あなたの韓国語学習の目標は本当にあなたの目標ですか?
안녕하세요.
以前の記事で、韓国語学習で成果を出すためには、はっきりした目標を設定して目標達成まで続けることが大事であるという記事を書きました。
ですが、はっきりとした目標を設定しているのに成果が出ていない人もひょっとしたらいるかも知れません。
また
勉強のやる気が出ない
勉強のモチベーションが維持できない
やろうと決めたことを継続できない
韓国語の勉強をやろうと思っても後回しにしてしまう
韓国語の勉強がしんどい、頑張ってやっている、やらなければと思ってやっている
韓国語の勉強を正直やりたくない
こういったことはないでしょうか?
実は、明確な目標を設定していたとしても、その目標があなたの目標でなければ成果が出ないんです。
「「あなたの目標」って自分の目標があるけど?」とあなたは思っているかも知れません。
ですが、本当にそうでしょうか?
今回の記事では、あなたの韓国語学習の目標は本当にあなたの目標ですか?ということで、あなたの目標とは何なのか、それがなぜ重要なのかについて書きます。
- あなたの目標とは?
- 本当にあなた自身が望む目標を設定しているか?
- なぜあなた自身が望む目標設定をすることが重要なのか?
- 本当に自分が望む目標設定ができているのか確認する方法
- まとめ:成果を出すためには本当に自分が望む目標を設定する
あなたの目標とは?
まず、この記事の冒頭で書いたあなたの目標とは何なのかについてです。
文字通りですが、あなた自身の韓国語学習をする上での目標です。
こう聞くと、目標があるあなたであれば、ちゃんと目標はあるよ!と思いますよね。
ですが、そのあなたの目標が、実はあなたの目標ではないことがあるんです。
本当にあなた自身が望む目標を設定しているか?
韓国語学習の目標は人それぞれです。
何を目標に勉強をするかは、学校とは違い一律ではなく個々に違います。
例えば
ハングル検定の1級に合格したい
TOPIKで〇点取りたい
韓国語を韓国人のようにペラペラ話せるようになりたい
韓国ドラマを字幕なしで理解できるようになりたい
などなど他にもあると思います。
それで、これらの個々に違う目標ですが、あなたが決めた目標は本当にあなたが心から望む目標ですか?
言い方を換えると、
みんなやっているから(流行っているから)
友達や家族など周りの人が韓国語の勉強を始めたから
何か良さそうだから
このような、人や周りがどうしているかを見て決めるとか
ペラペラ話せるって韓国人みたいに話せることでしょ
韓国留学すると話せるようになる
このような世間で常識だと思われていることを基準に目標設定をしていないか?ということです。
なぜあなた自身が望む目標設定をすることが重要なのか?
みんなやっているとか一般常識に倣った他人基準の目標設定は、自分で決めたようで実は自分基準で自分の中から湧き上がってくるやりたいとかこうなりたいという目標ではありません。
このような目標だと目標達成が難しくなる傾向があります。
他人基準の目標でも、達成することによって報酬やご褒美がもらえるような場合やそれを達成しないことで自分が不利益を被る場合であれば達成ができます。
例えば、仕事で考えれば、自分がしたいと思う仕事でなくてもしなければ給料を貰えないとなれば嫌々ながらもしますよね。
ですが、韓国語学習は仕事とは違い、やることで何か報酬をもらえるわけでもないし、しないことで不利益を被ることもありません。
そのため、本当に自分がやりたい、こうなりたいという自分の中から湧き上がってくるものを目標に設定しないと長く続ける必要がある韓国語習得はそもそも続きません。
また、この記事の冒頭で触れたように、モチベーションが続かない、勉強を後回しにしてしまう、勉強がしんどい、勉強をやりたくないといったことになったり、ちょっとうまくいかないことがあると挫折してしまいます。
これもまた別の例ですが、自分が行きたくないのに親から無理矢理に塾に通わせられたり、家庭教師をつけられても勉強をやりたいとは思えないですよね。
そんな状態でやる勉強はしんどいですし、イヤなのに無理矢理自分を勉強に向かわせているので当然成果も出るはずがありません。
自分が本当に望んでいる目標を設定しないでしている韓国語学習はこの例と同じことです。
目標設定は、自分で決めていれば当然自分が望む目標だと思ってしまうと思います。
ですが、自分で決めている目標が、必ずしも自分が本当に心から望む目標とは言えないんです。
本当に自分が望む目標設定ができているのか確認する方法
では、自分が設定した目標が本当に自分が望む目標なのかをどうやって確認すれば良いのか?
その方法は、自分が設定している目標を深堀りしてみることです。
具体的には、なんで?と自分で自分に問いかけてみることです。
なんで?と問いかけてて返ってきた答えに対し更になんで?と問いかけることを5回繰り返して答えがちゃんと返ってくる、答えが他人基準のものでなければ、それはあなたの本音と思ってOKです。
ですが、以下のような答えの場合は本当に自分が望む目標ではない可能性があります。
※以下で事例を挙げますが、たまたま試験の事例が重なっただけで、試験を目標にすることが悪いという意味ではありません。話の趣旨を誤解しないようにしてください。
事例1
TOPIKの6級に合格したい
↓ なんで?
みんな一番上まで合格を目指してやっているから
この場合は、自分でやりたいのではなく他人基準で目標設定をしていますね。
事例2
私の友人で韓国語講師をしていた方もずっとハングル検定の1級合格を目指していましたが、彼女はそれが自分が本当に望む目標ではないと気付き止めました。
彼女の場合は、コーチングを学んでセルフコーチングをしていく中で、「講師なら検定で最上級に合格していないといけない」のような一般常識、思い込みを基に目標設定していたことに気づいたそうです。
私も仕事でクライアントさんにコンサルティングをする時と、コーチングをする時があります。
コンサルティングの場合は、悩みに対しこちらがダイレクトに問題解決の方法をお伝えします。
ですが、コーチングの場合、上記のようにクライアントさんに質問をして深堀りをしていくことで、その方が本当に望んでいることに自分で気づくことが良くあります。
まとめ:成果を出すためには本当に自分が望む目標を設定する
ここまで目標設定は、他人基準や一般常識をベースにするのではなく、自分の中から湧き上がってくるやりたいとかこうなりたいという目標を設定することが重要であることを書いて来ました。
自分が本当に望む目標が設定されていれば、自分が手に入れたいと思う物であればどんな手段を使ってでも手にいれるように、実現に向けて進んでいくことができます。
冒頭で挙げた、勉強のやる気がでないなどのような状況にもしあなたが今なっているとしたら、その原因のひとつとして目標設定を一度見直してみてください。