韓国語の勉強が難しい・うまくいかない原因のひとつは目標の「ハードル上げすぎ」
안녕하세요!
韓国語の勉強をしているあなたは、こんなことはないですか?
韓国語の勉強をしているけど難しい・・・
韓国語の勉強を一生懸命やっているのに、やっている割に成果が出ない・・・
これらの悩みの原因のひとつとして考えられることが目標の「ハードル上げすぎ」ですね。
今回は、この韓国語の勉強の「ハードル上げすぎ」について、その事例と解決策を書いていきます。
「ハードル上げすぎ」とは?
「ハードル上げすぎ」と言うのは、つまり「目標が高すぎる」ということです。
他の記事でも書いている通り、勉強を始める前にまずは目的を設定し、それを達成させるための目標を次に設定します。
この目標設定ですが、最終目標として設定するものは理想の状態として、現状できるかできないかは関係なく設定しても問題はありません。
ですが、実際に勉強を進めていくために設定する目先の目標は、実際にはできないようなことや現状を考慮していないものであるとNGですね。
なぜかと言えば、目標とは目的を達成するために具体的にしていく行動プランなので、できないようなものでは行動ができなくなってしまいます。
行動ができなければ現実は何も変わらないので、目的達成はできないということになります。
「ハードル上げすぎ」の実例
では、「ハードル上げすぎ」とは実際はどんなことなのか?
ここでは3つの観点から実例を挙げてみます。
学習量の「ハードル上げすぎ」
ひとつめは、学習量の「ハードル上げすぎ」です。
例えば、単語を覚えるのであれば、決めた期間に全てを終わらせると考えた場合、毎日30個ずつ覚えないといけない!みたいなものです。
30個できるかできないかは、個人差があるので一概に言えません。
ここでの趣旨は、特定の分量についてできるかできないかと言うことではありません。
つまり、適正な数は毎日20個でそれ以上はできないといったことをお伝えしたいわけではありません。
ポイントは、現実的に考えて、できるかどうかを考慮しないで、やる分量を決めてしまうことに問題があるということです。
難易度の「ハードル上げすぎ」
ふたつめは、難易度の「ハードル上げすぎ」です。
これは、分かりやすいように極端な例を挙げますが、韓国語が全く分からないのにドラマを観て韓国語を勉強するとか理解しようとする、といったことですね。
これは明らかに難易度が高すぎます。
つまり、現状の自分の実力を全く考えず、やることを決めてしまうのはNGです。
ドラマを教材として使って勉強しようとするのであれば、まずはある程度の韓国語が分からなければそれができません。
目標達成基準の「ハードル上げすぎ」
みっつめは、目標達成基準の「ハードル上げすぎ」です。
これは、発音を例に挙げます。
発音練習をするけど、ネイティブのようにできないとかネイティブと違う、と思う人も少なからずいるのではないかと思います。
ですが、ネイティブのようにできないとかネイティブと違うのはある意味当然です。
私たちは韓国人ではないし、まだ学んでる段階なのでネイティブレベルではできません。
理想としてそうなりたい、という気持ちは分かります。
私も然りで、誰でも上手になりたいと思うのは当然のことですよね。
ですが、ネイティブを比較対象にしてしまうと、それはやはりハードルを上げすぎだと思います。
適正なハードル設定をするには?
ここからは、「ハードル上げすぎ」にならない適正なハードル設定をするために考えることについて書きます。
上で挙げた、それぞれの「ハードル上げすぎ」事例の解決策ですね。
実際に実現が可能かどうか考える
勉強をしていると、しなければならないことや期限はあると思います。
ですが、そこばかり考えて実際に実現が可能かを考えないと、できない目標になってしまい元も子もなくなってしまいます。
目標は、実際に行動するためものなので、実際に実現が可能かどうかも考えるようにしてください。
自分の現状の実力をしっかり考える
目標を立てる時は、自分の今の現状の実力を考えて、少しチャレンジになることがあるくらいに設定すると良いです。
ここで注意するのは、自分が「やりたいこと」ではなく、勉強・練習して「できるようになれるものかどうか」を考えることですね。
韓国語習得は、知識習得や勉強をすること自体が目的ではない限り、できるようにならないと意味がありません。
やってもやっても一向にできるようにならないような難易度が高すぎることを、ひたすらやり続けるのは効率が悪いです。
そのため、今できないことを段階的に少しずつできるようになるような勉強・練習の目標が必要です。
完璧を求めずほどほどに少しずつ上達していく
私たち日本人は、日常生活でも、仕事でも勉強でも何事においても、きちんと正確に高いクオリティでやることを求められる風潮があります。
そのため、そういった考え方を無意識的にでも韓国語の勉強にも持ち込んでしまっていないでしょうか?
勉強をしていると分かると思いますが、単語にしろ文法にしろ、そして発音にしろ、そんなにいきなり劇的に上達するわけではないですよね。
そのため、勉強している段階では、ひとつひとつの学習内容の習熟度はほどほどで一旦OKを出し、少しずつ上達していけば良いと思います。
ひとつ誤解をして欲しくないのですが、適当に済ますという意味ではありません。
しっかりと勉強と練習をしていくことは必要です。
ですが、そんな直ぐにはできるようにならないので、勉強しているその時で完成された状態にしようと思わないようにしましょう。
つまり、「長期的に継続的にやりながら徐々にできるようになる」という考え方でしましょう、ということです。
例えば数字は、使いこなせるようになろうと思えば相当の練習が必要になります。
それを、勉強している時だけで完璧に使えるようになるまでやろうとしたら、いつまでも次の学習内容に進めません。
発音もやはり同じことです。
発音規則を勉強したところで、それを自分でやってすぐにできるかどうかはまた別の話です。
発音は、規則として頭では理解していても、どれだけ忠実に再現できるかは個人差があり、練習がやはり必要です。
これらは、練習を繰り返しながら徐々に上達していくものと考えた方が良いです。
その時にうまくできないからと言って、落ち込んだり、自分には無理だといったネガティブな感情を持つ必要はありません。
それがむしろ普通なので、全然気にする必要はないですよ。
まとめ:適正なハードルを設定して勉強・練習を続ける
今回は、韓国語の勉強が難しい・うまくいかない原因のひとつとして目標の「ハードル上げすぎ」があるということについて書いてきました。
韓国語の勉強を出来る限りスムーズに進めていくためには、教材や勉強法だけ考えるのではなく、マインドセットの部分もしっかりと持つことが大事です。
なぜかと言うと、同じことでもどう捉えるか、どう考えるかでその後の行動が変わってくるからです。
行動をすれば結果が出て来るわけですが、どう行動するかで結果も変わりますよね。
超えられない高いハードルよりも、ちょっと頑張れば超えられるハードルを設定する方が良いのではないでしょうか。
向上心を高く持って勉強をすることは素晴らしいことではあります。
ですが、それが自分の勉強のハードルを高くし過ぎていないか一度見直してみてください。
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