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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語の勉強法を真似る・参考にする時の注意点5つ

안녕하세요.

 

今ではブログやYouTubeなど様々な媒体で韓国語の単語や文法を学べるコンテンツがあったり、情報を得ることができるようになりました。

 

そして、勉強法についても情報が出回っています。

独学で勉強している人は特にですが、そういった勉強法について知りたいとか探しているという人もそれなりにいるのではないかと思います。

 

そのような勉強法を真似るとか参考にすることは一概に悪いとは言えないのですが、個人的にはあまりしない方が良いと思います。

 

ですが、どうしても真似したいのであればポイントを押さえてしてください。

 

今回は、韓国語の勉強法を真似る・参考にする時の注意点5つについて書いていきます。

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自分の現状(問題点)をまず把握する

韓国語の勉強法を真似るとか参考にするために探すということは、今自分がしている勉強法で思うような成果が出ていないとか何かしら悩みがあるのだと思います。

 

人の勉強法を真似たり参考にするために探し始める前に、まずは自分の現状(問題点)を把握するようにしてください。

 

これをしないで、何となく勉強法を探しても自分に合っていない勉強法を真似したり参考にしてしまう可能性があります。

 

韓国語に限らず仕事やダイエットなどでもそうだと思いますが、まずは現状把握から始めて課題を設定し、その課題をクリアするための方法を探すという順序で事を進めます。

 

なので、ここを飛ばしてしまうと最適な勉強法を見つけることはできません。

 

 

自分の目指すところで成果を出している人を真似る

自分の現状(問題点)を把握すると、その問題点の逆の状態が自分の目指すところだと思います。

 

例えば、勉強しているのに話せないのであれば、話せるようになることが自分の目指すところ、なりたい自分だと思います。

 

それを把握して、自分の目指すところで成果を出している人を真似るようにしてください。

 

言い換えると、今あなたと同じように勉強をしている人を真似ないということです。

その理由は、あなたが真似たり参考にしようとしている勉強法をしている人も、その方法はまだ成果の出る方法か分からず手探りで試している段階だからです。

 

また、いくら良いと言われている勉強法であっても、あなたの目指すところとは違うところで成果を出した方法では成果が出ない、もしくは成果が出るのに遠回りになります。

 

例えば、会話ができるようになりたいのであれば会話ができるのに最適な方法でやるのが最短最速です。

 

会話ができるようになりたいのに試験に合格する勉強法を真似しても、間接的には役立つことはあるとは思いますが、最短最速の方法ではありません。

 

ちなみにこれは教材選びにも言えることです。

特に単語集ですが、試験で必要な単語は会話では必ずしも必要がないです。

 

 

真似る人を決めたら完全コピーする

真似る人を決めたらその人の勉強法を完全コピーしてください。

 

あなたが真似しようとしている勉強法を実践して成果を上げた人は、一連の勉強法をすべてやったから成果が出ているわけです。

 

つまり、単語暗記だけ真似るとかはNGということです。

1~10までやることがあるのであれば、それをすべてそのまま忠実に真似てください。

 

 

色々な人の勉強法を混ぜてカスタマイズしない

これは、ひとつ前の項目と関連することですが、色々な勉強法を取り入れて自分でカスタマイズすることもしないようにしてください。

 

単語の勉強法についてはAさんの勉強法、文法の勉強はB先生の勉強法を真似するという方法は成果が出ないです。

 

上で触れた通り、勉強法を提供してくれている人は自分が成果が出た方法を通しでやって成果を出しているので、複数の人のものをいいとこ取りして組み合わせても意味がありません。

 

 

「楽してすぐに簡単に」は絶対に真似しない

これも繰り返しお伝えしていますが、「楽してすぐに簡単に」できるような方法は世の中を見渡してもそうそうありません。

 

楽して仕事をマスターできないですし、すぐにプロ野球の選手になれないですし、簡単にスケートで3回転半なんて飛べないですよね?

 

それは韓国語学習でもまったく同じことが言えます。

 

仮に「楽してすぐに簡単に」できるのであれば、それは小手先のテクニックとかその場しのぎにしかならず、根本的に力が付くわけではないような使い物にならないものでしかないです。

 

「楽してすぐに簡単に」をやったところでまともな学びにならないので、結局またしっかりとやり直すことになります。

 

その結果、ムダな時間と労力、場合によってはムダなお金を使うことにもなります。

 

私たちは本能的に「楽してすぐに簡単に」に魅力を感じてしまうものです。

それを分かって相手はそういうことを言っているので騙されないように注意してください。

 

 

おまけ:韓国語学習に必要な本質

あなたは、韓国語学習に必要な本質を知っていますか?

 

どんな勉強法をするかは自分次第だし、唯一正しい勉強法があるわけではありません。

そのため、英語でもそうですが色々な人が独自のメソッドや勉強法を教えていて、それらを受講した人もそれぞれに成果を出しています。

 

私にしても同じで、私が実践して成果が出た勉強法を私の生徒さんにも教えて来て、きちんと実践した方は成果を出されています。

 

それらの各々の勉強法が表向きは全く違うように見えても、どんな方法であれ成果が出る勉強法は突き詰めれば本質を押さえている勉強法なんですね。

 

その本質、言い換えると絶対に外してはいけない要素は以下の3つです。

 

学ぶ

実践する

継続する

 

この3つの要素が入っていないものは本質をついていないので、どれだけ良さそうに見えても成果が出ないと思ってください。

 

先に触れた「楽してすぐに簡単に」は3つの要素のすべては満たさなくてもOKと言っているということなので成果が出ないわけです。

 

あなたが今している勉強は、上の3つの要素を満たしているでしょうか?

ぜひ客観的に見直してみてください。