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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

自分の韓国語学習の「本質的な課題」を理解できていますか?

안녕하세요!

 

韓国語を勉強しているあなたは次のようなことを感じることはないですか?

 

一生懸命に勉強しているのになんだかうまくいかない

やっている割に成果を感じられない

いつまで経っても目標達成できない

 

言い換えると、時間や労力ばかりかかって成果がなく、骨折り損のくたびれ儲けみたいな感じになってしまっているような感覚です。

 

こういう状態は、本当にしんどいし勉強のやる気やモチベーションも段々と下がって行ってしまうと思います。

 

では、上記のようなことになってしまうのはなぜだか分かるでしょうか?

 

それは、

 

自分の韓国語学習の「本質的な課題」を理解できていないから

 

ですね。

 

今回は、この韓国語学習の「本質的な課題」の理解について書いていきます。

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本質的な課題ってなに?

まず「課題」とは、状況をポジティブな方向に持っていくために解決しなければならない問題です。 

そして、「本質的な課題」とはその課題の中の大元の元の課題ということになります。

 

身近な例をひとつ挙げてみます。

 

自分が仕事がすごく忙しくて慢性的に疲れているとします。

そうすると、疲れている状態を何とかしたいと思いますよね。

それで、栄養ドリンクを飲んだりマッサージに行くとか、体を休めるようにすると思います。

こうすることで、ひとまず今その時の疲れている状態が解消されるかも知れません。

 

ですが、これは本質的な課題に手を付けていない状態です。

本質的な課題は、慢性的に疲れている状態になっている大元の原因である、すごく忙しい状態をそうではない状態に変えることですよね。

ここを変えない限りは、疲れている状態は常に続くことになってしまいます。

 

具体的には、仕事の段取りを見直すとか場合によっては転職するという方法もあるかも知れません。

 

 

「本質的な課題」の理解がなぜ必要なのか?

これは既に冒頭の部分でも触れていますが、成果を上げてその先にある目標達成をするためです。

 

韓国語をどれだけ一生懸命に継続して何年も勉強したとしても、自分の目標に対する課題をクリアしていかないことには目標達成はできません。

 

そのため、目標達成がまだできていないのであれば、

 

課題を理解していないために課題が設定がされておらず何となく勉強している

課題設定がズレてしまっていて必要ないことや効果のないことを勉強している

 

と思って良いでしょう。

 

 

韓国語学習の「本質的な課題」の例

ここまで「本質的な課題」について書いて来たのですが、考え方の部分の話だったので、これだけだと理解しにくいかも知れないですね。

 

そこで、ここでは韓国語学習の「本質的な課題」の例を挙げてみたいと思います。

 

例1:TOPIK対策

まず、TOPIKを受験する目的は何でしょうか?

言うまでもなく合格するためというのがまず一番多い目的だと思います。

 

場合によっては、力試しや試験に慣れることが目的で、点数や合否はひとまずこだわらないという人もいるかも知れません。

ですが、最終的にはやはり合格を目的に受験すると思います。

 

では、TOPIK合格のために必要なこと、「本質的な課題」は何なのか?

それは、「時間内に多くの問題を解き正解すること」です。

つまり、すべてを理解しなくても正しい答えを選べて合っていれば結果オーライです。

 

より具体的な例をひとつ挙げると、読解の問題文がありますが、単語ひとつひとつをすべて理解して翻訳のようなことはする必要はないです。

 

回答のポイントになる部分だけ見つけて読んで答えられるならそれでもOKです。

 

読解は、問題文を翻訳のような精度で理解できているのかを問われているわけではなく、文章を理解した上で正しい答えを選べるかどうかが問われているからです。

 

受験をしたことがある人は分かると思いますが、TOPIKは多くの問題が出るので、ひとつの問題に時間をかけてしまうとタイムオーバーで問題数をこなせません。

その結果、点数が上がらない、合格できないということになります。

 

TOPIK合格に必要なのは細かいところまで正確に理解することよりもスピードです。

そのため、問題を解くスピードを上げ、かつ正解できることを課題に取り組まなければならないです。

 

試験勉強や対策をする時に、時間を意識せずに内容理解だけを目的に勉強してしまうと「本質的な課題」を理解していない勉強をしていることになります。

 

例2:会話をできるようになる

これは、過去の記事でも何度も書いていることです。

 

会話ができるようになるための「本質的な課題」は、得た知識を実体験を通し使える知識にすることです。

得た知識を使える知識にするためには、使う練習を必ずする必要があります。

 

どんなにたくさんの単語や難しい文法を学んで知ったとしても、それを使って練習しない限りは「知っている」で終わってしまい「使える」にはなりません。

 

これは英語でも同じで、TOEICで高得点を取っていてもほとんど話せない人がいることからも分かることです。

 

「知識量(知っている)=会話力(話せる)」ではありません。

 

そのため、韓国語を話せるようになりたいと思って勉強する場合、「たくさん覚えること」を課題に設定してしまうとそれは課題がズレているということです。

 

例3:聞き取りができるようになる

これは、先日の記事でも書きました。

聞き取りができるようになるための「本質的な課題」は、自分で発音して正しい音を認識できるようになることです。

 

そのため、聞き取りができるようになるためにとにかく何でも良いから韓国語をたくさん聞くとか、聞き流しは課題がズレているということになります。

 

聞き取り力を上げる方法については以下の記事を参照してください↓

www.yuikorean.com

 

 

まとめ:「本質的な課題」を理解して勉強しましょう!

ここまで、韓国語学習の「本質的な課題」について書いてきました。

 

勉強に限らずですが、「本質的な課題」を理解せずノウハウやテクニックだけ知ってやってもなかなかうまくいきません。

 

韓国語学習での「本質的な課題」を見抜く力を勉強しながらつけてください。

 

 

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