話すための韓国語を最短最速で習得する方法
안녕하세요!
韓国語の勉強をしている人は、その目的は「話せるようになること」であることが多いのではないでしょうか。
英語もそうですが、「英語ができるようになりたい」の意味は「英語を話せるようになりたい」であることが殆どです。
さて、あなたは韓国語を勉強してどのくらいになりますか?
どんな言語でも話せるようになるまでにはそれなりの時間が掛かります。
ですが、それでも最短最速で話せるようになる方法はあります。
今回は、「話すための韓国語を最短最速で習得する方法」について書きます。
「話すための韓国語」と言っている通り、試験合格や知識習得目的の場合は必ずしも当てはまりませんのでご了承ください。
話すための韓国語を最短最速で習得するために大事なこと
まず最初に話すための韓国語を最短最速で習得するために大事なことについてです。
いかに無駄な勉強をしないかがカギ
まず、私たちは韓国人ではないですから韓国人と同じ様に韓国語をできるようになることは現実的に考えてムリです。
また、韓国人なら知っている、知っていなければならない事でも私たちは知らなくても問題はありません。
韓国人みたいに韓国語を話せるようになりたい、理解できるようになりたい、という気持ちは私も良く分かります。
ですが、そこを目指そうとするとあなたは相当な覚悟を持って勉強する必要があります。
韓国人みたいに、ということは通訳レベルですから、相当な勉強量をこなさなければなりません。
そういうレベルは、毎日1時間とかマイペースで勉強するでは到底到達は不可能なレベルです。
つまり、あなたの生活の中で、韓国語を最優先にして取り組まなければいけないです。
このことをまず理解してください。
そこまでしてでも韓国語がうまくなりたいのであれば、それはそれで、もちろんOKです。
覚悟を決めて勉強をしてください。
ですが、最短最速で話せるようになることが目的、あなたの目的を果たせればよいのであれば考え方を変える必要があります。
話すための韓国語を最短最速で習得するにはいかに無駄な勉強をしないかがカギです。
「無駄な勉強」と聞くと、ひょっとすると気分が悪い人もいるかも知れません。
無駄な勉強などない、と考える人もいると思います。
ですが、ここでの「無駄な勉強」の意味は、「自分の目的達成には必要がない勉強」のことだと思って下さい。
無駄な勉強をしようとすると、当然、無駄な時間と労力を費やすことになり習得までに時間を要することになります。
最短最速で目的達成をしたい場合は、すべてを万遍なくうまくしようとしないことです。
目的の明確化
まずは、自分の韓国語を勉強する目的をハッキリと決めることです。
明確化してください。
「話せるようになりたい」では明確化されていないのでNGです。
ここをいかにハッキリ決められるかで結果が変わります。
あなたが望んでいる「話せる」は具体的にどういうものでしょうか?
誰に、どこで、どんな時に、どんな話をしますか?
例えば、
「韓国で知り合った女性の友達と、自分がソウルに行った時に、お互いの共通の趣味であるファッションとメイクについて一緒に買い物をしながら話したい」
このように、自分が韓国語を話せるようになったらどうなっているかを想像できるくらいまでハッキリと明確化してください。
目的を明確化するということは、あなたの勉強の最終目的地を設定するということです。
旅行でもそうですが、とりあえずアメリカの方では行き先がハッキリせず向かっていけませんよね?
それと同じことです。
またこれは、「無駄な勉強をしない」ためにも必要なことです。
目的に沿った具体的な行動目標を設定する
目的を決めたら、それを実現させるための具体的な行動目標が必要です。
「韓国語を話せるようになりたいからとりあえず勉強しよう」と勉強をしていても恐らく話せるようにはなりません。
なぜかと言うと、目的も目標も曖昧過ぎるからです。
目的がハッキリすれば、そこを満たすことだけすればOKです。
なので、なんとなく勉強を始めるのではなく、目的に合わせた行動目標を決めてください。
上手くなることにこだわり過ぎない
間違えないで正しい韓国語を話したい
韓国人みたいなきれいな発音とイントネーションで話したい
ペラペラと話したい
韓国語を話せるようになりたいと思っている人は、これらの気持ちが多分あると思います。
誰でも上手に話したいと思うものですよね。
それは私も同じです。
ですが、これらを目指してしまうと、発音矯正や発音の練習、文法を完璧になるまでやる、うまくなるまで話さない、など最短最速で習得することの妨げになることをすることになります。
まずは、必要なことにのみに集中しましょう。
発音であれば、間違った発音をしない、通じればよい、こういう考え方で取り組んでください。
理想を目指すのは、必要なことができることになった後の次の目標として再設定することですね。
話すための韓国語を最短最速で習得するためにすべきこと
ここからは、話すための韓国語を最短最速で習得するためにすべきことについて書きます。
初級をしっかりと習得して使いこなせるようにする
これは、韓国語に限らず世の中のあらゆることに共通する本質だと思います。
韓国語も一番大事なのは初級で学ぶ内容です。
初級の内容は全ての基礎になる部分ですから、ここがしっかりしていなければ、その後に学ぶことも定着しません。
初級だから簡単で一度やれば分かるではなく「体得する」レベルまで繰り返して練習をしてください。
「体得する」とは、自分でしっかりとできるということです。
知っている、分かるではありません。
具体的には、
単語と文法をしっかりと理解する
練習問題を繰り返しやる
例文などテキスト内の文をすべてスラスラ読めるまで音読練習する
テキストの内容の文を聞いて理解できるようにする
テキストの内容の文を聞いて自分でもスラスラと言えるようにする
学んだ文法で活用練習する
例文を「真似る⇒応用(アレンジ)」で文を作れるようにする
アレンジで作った文を声に出して読んでスラスラ言えるようになるまで練習する
チェックしてくれる人がいる場合は、作文をしてそれも言えるようになるまで練習する
どうでしょうか?
初級の内容だけでも、体得するにはすべき勉強がたくさんあることがお分かり頂けると思います。
この方法で勉強をすればアウトプット不足にはなり得ません。
なぜかと言うと、スラスラ言えるようになるには必ず練習が必要で、それなりの回数をこなすことも必要だからです。
早く話せるようになるためには、初級段階から音読練習をすることで韓国語が口から出て来る状態に慣れることです。
単語集、会話集など別途使ってやる必要はありません。
それらを使うとやる事が増えるので労力と時間が取られます。
いろいろとやって全てが半端になるより、一冊をしっかりと繰り返しする方が身に付きます。
一冊をやり終えて、復習と言ってまた似たような別の本を買ってする必要もありません。
それでは復習ではなく、新しいことをまたやることになります。
復習をしたいのであれば、やり終わった一冊をまたやってください。
初級以降は必要なものだけ勉強する
初級の内容を体得できたら中級の勉強に進むことになります。
中級以降は個々の目的によってどの程度をどこまでやるか決めれば良いと思います。
自分で決めた明確な目的に必要なものだけに集中して学べばOKです。
あなたが、使わない単語、言い回し等は勉強しなくても良いです。
初級の内容を勉強しながら、機会があれば実践で実際に使ってみると良いです。
初級段階でアウトプットをしっかりしていれば、練習した範囲内ではあっても話せるようになっているはずです。
実際に使ってみると、自分が決めた目的に対し何が必要かも見えてくると思います。
これについては以下の記事も読んで頂くと参考になると思います。
これは私個人の感覚ですが、中級レベルまでの単語と文法知識を使いこなせれば日常的なことはほとんどカバーできます。
ただ、それを可能にするためにはちょっとした発想転換も必要になります。
それについては、私が書いた本「韓国語を話すための活用練習マニュアル」の中で書いています。
会話のハードルを下げる「とある感覚」があれば、自分の既に持っているもので会話は可能になるので、無駄なことを覚える勉強はせずに済みます。
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まとめ:しっかりとした基礎固めと的を絞った勉強をする
韓国語習得のためにはまずは基礎固めをしっかりとすることが何よりも大事です。
基礎固めをするにはとにかく繰り返し練習することです。
そして、話すための韓国語を最短最速で習得するカギは「的を絞って勉強する」ことです。
あれもこれもと手広くやろうとすると、やる事がどうしても増えてしまうので時間も労力もかかることになります。
まずは「必要なこと」に思い切って的を絞ってなるべくやることを減らし、そこに時間と労力をつぎ込むことです。
いろいろなことを片手間にやってもすべてが半端になり、韓国語を使えるようにはなりません。
それよりも自分が必要なことに範囲を狭め、そこをしっかりと使えるようになるために勉強と練習をする方が効率が良いです。
一番初めに書いた通り、韓国語を話せるようになるにはそれなりの時間は掛かります。
だからこそ、その貴重な時間を無駄な勉強をせずに、自分の目的に最短最速で到達する勉強をしてください。