韓国語はただ聞くだけや聞き流しでは話せるようにならない理由と正しい勉強法
안녕하세요!
あなたはこんな広告を見たことがありませんか?
韓国語は聞いているだけで話せるようになる!
韓国語聞き流し教材
韓国語を聞いているだけで話せるようになるのならうれしいですよね~
ですが、
韓国語は聞くだけでは話せるようにはなりません
残念ですが、これが事実です。
こういった甘い言葉を信じてしまう人は、
できるだけ努力なく韓国語を習得したい
聞き流しなら時間を有効に使えるから効率的
こういった希望や考えがあるのだと思います。
ですが、その中そんなおいしい話などないです。
今回は、聞き流しでは韓国語を話せるようにならない理由と正しい勉強法について書きます。
聞いているだけではダメな理由
上で既に書いた通り、韓国語習得は聞いているだけでは効果はありません。
その理由は次の通りです。
意識していない情報は脳に入って来ないから
何かしらの情報を脳に定着させるためには意識の力がなければなりません。
例えば、何かを覚えたり探したり理解しようといったことをする場合、意識を向けなければならないです。
実例を挙げると、コンビニで何か買おうと思ったらコンビニを探そうと意識しなければ目には入って来ません。
情報があっても意識していなければ脳には入って来ないので、それは存在していないのと同じです。
韓国語もこれと同じことです。
意識せずに聞き流しているだけの音は存在していないのと同じですから脳には定着しません。
脳に定着しないということは知識として蓄えられないので、話すためのベースとなる知識にもなりません。
知らない単語や言い回しは脳が認識できないから
これは日本語でも同じだと思います。
自分が知らない言葉やフレーズを聞いても私たちは何を言っているのか理解ができません。
例えば、現代語とは違う古典で出てくるような単語や言い回しを聞いて理解できるでしょうか?
おそらくできないはずです。
韓国語で考えてみれば、知らない単語やフレーズ、言い回しが出て来ても自分が知らなければ聞いても分かりません。
それは単なる雑音に過ぎず、脳が知らない音なので認識してくれません。
アウトプットしなければ話せるようにならないから
言葉は実際に発音するアウトプットをしなければスムーズに口から出てくるようにはなりません。
これは外国語である韓国語に限った話ではなく母語である日本語でも同じです。
言い慣れていない言葉や、発音がし難い言葉は実際に口から出して練習しないとスムーズに出て来ないはずです。
例えば、東京特許許可局がどういう発音になるかは漢字が認識できれば分かります。
ですが、練習しないで一発で間違いなく正確に発音できるでしょうか?
韓国語は外国語で私たちにとっては日本語と違い馴染みがない言語です。
であれば、なおさらしっかりとアウトプットをしなければ話せるようにはなりません。
韓国語を聞いてさえいれば、また、たくさん聞いていれば自然に話せるようになるということはありません。
韓国語を話せるようになるための正しい勉強法
韓国語はただ聞くだけや聞き流しでは話せるようにならない理由を書きました。
じゃあ、どうやって勉強すれば韓国語を話せるようになるのか?
ここからは、韓国語を話せるようになるための正しい勉強法について書きます。
単語と文法をしっかり勉強する
話せるようになるためには、まずはベースとなる知識が必要です。
韓国語を始め外国語習得のベースとなるものは単語と文法で、それを取り入れる必要があります。
つまり、アウトプットとは逆のインプットです。
話すことはアウトプットになるわけですが、インプットがなければアウトプットするものがないので当然アウトプットができません。
これは、箱の中に何もなければ何も取り出せないのと同じことです。
いきなりアウトプットしようとせず、まずは十分なインプットをすることが重要です。
発音練習、音読練習をする
これも上で触れた通りですが、話せるようになるためにはアウトプットする必要があります。
いくら発音を知っていたとしても実際にできるかどうかはまた別の話です。
また、自分が上手く発音できない、間違って発音している、スラスラと読めない音は聞き取りもできません。
インプットをしっかりとしたら次はアウトプットもしっかりすることが大事です。
まとめ:インプットとアウトプットはセットで
韓国語を話せるようになるためには、まずはインプットをし、その後アウトプットをします。
このふたつはどちらかが欠けてもダメなので常にセットで考えて勉強する必要があります。
初級レベルではインプットの割合を少し高めにしても良いですが、日本人にありがちなインプット偏重の勉強にならないように注意が必要です。