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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語学習で「○○すると良い」「おすすめのテキスト」などの情報に飛びついちゃってないですか?

안녕하세요!

 

韓国語の勉強をしているあなたは韓国語の勉強法に悩まずに勉強できていますか?

 

何の悩みもなく順調に勉強が進んでいて、自分の目標達成に向けてしっかりと手ごたえを感じられている人はそのままで大丈夫です。

 

ですが、そうでない場合、

 

どうやったら韓国語を話せるようになるんだろう・・・?

どうやって勉強したら良いんだろう・・・?

どのテキストが良いのかな・・・?

 

と思って調べたり、調べて良いと出た方法やテキストを試しているかも知れないですね。

ですが、その調べて出てきた「○○すると良い」「おすすめのテキスト」などは要注意です!

 

今回は、ちまたに溢れる「○○すると良い」「おすすめのテキスト」などの情報が要注意である理由と、勉強法に迷った時にどうすべきかについて書いていきます。

 

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絶対的に「○○が良い」というものはない

まず、これは韓国語学習に限った話ではないですが、世の中にこれが絶対ってないですよね。

 

例えば、何でも良いですが、商品でも食べ物でも100人いたら100人がそれが絶対に良いと思うなんてことは恐らくないです。

必ず、良くない、自分には合わないと思う人が出てくるものです。

 

これは韓国語学習の勉強法とか教材選びにも言えることだと思います。

万人受けするものはないんです。

 

 

自分が何を求めるかによって良いものは違う

前の項目で触れた通り、この世の中の物はどんなものでも万人受けするものってないです。

 

それは何でかと言えば、人はそれぞれ自分の置かれている状況や求めている物が違うからですよね。

 

韓国語学習であれば、まず個々に韓国語の学習段階が違います。

ハングルをまだ読めない人もいれば、ひとまず会話はできるけどもっと会話がうまくなりたいという段階の人もいます。

 

あとは、勉強の目的も学習者がみんな同じではないですよね。

会話目的の人もいれば、試験に合格することが目的の人もいます。

 

学習レベルや目的が一緒ではないのに、同じ勉強法や教材が良いわけがないんです。

 

ちなみに、私自身もKindleで韓国語を話すための活用練習マニュアルを出版しています。

 

この本は、

 

文法も単語も分かるけど活用がスラスラ出てこない

文を作れないから話すこともなかなかできるようにならない

 

と悩む人向けに

 

手持ちのテキストを使って活用練習をして活用を使いこなせるようになる方法について書いた本です。

 

この本は、活用形やその意味を書いた本ではなく活用練習の方法を書いた本なので、活用形、つまり、ただ答えを知りたい人にとっては役に立たないかも知れません。

 

ですが、活用練習の方法を知って自分で練習し、使える韓国語を身に付けたい人には役に立つ本です。

 

実際に、役に立たないと購入レビューが付いている一方で、この本の目的を理解して購入して下さった方々からは高評価、また個人的にメッセージでお礼の言葉を頂いています。

 

韓国語を話すための活用練習マニュアル: 韓国語は活用ができれば話せるようになる!

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このように、良いものは絶対的なわけではなく、自分が何を求めているかによって変わります。

 

 

自分の課題が何でどうなりたいのかを把握する

では、勉強法や教材選びなどに迷った時にどうすべきかですが、まずは自分の課題が何でどうなりたいかを把握してください。

 

ひとつ例を挙げますが、分かりやすいように敢えて極端な例を出します。

 

例えば、ハングルがまだうまく読めない段階であれば、まずハングルをしっかりと読めるようになることが課題であると同時にそれがまず目指すことですよね。

 

この段階の人が、「日記を書くと良い」と聞いてそれを取り入れても、意味がないです。

 

ハングルをまだしっかり読めない人は、文章を書けるようになることではなくハングルを読めるようになることが課題です。

 

そもそも、まだハングル自体を良く理解できていないのに日記を書くなんてことはできないですよね。

 

ハングルをしっかりと読めるようになることが課題であれば、手持ちのテキストを使って簡単な文字から少しずつ読んだり書いたりしながら慣れるようにすることです。

 

これは極端な例で分かりやすいですが、あなたがしている勉強もこの例のようなことになっていないでしょうか?

 

テキストやコンテンツの選択も、自分の課題とその教材やコンテンツのねらいが合っていなければ、いくら人や情報が良いと言っていてもあなたにとって良いにはなりません。

 

「日記を書く」「パダスギをする」といった個々の勉強法やテキスト、コンテンツにはそれぞれのねらいがあります。

 

そのため、日記であれば「日記を書くことが良いのか悪いのか」という話ではなく、自分の課題や目的と合っているかどうかです。

 

「日記を書くと良い」と聞いて、自分の課題と日記のねらいが合っているか考えずに安易に取り入れると、良いどころか逆に害にもなります。

 

 

もし勉強がうまくいっていないと感じている場合は、この点を一度見直してみてください。

 

 

 

勉強法や教材は「何」だけを見ず「目的」も見る

これはダイエットで考えてみるとイメージがしやすいと思います。

ダイエットは次から次へといろいろなダイエット法や何を食べると良いといった情報が出ますよね。

 

そして、私も経験があるので耳が痛いのですが、そういうものに安易に飛びつく人が多いわけです。

 

りんごダイエットが良いと聞けばりんごだけひたすら食べ、それで痩せないとまた別の新しいダイエットを試すも痩せない・・・これの繰り返しです。

 

これは、単にそれが良いと聞いたからと言う理由で飛びついてしまっているからなんですよね。

 

韓国語学習も、このダイエットと同じことが言えますね。

これをやると良いとか、このテキストが良いと聞いて飛びついても、前の項目で触れた通り自分の課題や目的と合わなければ効果がないです。

 

そういったことにならないためには「何」をやるかということだけを見るのではなく、その方法をやる、その教材を使う「目的」も見るようにすると良いです。

 

日記を書くのであれば、その目的は作文力をつけることですよね。

 

少し拡張すれば作文力をつけることで会話力につながるので、そのためにするといったことも考えられます。

 

あとは、綴りが曖昧だから作文をしながらしっかりと書けるようになる、といったことも考えられるかも知れません。

 

このように、良いと言われている勉強法なり教材の目的をしっかりと理解した上で自分の課題とマッチしているか確認して取り入れると、ムダな勉強をしたり間違った選択をすることがなくなると思います。

 

またこれは、とりあえずやっているとか何となくやる勉強をなくすためでもあります。

 

他の記事でも書きましたが、私たちは忙しい毎日の中で何とか時間をやりくりして勉強時間を作っています。

そのため、自分の目標達成に関係ない勉強、ましてや効果がない勉強に使う時間はありませんよね。

 

よく考えずに何でもかんでも良いと言われているものを取り入れてしまうと、学習効率が下がるだけではなく、時間、労力、お金のロスになってしまいます。

 

 

まとめ:まずは自分に目を向けて課題を理解し「軸」を作る

私もそうですが、私たちは何か悩むとその解決策をまず外に探し、「何」にばかり目が行ってしまうものですよね。

とにかく、良い方法を知りたいとか良い教材を探すことをやってしまいます。

 

ですが、解決するための何かを探す前にまずは自分に目を向けて、悩みや問題からの課題を理解することをしてみてください。

 

これをしないと、ここまで書いてきたように漠然と、良いと言われているやり方とか教材に飛びつくことになります。

 

確かに、悩みを解決するためには「何」をするかという具体的なやり方とか教材などのツールは必要です。

 

ですが、自分にとって良い方法やツールを得るためには、自分の中でまずはある程度の「軸」を持つ必要があります。

 

それがないと自分の中で判断基準がないため、自分で考えて判断するのではなく、溢れかえっている情報にただ流され、これも良さそう、あれも良さそうと何でもかんでも取り入れてしまうことになります。

 

その結果、数や量は多くなっても本当に自分に必要なものが手に入らない、ということになってしまうんです。

 

まずは、自分に目を向けることをやってみてください。

 

 

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