韓国語習得に成功するためにやめるべき思考(1)
안녕하세요.
先日の記事でも書いた通り、韓国語に限らず何かしら目標を達成したり、できないことをできるようになるにはマインドセットが超重要です。
韓国語学習でも、目の前で起きていることを自分がどう捉えて、どう行動していくかでその先の結果は変わります。
また、悩んでいることがそもそも悩むことではないと気付くこともあるので、その後の勉強に向かう気持ちにも大きな影響を及ぼします。
今回は、韓国語習得に成功するためにやめるべき思考(1)について書いていきます。
- 100%理解できないと気が済まない(曖昧がイヤ)
- やっているその時だけで理解しようとする
- 初めからうまくなることを目標にする
- 「~ない」にばかり目を向けて勉強する
- まとめ:うまく行かない思考パターンを変える
100%理解できないと気が済まない(曖昧がイヤ)
勉強をしていると、腑に落ちない、納得できないと感じることがないでしょうか。
何かハッキリしなくて曖昧な感じですね。
ですが、その腑に落ちないとか納得できないということが受け入れられない、イヤだという考え方をしてしまうとなかなか勉強が先に進みません。
全く分からないという状態だとさすがにまずいですし、その状態で先に進んでもまた理解ができず勉強が全く進みません。
ですが、何かちょっと腑に落ちないとか納得できない、というものはそのままで大丈夫です。
勉強を進めて行き、自分の理解力が上がってきたり経験値を上げると、前には腑に落ちなかったとか納得いかなかったことが分かるようになります。
あ、そういうことだったのか!!!
みたいな感じでスッキリします。
なので、腑に落ちないとか納得いかないことが出てきたら、
何か良く分からないけどひとまずそういうことなのね
くらいな感じでOKです。
やっているその時だけで理解しようとする
これは先に挙げた項目と少し似ているのですが、何かしら勉強をしているその時だけで理解しようとか、できるようになろうとか、覚えようとしないことです。
例えば、単語暗記、発音、似ている文法の違いなど、やっているその時だけでその勉強内容を理解して完了させることは大抵の場合できないです。
単語が覚えられないとか発音がうまくできない、といったお悩みを多くの学習者の方から聞きますが、それって当たり前のことで悩む必要がそもそもないんです。
私たちは韓国人ではないし、できるのであればそもそも勉強するとか練習などする必要がないですよね。
そのため、やっているその時にできないだけで、自分はできない、覚えられないと決めつけるとかできるようになるのか不安になる、心配をする必要はありません。
単語を覚えるに関して言えば、私は1週間くらい毎日同じ単語を見て、刷り込むようにして、「覚える」のではなく「気がついたら覚えていた状態」にします。
そして、他の記事で書きましたが、「できない」から「できる」になるのはハードルが高いんです。
だから、そこは腰を据えて辛抱強く練習を重ねて、少しずつできるようになっていくしかないんです。
やっていればそのうちできるようになる(覚えられる、理解できる)でしょ
こういう感じでOKです。
初めからうまくなることを目標にする
今回の記事の内容はお互いに関連していますが、これも先の項目と関連しています。
何かしら新しく始める時に初めから期待値(設定値)を上げ過ぎると挫折します。
つまり、できない状態なのにうまくなることを目標にすることです。
初めから韓国人のような発音を目標にして、それがなかなかできないと落ち込んでしまう、みたいな考え方は明らかに設定値を上げ過ぎです。
もちろん、なるべくうまくなりたいという気持ちは誰しもあるものですし、高い志を持ってやる気持ちは大事です。
ですが、上で触れた通り現実は私たちが期待しているように右肩上がりに成果は出ないんです。
日々の成長は本当に微々たるもので、いきなり大きな成果を感じられるのは、ある分岐点を過ぎた後です。
まずは着実に、できないからできるになることを目標に一歩ずつ進んでいきましょう。
「~ない」にばかり目を向けて勉強する
これはどういうことかと言うと次のような思考です。
単語を覚えられない
まだ~ができない
まだ~しか知らない
まだ~までしか終わってない
このような「~ない」にフォーカスしている思考です。
もちろん「~ない」という思考から、そこを補っていこうとすることで新しいことを学び成長していけるということはあります。
ですが、常に「~ない」という思考をすることの最大のデメリットは、既に「ある」ことに気付かないことです。
韓国語を勉強しているのに話せるようにならないと悩んでいる、そしてもっと覚えなきゃとか勉強しなきゃと思っている人であれば、今既にある単語力や文法知識で本当に話せないですか?
初級を既に学習済なのであれば、正しい練習を継続することで十分に話せるということに気づいているでしょうか?
「ある前提」と「ない前提」ではまったく違います。
「ない前提」の思考はどこまで行っても「ない、ない」「もっと、もっと」となり、キリがなくいつまでも準備をし続ける状態です。
単語学習はその典型で、どこまででもやろうと思えばできますが、自分で絞らなければどれだけやっても終わりのないエンドレスな勉強です。
一方で「ある前提」の思考は、もう既に準備はできている、持っているという考え方なのでそれを活かす方に向かいます。
自分が既に持っているものを活かす「ある前提」であなたの韓国語学習を捉えてみて下さい。
まとめ:うまく行かない思考パターンを変える
ここまで、韓国語習得に成功するためにやめるべき思考について書いてきました。
繰り返しになりますが、思考は私たちのその先の行動や結果に大きな影響を及ぼします。
この思考が韓国語習得に望ましいものであれば、その次の行動も正しい行動を取っていき、それに合わせて成果も出ます。
今回挙げた思考パターンに心当たりのある人はぜひ考え方を変えてください。
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