韓国語初心者🔰がやりがちなNGな韓国語勉強法3つ
안녕하세요!
韓国語に限らずですが、できるだけ早くできるようになりたい!と思うものですよね。
そういう人が多いので「2週間でできる~」とか「3カ月でペラペラ」と言ったものが出ていて売れてもいるわけです。
ですが、実際はそんな簡単にはいかないのが語学習得です。
自己流で勉強を始める人も多いと思います。
確かに、自己流で試行錯誤しながらすることは大事です。
ですが、効率の悪い勉強法を一生懸命しても成果は上がらず、時間と労力、場合によってはお金がムダになってしまいます。
韓国語に限らず何語でも同じで、個々にやり方があるとは言ってもやはり効率の悪い勉強法というのはあります。
今回は、これから韓国語の勉強を始めたい、始めたばかりの初心者の人向けにやりがちなNGな勉強法3つと正しい勉強法、勉強の注意点について書きます。
なお、記事の分量の制約上、やりがちなNGな韓国語勉強法をすべて書くことができません。
詳しく知りたい方はこちらの本を参照してください。
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やりがちなNGな韓国語勉強法3つ
1.ハングルにカタカナで発音を書く
これは、英語だと、I have a pen.の上に「アイハブアペン」のようにカタカナで発音を書くことです。
韓国語の特徴のひとつに子音で終わる語が多くあります。
例えば、韓国人の姓で「金」がありますが、ローマ字表記をすると「Kim」です。
この「Kim」はカタカナでは正確に表記することはできません。
カタカナ表記しようとすると「キム」と書くことになりますが、これだと「Kimu」で、余計な「u」が入ってしまいます。
「u」があるかないかの違いですが、発音は全く違います。
このように、カタカナでハングルの音を表記することはできないのに、カタカナで無理矢理に発音を書いてしまうと間違った発音を覚えてしまいます。
カタカナで覚えた発音は実際の発音とは違うので当然、通じないし聞き取りも出来ません。
ハングルに慣れるまでは少し大変化もしれませんが、慣れれば分かるようになるのでカタカナは絶対に書かないようにしてください。
また、教材を選ぶ時もカタカナが書いてあるものは選ばないようにすることをおススメします。
本を出す側は売れれば良いので、上記で書いたような事よりも学習者が見た時に楽だなと感じることを優先します。
ただ、教材によっては説明の都合上、初めの方にだけカタカナを書いているものも多くあります。
そういうものはまだ良いのですが、全編にわたりすべてカタカナが書いてあるものは避けた方が良いです。
2.会話集やフレーズ集をひたすら暗記する
これも割と多い失敗する勉強法です。
韓国語の勉強を始めようとする人の多くが話せるようになりたいと思っていると思います。
そう思っている人が韓国語の勉強を始める時にやりがちなのが、会話集やフレーズ集を使ってその会話やフレーズを暗記しようとすることです。
旅行や日常生活でよく使うような会話やフレーズを、そのまま丸暗記する方法は全く意味がないとは言いませんが、根本的な学びにはなりません。
なぜかと言うと、話すためには自分で文を作れなければならないわけですが、単なる暗記ではどれだけ覚えてもそれをできるようにはならないからです。
挨拶や決まったフレーズだけ話せれば良いのであれば暗記でも構いません。
ですが、自分の言いたいことを伝えるようになりたいのであればひたすら暗記をしてもできるようにはなりません。
3.やりたいことで勉強する
韓国語をできるだけ楽しく自分のやりたいことや好きなことで勉強したいと思う人もいるかと思います。
ですが、それらの勉強法は必ずしも自分の学習目的や目標、レベルと合っているわけではないです。
そのため、どれだけやっても時間と労力の割に効果があがらないです。
例えば、韓国語はほぼ分からない状態で韓国ドラマを見て韓国語を勉強するのは、現状のレベルとやっていることのレベルがあまりに開きすぎているため効率が悪いです。
ドラマを理解するためには、その前提としてある程度の韓国語能力がなければ理解ができないです。
ドラマを見てたまたま聞いたことがある言葉やフレーズであれば聞き取れても、知らないものはどれだけ聞いても理解できるようにはなりません。
なぜかと言うと、脳は知らないものは認識してくれないので、どれだけ聞いてもスルーしてしまいます。
初心者がすべき正しい勉強法
ここからは、初心者がすべき正しい勉強法について書きます。
1.ハングルをまずはしっかりと勉強する
韓国語はハングルを読めないことには始まりません。
まずは、ハングルをひとつひとつしっかりと勉強してください。
読めるようになるには時間がかかるかも知れませんが、慣れれば必ず読めるようになります。
楽に覚えられる方法など探さず、私たちがひらがなやカタカナを覚えた時と同じように地道に何度も繰り返し書いたり声に出して発音しながら勉強しましょう。
2.単語と文法を勉強する
ハングルがある程度読めるようになってきたら、一冊で一通り学べる総合書を使って単語と文法を勉強します。
ハングルがまだスラスラ読めるようになっていなくても、ある程度読めるようになっていれば単語と文法の勉強を始めても大丈夫です。
単語と文法を勉強しながら、一緒にハングルの勉強を進めることができます。
勉強をする上での注意点
次は、初心者が勉強する上での注意点について書きます。
1.繰り返し勉強する
ハングルでも単語でも文法でも一度や二度で完全に覚えられる、理解できるということはまずありません。
そのため、同じことを繰り返して勉強します。
学習者のお悩みの中で、覚えられないというお悩みがあるのですが、数回程度で覚えられないのはむしろ普通ですので悩む必要はありません。
覚えられない場合は、繰り返しが足りないと思って、もっと繰り返し勉強をしてみてください。
2.教材の内容をできるようになること
初級段階でまず重点的にすべきことは知識習得です。
上で触れたとおり、単語と文法の知識を得ることをしっかりする必要があります。
ですが、知識習得だけでは「わかる」状態にはなっても「できる」状態にはなりません。
知識習得をしながら、勉強して得た知識が使えるようになっているか確認してください。
具体的には
練習問題をやってみる
テキストの例文を自分で書いたり読んだりできるかテストしてみる
例文を基にアレンジして文を作ってそれを読める
活用練習する
活用についてはこちらで詳しく書いています。
これらのことをやってみてください。
3.いろいろなことをやらない
初級段階で一番大事なことは、基礎をしっかりと理解しできるようになることです。
できるようになるまでにするには、それなりの時間と労力がかかるため、いろいろなことをやる余裕はありません。
また、始めたばかりの段階では勉強がまだ習慣化されていないため、やる事を無理に増やすと負荷がかかり過ぎて挫折しやすいです。
そのため、いろいろなテキストや単語集などを別に使ってあれもこれもとやらないことです。
いろいろなことを同時進行すると、本来やらなければならないことに集中できず、基礎が定着しません。
また、すべてが中途半端になってしまい、やっている割に効果が上がらないことになりかねません。
復習は、別の同じような教材を買ってするのではなく、使っているテキストをまたやってください。
まずは、韓国語の土台となる基礎をしっかりとできるようになることだけに集中することがとても大事です。
まとめ:正しい勉強で基礎を理解し「できる」ようになること
冒頭でも書いた通り、多くの人が韓国語を早くできるようになりたいと思っていると思います。
これから韓国語の勉強を始める人、また始めたばかりの人も同じように思っていると思います。
であれば、まずは基礎をしっかりと理解して「できる」ようになってください。
いろいろなことを広く浅く学ぶのではなく、基礎だけ良いので深く学んでください。
早くできるようになりたいからと慌てて先に進んでも、ひとつひとつを理解してできるようになっていなければ、先に進んでも理解できないし自分でできません。
更に、それよりも前に、既に勉強を始めている人、またこれから始める人はまず効率の悪いやりがちなNGな勉強法をやらないようにしてください。
出だしから間違った考え方や勉強法で勉強を始めてしまうと、ずっとそのままなのでいくら一生懸命に勉強をしたところで成果が出ません。
今回の記事では3つのみの紹介でしたが、他にもできない人がやってしまっているNGな韓国語の勉強法や考え方があります。
これは、私が英語・韓国語講師として指導してきた経験、また、韓国語教員養成課程で教える立場で学んだ経験から言えることです。
自分が、やりがちなNGな勉強法をしていないか?まず確認することをおすすめします。
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