くても良いのでひとつひとつをしっかりとできるようになる方がずっと使える語学力になります。

 

急がず焦らず自分に必要なことに集中し、目的に合った勉強と練習を継続して習慣化できれば必ず話せるようになります。

 

 

まとめ:まずは必要なことだけに集中する

韓国語を話せるようになることに年齢は関係ありません。

アラフォーなどある程度の年齢になってから始めても話せるようになることはできます。

 

ですが、若い頃と違ってたくさんのことを幅広く時間を掛けて学ぶことができないのは残念ながら事実です。

 

韓国語自体のレベルを上げていくにはどうしてもある程度の時間が必要になります。

 

そのため、韓国語自体をうまくなることにフォーカスするのではなく、自分が韓国語でしたいことをできるようになるために必要な韓国語を習得することにフォーカスして勉強してください。