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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語を話せるようになるために重要なアウトプットは必ずしも「○○」することではありません!

안녕하세요~

 

韓国語を勉強している多くの人は、その目的として話せるようになりたいと思っているのではないでしょうか?

 

前回の投稿でも書いた通り、韓国語を全く分からない状態から勉強を始めて、すぐには話せるようにはなりません。

これについては、詳しくはこちらの記事を参照してください。

www.yuikorean.com

 

私が過去の記事で何度も書いていますが、韓国語を話せるようになるなど使えるようになるためにはアウトプットが欠かせません。

 

ですが、このアウトプットは語学習得に限った話ではなく、私たち日本人が学生時代にほとんどやってこなかった苦手な部分だと思います。

 

また、このアウトプットに関して誤解をしている人もいるのではないかな?という風に思っています。

 

今回は、韓国語習得のアウトプットについて書いていきたいと思います。

 

 

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アウトプットがなんでそんなに重要なのか?

アウトプットの重要性は、韓国語などの外国語習得に限った話ではなく、仕事などでも言われています。

 

なんでそんなにアウトプットって重要なの?と思う人もいるかも知れませんね。

そこで、アウトプットが重要な理由を次に挙げてみます。

 

アウトプットしないと忘れるから

まず、最初の理由として挙げられるのが、アウトプットしないと忘れるからです。

例えば、3日前に何を食べたか、それがどんな味だったかをあなたは覚えていますか?

私は下手すると、夜にはその日の朝に食べたものを覚えていないこともあります💦

 

ですが、それをメモに残したり人に話すなどアウトプットすることで、それをしないよりも記憶に残りやすいはずです。

 

脳はアウトプットしない情報は重要ではないと判断してどんどん忘れていく仕組みを持っています。

そのため、自分が学んだことを記録したり、自分で使ってみたりするアウトプットを繰り返すことで、それは重要な情報だと脳は判断し記憶してくれます。

 

アウトプットすることでできるようになっているか確認できるから

テキストなどの教材を使ってするインプットだけだと、実際は分かっていないのに分かった気になったり、できると錯覚してしまいます。

 

これは、この記事の冒頭で挙げたリンク記事内の「学習の5段階レベル」で触れましたが、復習すると覚えていない、分からない、できないの状態です。

 

ですが、アウトプットもインプットと一緒にして自分で実際にやってみることで、学んだ知識を自分で使ってできるようになっているのかを確認することができます。

 

会話をできるようになりたいと思って勉強しているのであれば、話せるようにならなければ意味がないですよね?

 

そうであれば、自分で実際にアウトプットしてできるかどうかをしっかり確認することが必要になります。

 

韓国語のスキルアップにつながるから

アウトプットで話してみることで、うまくできたりうまくできないことが分かります。

うまくできなかったことが分かれば、それを改善するように練習をすればどんどん上達していきます。

 

アウトプットをしないで、分かったつもりやできるつもりになっていると、それらを知ることができません。

その結果、自分の韓国語のスキルアップのチャンスを逃すばかりではなく、いつまでたってもできるようになりません。

 

 

話すためのアウトプットは必ずしも「会話」することではない

ここまで読んで下さったあなたは、アウトプットの重要性について理解できたかと思います。

ですが、ひょっとしてこんなことが頭に浮かんでこなかったでしょうか?

 

アウトプットって言っても、日本にいるから韓国語を話すチャンスがないし・・・

 

これは確かにごもっともです。

日本にいれば日本語だけで生活できるので、私たちが韓国語を話すチャンスは普通はありません。

 

ですが、こういったことをもしあなたが思ったならば、そもそもアウトプットを誤解している可能性があります。

 

アウトプットは必ずしも「会話」をすることではありません。

 

つまり、目の前に韓国人が自分の話し相手としていて、その人と話すことだけがアウトプットではありません。

ちなみに、書くこともアウトプットではあるのですが、会話についての話なのでここでは除外します。

 

もしあなたが、アウトプットを上記のように捉えているのであれば、韓国にいるとか会話レッスンを受けてると言った場合を除いては、アウトプットのチャンスはありません。

 

ですがアウトプットは、韓国語を話せるようになるための過程においては、自分から言葉を出すことなので、必ずしも会話である必要はありません。

 

 

 

アウトプットの機会は自分で作れる

前の項目で、韓国語習得でのアウトプットは必ずしも会話ではない、と書きました。

自分の話し相手を探して会話することをアウトプットだと定義すると、アウトプットのハードルが上がります。

 

ですがアウトプットの捉え方を、自分から言葉を出すことだと捉えれば今すぐにでもアウトプットが可能になります。

 

本当の初級であれば、発音練習をすることがアウトプットになります。

これは、発音規則を学んだ後に、発音規則を実際に使える知識にするアウトプットです。

 

また、すでにしている人もいると思いますが、音読練習をすることもアウトプットになります。

 

例えば、連音化や発音変化の規則を学んで知っていても、それが文の中で出て来た時に必ずしも自分でできるわけではありません。

また、見て理解できてもそれをスラスラと読めるわけでは必ずしもありません。

 

そのため、前の項目で触れた通りアウトプットとして音読をしてみることで、自分でできるのか確認することができます。

 

あとは、ある程度のレベルになれば、一人二役で簡単な会話をシュミレーションしてやってみることも有効な方法です。

 

例えば、

 

어제 뭘 먹었어요?

찬구랑 삼겹살을 먹었어요.

 

この程度の簡単な会話練習から自分でスラスラと考えずに話せるようになれば、話せることはどんどん増えていきます。

 

こんな具合に、アウトプットの捉え方を変えれば、アウトプットの機会は自分でいくらでも作ることができます。

 

話すことがまだうまくできない段階では、アウトプットはむしろ、これらの自分ひとりでやる練習に重点を置いてする方が効果的です。

 

なぜかと言うと、結局のところできるかできないかは、話し相手がいるとか習っているという外的なことに要因があるのではなく、どれだけ自分が練習してできるようになったかどうかだからです。

 

つまり、こういうことです。

 

話し相手が目の前に現れたからと言って、突然話せるようになるわけではない。

先生に習っているからと言って、先生が上手に話せるようにしてくれるわけではない。

 

結局のところ、自分で練習してできるようになるしかないわけです。

 

日本にいるから話す機会がない、ではなく自分でまずできることからアウトプットを始めてみてください。

 

 

まとめ:アウトプットの機会を自分で作って練習する

ここまで、韓国語を話せるようになる上でのアウトプットの重要性と、アウトプットの機会の作り方について書いてきました。

 

何事もそうですが、アウトプットを通し自分で実際にやってみて学ばないことには自分のものにはなりません。

 

知識習得で終わるのではなく、使える韓国語を身につけたい人はアウトプットの機会を自分で作って練習をしてください。

 

 

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