勉強した韓国語を忘れず使えるようになるためには、「〇〇〇的」にできる状態になるまでにする必要があります!
안녕하세요!
韓国語を勉強していて、復習をしたり、既習のものを目にしたり聞いたりすることがあると思います。
そんな時に、次のようなことはありませんか?
勉強したのに覚えていない・忘れてしまっている
勉強したのに問題をやってみると分からない・できない
勉強して知っているのに自分で使えない
もう勉強した内容なのに、復習したり後で見聞きすると上のような状態である場合、その方法で勉強を続けても、その先も恐らくずっと同じ状態が続きます。
せっかく時間と労力をかけて一生懸命に勉強しているのに、復習すると身についていない・・・
こういう状態は避けたいですよね。
今回は、上で挙げたような状態にならないためにどうすれば良いのかについて書きます。
- なんで忘れたり、知っているのにできないのか?
- 「学習の5段階レベル」で確実に、速く、安定して結果を出せる
- レベル2からレベル3になるためにすべきこと
- レベル2からレベル3&レベル4にする練習のポイント
- まとめ:学んだ韓国語を忘れず使えるようになりましょう!
なんで忘れたり、知っているのにできないのか?
これは、他の記事でも触れている通りですが、勉強をしている時点で「できる」状態にまでなっていないからということだと思います。
普段の勉強で、「勉強した」「知っている」の状態で勉強を終わりにして、次の学習内容に進んでしまうと、「できる」状態にはなっていませんね。
初めに学習している時点で「できる」状態になっていないので、後からまた復習をした場合も、見れば分かっても、できないということになります。
ちなみに、「できる」の意味は、練習問題を解けるではなく、自分で使えるということです。
「学習の5段階レベル」で確実に、速く、安定して結果を出せる
NLP(神経言語プログラミング)には「学習の5段階レベル」というものがあります。
引用元:NLP学び方ガイド
この図は、私たちが何か新しいスキルを習得する場合に、どういう段階を経てスキルを習得していくかを表したものです。
韓国語学習に当てはめてみると以下の通りです。
レベル1 まったく韓国語を勉強したことがない状態
レベル2 テキストなど教材を使って単語や文法を学んだ状態
レベル3 単語や文法を使うことができるが、考えないとできない
レベル4 考えなくても無意識的に韓国語を使うことができる
レベル5 自分で使えて人にも教えることができる
もし、この記事の最初に書いたような状態で悩んでいるのであれば、上の学習段階ではレベル2の段階だということです。
学んだ韓国語を忘れずに、使えるようになるにはレベル4の「無意識的」にできる状態に持って行く必要があります。
ですが、ひとまずレベル3まで持って行くことを目標にして勉強すればOKです。
各学習段階でそれなりの時間と労力がかかるのですが、レベル2からレベル3になることが特に難関だからです。
これはいつもお話している通り、教材で学んだ知識(レベル2)を、実際に自分で練習し実践を通してできる(レベル3)ようになることが必要です。
韓国語を忘れないで使えるようになりたいのであれば、ここを必ず通過しなければなりません。
言い換えると、韓国語を見れば分かる、知っているの状態止まりになるか、自分で使えるようになれるかはここが分かれ目になります。
レベル4の無意識的にできる状態は、すごくハードルが高いように思うかもしれません。
ですが、韓国語の勉強を既にしている人であれば、すでにそのレベルになっているものもあるはずです。
例えば、안녕하세요のようなあいさつや、数単語でできているような定型化されたフレーズで、パッと口から出て来るものはないでしょうか?
そういうものがあれば、それに限ってはレベル4になっているということです。
学んだ韓国語の多くが、そういう状態になれれば韓国語を使えるようになり、その状態になれば忘れることもありません。
レベル2からレベル3になるためにすべきこと
上で書いた通り、レベル2からレベル3になることは難関です。
レベル2からレベル3に行くためには、腰を据えてじっくりと諦めずに練習を繰り返すことが必要になります。
知識はレベル2で既に学んであるので、そこを強化するのではなく、学んだ知識を実体験を通してできるようになることに集中すれば良いです。
例えば、文法を勉強すれば規則は分かると思います。
ですが、その規則を暗記しているとか分かることが重要なのではなく、それを使って自分で文を作って話したり書いたりすることができるのかどうかが重要ということです。
これを、考えながらひとまずできるのがレベル3で、考えなくてもできるのがレベル4です。
レベル2からレベル3&レベル4にする練習のポイント
レベル2からレベル3にすることは、繰り返しになりますが難関です。
そのため、さらにハードルを上げるような練習をしないことです。
まずは、「こんなの簡単!」「こんなの分かる!」と思うくらいのものから確実にできるようになってください。
この程度のものであれば、レベル3を経て、レベル4までは比較的すぐになると思います。
例えば、過去形の活用の仕方(文法)を勉強すれば、먹다を먹었어요に活用させることはさほど難しくないはずです。
そして、それはそんなに長い時間や練習に労力を掛けなくてもレベル4にまで持って行けるはずです。
始めはこの程度のものから練習を始め、レベル3からレベル4に持って行きます。
それから、少しずつ文を長くしたり複雑にしていき、それらも同じようにレベル3からレベル4になるように練習をします。
これは、私が他の記事でお伝えしている「守破離(しゅはり)」の考え方を使って練習する方法です。
別の記事でも書いている通りですが、韓国語を話せるなど使えるようになるためには活用ができなければなりません。
なぜかと言えば、韓国語は活用する言語だからです。
韓国語が使えない、ということはつまり、「自分が伝えたいことに合った活用を自由自在に使いこなすことができない」ということです。
会話であれば、話慣れていないから話せないということも、もちろんあります。
ですが、話す時に迷うこと、口から直ぐに言葉が出て来ない原因は何でしょうか?
それは結局、「昨日レストランで食べた~」「食べてみましたか?」「食べてみたことはありますか?」のような活用部分がパッと口から出て来ないからではないでしょうか?
活用の重要性ついては、過去の記事でも触れていますので参照してください。
韓国語を忘れずに使えるようになるには、活用をいかに攻略し使いこなせるようになるかがカギです。
そして、それをレベル3からレベル4にまで持って行くことです。
活用についてより詳しく知りたい、練習の方法を知りたい方は、ぜひ私の書いた以下の本をお手に取ってみてください。
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まとめ:学んだ韓国語を忘れず使えるようになりましょう!
ここまで、NLPの「学習の5段階レベル」を元に韓国語習得の過程と韓国語を忘れずに使えるようになるための方法について書いてきました。
ここまで記事を読んで下さったあなたは、韓国語ができるようになるには大変だな・・・と思ったかも知れません。
ですが、やること自体は決して難しくはありません。
難しいのは、あまり面白くないと思うことでも根気よく継続していけるかどうか、だと思います。
韓国語習得に限らず、今できないことをできるようになることは一朝一夕ではできませんよね。
焦らず急がず、基礎をないがしろにせず、簡単なものほど大事にしっかりとできるようになることが大事ですね(^_-)
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