韓国語の復習で無駄な時間と労力をかけないために気を付けたいこと
안녕하세요!
韓国語に限った話ではないですが、何か新しいことを勉強している時、一度でしっかりと理解できるわけではないことが多いと思います。
しっかりと理解して自分のものとして定着させるには、普段勉強している時から繰り返すことがとても重要です。
また、既に勉強したことを、定期的にでも不定期でも復習をしている人もいるのではないかと思います。
ですが、その復習ですがきちんとした復習になっているでしょうか？
今回は、韓国語を復習する時に気を付けたいことについて書きたいと思います。
復習が必要だと思った理由は？
まず、復習をしようと思うのは、「復習が必要だと思うから」というのが表向きの理由だと思います。
ですが、その復習が必要だと思った理由は何でしょうか？
ひょっとすると、何となくしている場合もあるかも知れません。
ですが、勉強をしていて何かしら復習が必要だと思うことがあって、復習していないでしょうか？
例えば、
単語を覚えられていない
勉強済みの文法が出て来ても忘れている・分からない
問題をやってもできない・間違いが多い
話せるようになっていない
上記の他にもまだあるかも知れません。
ですが、いずれにせよ現状に何かしら問題があるから、見直そうと思って復習をすると思います。
何のための復習なのか？
復習をすること自体は大事なことで、何かしら問題を見つけたら先に進まず復習をした方が良いと思います。
なぜかと言うと、外国語習得は積み重ね式なので、分からないことをそのままにして先に進んでも、結局先に行ってつまづくことになります。
例えば、아요/어요の活用について理解できていなければ、아서/어서、았어요/었어요など아요/어요の活用を基本とした文法は理解ができないはずです。
このように、復習をして理解ができていない既習内容をやり直すことは大事なことなのですが、「何のための復習なのか？」を考える必要があります。
なぜかと言うと、それを考えずに「とりあえずもう一度最初から」とか「復習＝イチから全部やり直す」の発想でしてしまうと、無駄な時間と労力を費やすことになるからです。
復習の目的によってすべきことを変える
ひょっとして復習は全てをイチからやり直すことだと思っていないでしょうか？
ですが、その必要はありません。
復習が必要だと思った理由と、何を目的に復習するのかによってやることを変えれば無駄がありません。
ポイントは、大きく分ければ
１．忘れているからもう一度勉強して覚え直すのか？
２．できないからできるようにするのか？
だと思います。
１の場合は忘れてしまっているので、もう一度、知識習得の部分からする必要があります。
例えば、単語や文法を忘れてしまっている場合ですね。
ですが、２の場合、単にできないだけなのであれば、知識習得をまたやる必要はありません。
できるようになることに集中して復習をすればOKです。
例えば、単語も文法も見れば分かるけど話したり書いたりできないといった場合です。
１の場合は、それぞれやり方があるのでやり易い方法で良いとは思います。
ですが、必ずしも初めに勉強した時とまったく同じように、手間と時間を掛けてしなくても良いかなと思います。
私であれば、教材を見てもう一度内容を振り返り、問題をすぐにやってみます。
そして、数日置いて忘れていそうな頃にまた同じ問題をしてみます。
つまり、要点をノートにまとめることはしません（元々していないんですけどね）
他の記事でも書きましたが、文法であれば文法の説明を覚えることが重要なのではなく、その知識を活かして実際に使えるかが大事です。
そのため、問題をしてみて答えが合っているのであれば、その元になる文法を理解しているはずなので、忘れていたものを復習して思い出すという目的ではOKです。
２であれば、学んだ知識を使いこなせていないということなので、練習をしっかりとすればOKです。
わざわざもう一度、単語や文法をインプットする知識習得をする必要はありません。
その時間を、使えるようになるための練習にすべて使う方が良いですね。
まとめ：復習する理由と目的を理解して無駄のない復習を！
ここまで書いてきた通り、日頃の勉強の時から繰り返すこと、そして必要に応じて復習することは大事です。
ですが、やみくもに復習をすると無駄な時間と労力をかけることになりかねません。
とりあえず勉強した内容をもう一度やる、というざっくりとした考え方で復習をせず、復習する理由をまず確認してください。
その上で、何を目的に復習するのか？具体的に復習として何をすべきなのか？を考えて無駄のない復習をするようにしてみてください。
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