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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

英語と韓国語の習得に成功した私の外国語習得の思考術①

안녕하세요.

 

韓国語に限らず英語など外国語習得に成功するために必要なことやものは色々あります。

 

勉強を進める上で教材は必要ですよね。

また、自分の目的に合った勉強法や練習法ももちろん必要です。

 

韓国語の勉強をしているあなたは、オススメの教材や勉強法などを探しているかも知れませんね。

 

ですが、それらの中で最も重要なものが、それらの教材や勉強法などを上手く活用するベースとなる思考(マインドセット)です。

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これは、あなたが韓国語学習を、

 

どういう考え方や価値観を持ってやっているのか?

何を信じてやっているのか?

 

といったことです。

 

思考(マインドセット)が韓国語習得に成功するものであれば、それに伴った成功する行動をし結果が出ます。

 

外国語習得に成功している人は私の周りには多くいます。

その中にはひとつの言語だけではなく、複数言語を習得している人もいます。

 

それらの人たちを見て、また私自身の経験からも、外国語習得に成功している人は成功できる思考(マインドセット)を持っています。

 

韓国語のみならず英語でも残念ながら習得できていない人の方ができている人よりも圧倒的に多いのが実情です。

 

そのため、私も含め習得に成功している人は全体として見れば少数派なわけですが、思考(マインドセット)は大多数の学習者の方のものとは恐らく違います。

 

そのため、あなたがもし大多数の学習者の思考(マインドセット)を持っているなら、受け入れがたい、理解ができない、常識を覆す思考(マインドセット)かも知れません。

 

ですが、すべてのベースとなるのが思考(マインドセット)であるため、まずはここを成功できるものに変えていく必要があります。

 

今回は英語と韓国語の習得に成功した私の外国語習得の思考術①について書きます。

 

 

 

覚えようとしないで覚えた状態にする

韓国語習得では、単語を暗記するとか文法を学んで覚えるといった知識を得て、それを記憶に残すとことは欠かすことができないですよね。

 

この単語や文法を覚えることをあなたは一生懸命に覚えなきゃ!と気合や根性など気持ち的なもので覚えようとしていないでしょうか。

 

かつての私もそうでしたので良く分かります。

 

ですが、覚えようと思ってもなかなか覚えられなくないでしょうか?

私は学生の頃は覚えられたんですが、年を取るに連れて覚えられなくなりました。

 

そこで、覚えようとしないことにしました。

これは、「覚えなくて良いと思っている」という意味ではなく、気が付いたら覚えている状態になるようにしました。

 

私たちは日常生活の中で、覚えようと意識しなくても頻繁に目にしたり、耳にしたりしていると知らないうちに記憶に残っているということがありますよね。

 

例えば、学生時代に進学やクラス替えで周りの友達の名前を全然知らなかったのに、毎日顔を合わせているうちに自然に覚えていたということはあなたも経験があるはずです。

 

あとは、流行りの歌などもテレビ、お店、街中でよく耳にするうちに覚えようとしたわけではないのにメロディーや歌詞を覚えていたということはないでしょうか。

 

韓国語の勉強でも単語や文法を覚えることは本質的にはこれと同じだと思うんですね。

気合とか根性で覚えようとするのではなく、単純に接触回数を増やせば少しずつ記憶に刻まれて行って気が付くと覚えています。

 

記憶力や学習能力の問題ではなく、この繰り返すという単純なことを根気よくできるかどうかです。

 

今のように何でもすぐに簡単に手に入る、スピードを求める生活を送っていると、韓国語などスキル習得でも「すぐに覚えられる」とか「すぐにうまくなる」方法みたいなテクニック的なものを探していないでしょうか?

 

ですが、スキル習得はすぐにはできないです。

 

ここもやはり思考(マインドセット)の話になりますが、すぐに成果を求める人は語学習得はできないです。

 

私の場合、今取り組んでいるタイ語では単語学習だけでも1週間~10日程度それのみやります。

その代わり、一回一回は覚えようと特に意識はしません。

 

発音を聞いて確認、自分で発音、綴りを書く、また発音を聞いて自分で発音といった具合に単語学習だけにフォーカスしてそれを1週間~10日繰り返します。

特に発音は1セット3回~5回します。

 

それをずっと繰り返していくと徐々に覚えた状態になる単語が増えてくるので、続けるうちに覚えていない単語の数は減って来ます。

 

もちろん、すべてを完璧に覚えた状態になれないこともありますが、そこは復習で補います。

 

記憶に残すには、感情の動きを伴うか接触回数を増やすしかありません。

感情の動きを伴って記憶に残る例としてトラウマがあります。

トラウマは強い心理的な衝撃を受けて、その出来事が忘れられなくなるものですね。

 

ですが、単語を覚える場合で考えたら、単語を覚える時に単語ひとつひとつに対しトラウマのように激しい衝撃を受けるとか嬉しい、悲しいなど感情の動きを伴うことはできないです。

 

であれば、接触回数を増やすしかないです。

 

 

覚えられていないものは意図的に使う

接触回数を増やすことで覚えた状態になるものは多いですが、なかなかそうならないものもあります。

 

そういう場合は、これも結局は接触回数を増やす方法のひとつではあるのですが、意図的に使うようにします。

 

単語と文法は別々で学ぶのではなく結び付けて学ぶ方が効果が高いということは別の記事でも書いていますが、ここで意図的に使います。

 

学んだ文法で簡単な文を作る時に、覚えられていない単語を何度も使って文を作ります。

 

例えば먹다がなかなか覚えた状態にならないのであれば、

 

김밥을 먹어요.

김치를 먹어요.

라면을 먹어요.

삼계탕을 먹어요.

 

このように먹어요を使う文をいくつも作って意図的に接触する回数を増やします。

この時に文法(活用)も一緒に勉強するのであれば、먹어요を自分が学んで知っている活用形に変えて文を作ります。

 

김밥을 먹어요.

김치를 먹었어요.

라면을 먹고 싶어요.

삼계탕을 먹어 본 적이 있어요?

 

活用する言語である韓国語は、原形の먹다だけをひたすら覚えても意味がないので、上記のように活用と組み合わせながら実用的な練習をすることで覚えた状態にする方が学習効果も高いです。

 

これらを声に出して何度も読む練習をすれば、会話の練習をしながら覚えた状態にすることもできます。

 

 

まとめ:気合や根性で覚えず接触回数を増やして覚えた状態にする

語学習得では、覚えることを避けて通ることはできないですが、なかなか覚えられないということは程度の差はあれ誰でもあるのではないでしょうか。

 

すぐに覚えられる方法や簡単に覚えられる方法のような情報もあるかも知れませんが、そういった方法を使っても実際はそんなに簡単には覚えられないものです。

 

今の世の中では「すぐ」を求めがちです。

ですが、人間が何かのスキル習得をする場合そんなすぐにはできません。

 

単語や文法を覚えることも時間と手間はある程度かかりますが、何度も繰り返せば少しずつ覚えた状態になります。

 

気合や根性ですぐに覚えようとせずに、気長にコツコツと何度も繰り返して、気が付いたら覚えていた状態になる方が私個人はストレスがないし覚えられています。

 

覚えた状態になるにはそれなりに時間と手間がかかると思っていれば、すぐに覚えられなくても、自分は記憶力が悪いと落ち込むとか覚えられないと自己嫌悪に陥ることもありません。

 

ここもやはり韓国語習得に対する思考(マインドセット)をどう持つかで、その先の韓国語学習に対する自分の気持ちや行動が全く違ったものになり、それに伴った結果も違ったものになります。

 

無駄な勉強に時間や手間を掛ける必要はありませんが、必要なことには手間と時間を惜しまず取り組むことが大事です。