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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語習得に成功するための条件6つ

안녕하세요.

 

韓国語習得に限らず、仕事やスポーツ、またダイエットなどでもそれに成功して自分が求める理想の状態になりたいと思って誰でも取り組みますよね。

 

ですが、すごく頑張って勉強したり練習したりしてもなかなか自分が理想としている状態になれない人がいる一方で、そんなにツラい思いをせずとも成功している人もいます。

 

私自身、英語は死ぬほどやっても一向に話せるようにならないという苦い経験がありました。

また、仕事やダイエットも頑張っているのに全くうまくいかなかったこともありました。

 

ですが、どん底の状態から英語を習得し日本国内で複数回の転職に成功。

 

海外転職も、転職が難しい、既にリストラ対象と言われるアラフォーで世界最大規模の外資系総合コンサルティング企業に転職成功。

 

それに伴い20代から夢見ていた海外移住も実現。

 

これで安泰かと思いきや、その後に引き抜きされた転職先では、コロナの煽りを受けて業務委託契約解除になり無職しかも報酬は未払い💦

 

かなりピンチな状態になりましたが、今はフリーのコンサルタントとして雇われることなく、好きな場所で好きな時間に働けるライフスタイルを手にすることができました。

 

また英語習得の失敗を活かし韓国語も習得できました。

 

ちょっと韓国語習得から話が逸れましたが、どんなジャンルであれ自分の理想の状態になるには条件があるということを私自身がこれまでの人生経験から学びました。

 

これは当然、韓国語を含め外国語習得にも当てはまる話で、その条件を満たしていたからこそ英語と韓国語を習得できたんだと思います。

 

今回は、私の実体験、また多くの成功者から聞いたことも含め韓国語習得に成功するための条件6つについて書いていきます。

 

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内発的動機で韓国語学習をしている

私たちが何かを始めようと思う時には何かしら動機があると思います。

 

私であれば韓国語を始めようと思った動機は、オーストラリアで周りに韓国人の友達や知り合いがいたので、彼らと韓国語で話したいと思ったことでした。

 

この動機ですが、成功するためには内発的動機であることが必要です。

 

内発的動機とは、自分の中から湧いてくる好奇心や探求心、興味関心が元になっているやる気や動機のことです。

 

内発的動機の逆が外発的動機です。

外発的動機とは、自分が何か行動を起こそうとする動機が外的な刺激であることです。

 

外発的動機を韓国語習得で考えると、

 

「みんなやっているからやろう」

「〇〇(人)が良いって言っていたからやろう」

やらないことにより不利益があるからやる(例:やらないと試験で不合格になる)

することで何かを得られるからやる(例:褒められる、ご褒美的な物事)

 

といった動機です。

 

外発的動機からの学習でも成果が出ないわけではないのですが、内発的動機のように自分の意志で決めて始めていないため、どうしても学習の動機としては弱いです。

 

また、不利益の回避や利益を得ることが動機である場合、これらがなくなるとモチベーションが下がります。

 

 

はっきりとした目標設定

これは言うまでもないですが、自分がどこを目指しているのか分からない状態では成果は出ませんね。

 

例えるならば、目的地を決めないで旅行に出かけていつまでもどこにも辿り着かないようなものです。

 

目標を決めるからこそ、何が必要で何をすべきか、逆に何が不要で何をする必要がないのかも見えてきます。

 

何となくやっている勉強ほどムダな勉強はありません。

まずは、自分がどうなりたいのかをしっかり決めて始める必要があります。

 

 

知識習得と実践

これはこれまでの記事でも何度もお伝えしていますね。

学校教育のような何でもとにかくたくさん覚えるスタイルの知識偏重の勉強だと、知識が増えるだけの知識習得が目的の勉強になってしまいます。

 

先の項目で目標設定について書きましたが、この目標が韓国語を使えるようになることならば実践をする必要が必ずあります。

 

これは先日の記事で、演繹的アプローチと帰納的アプローチについて書きましたが、これも知識習得と実践ということです。

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今回の記事の冒頭で私が英語を必死に勉強しても話せるようにならなかったと書きましたが、その理由のひとつがやはり知識偏重の勉強しかしていなかったからです。

 

学校教育で植え付けられた価値観のまま、勉強=暗記・覚えること、たくさん覚えれば話せるようになると信じ込んで必死に勉強した結果が全く話せるようになっていないという現実だったんです。

 

この話はもう何度も繰り返しお伝えしていますが、なぜ繰り返すかと言うと、この記事を読んで下さっているあなたに私と同じ苦い経験をして欲しくないからです。

 

私は英語で、どれだけムダな時間と労力、そしてお金を掛けて必要のない勉強をしたか分からないです。

 

そして、実践をすることで、PDCAを回すことができるので学習効果が高くなります。

計画➡行動➡チェック➡改善のサイクルを回していけば、何をすれば良いのか分からないとかムダな勉強はなくなります。

 

 

成長実感

韓国語を習得するには勉強を継続できなければなりません。

長い時間を掛けて勉強を継続する原動力になるのが成長実感です。

 

自分がしている勉強によって、自分が少しずつでも成長していると感じられれば勉強を続けることが苦にならなくなり、楽しくもなります。

 

逆に、ただただ暗記するとか学ぶだけだと作業のようになってしまい、段々やる気が下がったり継続が難しくなってくると思います。

 

ただ、今できないことをできるようになるスキル習得の場合、すぐに感じられる大きな成長がありません。

 

そのため、大きな成長や直ぐに結果が出ることを期待するのではなく、日々の微々たる成長でも前進していると感じることが大事ですね。

 

 

自責思考を持つ

これもまた韓国語習得に限った話ではなく、ビジネスなどでも良く言われている成功に必要なマインドセットです。

何かしらで成果を上げている人は口を揃えて言っていますね。

 

自責思考とは、自分がやった行動に対する結果は自分に責任があるとする考え方です。

 

私たちは何かをやって自分が望む結果が出た時、例えば受験に合格した場合は自分が一生懸命に努力して頑張ったから合格できたんだ、という風に当たり前に考えることが多いと思います。

 

ですが、逆の場合はどうでしょうか?

私の知り合いで韓国語を勉強している人がいますが、こんな人がいました。

 

TOPIKを受験して、自分が望む結果が出ないたびに「試験会場が寒くて試験に集中できなかった」「横の人が貧乏ゆすりをしていて気が散って集中できなかった」みたいなことをSNSで投稿していました。

 

これが自責思考の反対の他責思考です。

うまくいかなかったのは他人のせいとか自分以外の何かに原因があるとする考え方です。

 

上の例は、確かに集中できない理由であったかも知れません。

ですが、事前に対策を取るとか試験官に申し出るとかすれば改善できた可能性があります。

 

このような、いわゆる言い訳は他責思考から出るものです。

 

ちなみに、自責という文字は自分を責めると書きますが、そうではなく、うまくいかなかった原因は自分にあるのではないか?改善点が自分自身の中にあるのではないか?と反省することです。

 

自責思考だと、自分自身の中に改善点を探し、そこを改善するので自己成長ができます。

一方で、他責思考だと自分は悪くないと考えているため、自分が変わろうとすることはなく自己成長することはありません。

 

上の例は分かりやすい例を挙げましたが、普段の勉強においても良くても悪くても目の前に現れている結果は自分の思考をもとに取った行動の結果であると素直に受け止めたいものです。

 

 

学習目的に合った勉強法と教材を選定する

韓国語と言っても何もかもすべてを完璧に習得することは現実的に考えて不可能です。

受験勉強並みの時間を取って、かつそれを何年もできるなら話は別ですが、多くの人はそんな時間と労力をかけて勉強することはできないはずです。

 

目標設定でまず学習目的の大枠を決めて、さらにできるだけ範囲を狭め、それに合った勉強法と教材を選んですることが必要です。

 

勉強する内容にしろ教材にしろ、あれもこれもと色々なものに手を出すと学習効率が悪いです。

 

できるだけ狭めればそこに時間も労力も集中して投下できるので、成果が出るのも早いです。

 

ひとつ目標達成したら、また次の目標を同じように狭めて設定し、それもできるだけ早く成果を出すという風に勉強を進めれば気づいた時にはかなりな成果が出ているはずです。

 

私自身は、テキスト1冊だけ使って勉強していました。

単語集ですら使ったことがないです(厳密に言うと別の目的で1冊のみ使用)。

また、生徒さんに対しても同じです。

 

中級くらいからは、メインのテキストでは足りない(メインがしっかりできるようになっていることが大前提)、強化したい部分を補うために別のものも使いました。

 

ですが、メインのテキスト以外に1冊程度です。

似たようなテキストを何冊も同時進行でやることは一切していません。

 

これも英語習得での失敗を活かした勉強法です。

 

特に会話においては広く浅い知識より、狭く深い知識をしっかりと使いこなせるようになっていることが必要です。

 

 

まとめ:成功するにはやはりマインドセットが正しいことが大前提

ここまで韓国語習得に成功するための条件6つについて書いてきました。

 

今回の記事を書きながらこれまでの自分がうまく行かなかった出来事を振り返ると、やはりマインドセットの問題だったんだなと思います。

 

英語の時もマインドセットを変えた意外に何もやりませんでしたが、マインドセットを変えただけで目の前の状況が激変しました。

 

世の中でも「できるかできないかは気持ちの問題だ」みたいにいうことがありますが、まさにそれです。

 

自分がこれからやろうとしていることに対しどういう気持ちや姿勢で取り組むのか?

 

ここが成功できるかできないかの大きなポイントになってくると思います。

 

今回の内容は私自身の経験、周りの成功者から聞いた話、「できない」を「できる」にすることを専門に教えているコンサルタントから教えて貰った話です。

 

あなたの韓国語習得の参考になれば幸いです。