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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語を話せるようになりたい人は、この勉強法と思考法で勉強しないことです!

안녕하세요!

 

韓国語の勉強をしている人は、それぞれ目的や目標は違っても早くできるようになりたいと思っていると思います。

 

他の記事でも触れていますが、韓国語習得にはそれなりの時間が掛かります。

個人差があるので一律ではないですが、できるようになるには基本的には年単位で勉強する必要があります。

だからこそ、その長い時間を無駄にせず効果的に勉強してできるだけ早く目的を果たしたいですよね。

 

ですが、私たちが無意識にしてしまっている勉強法や思考法がそれを遅らせてしまったり、難しくしてしまっているんです。

 

私自身も英語習得をしていた時代に、その勉強法や思考法で勉強をずっとしていたのですが、随分と遠回りしてしまったと思います。

その経験から、韓国語は勉強法、特に思考法を変えて勉強をしたところ、英語よりもスムーズに習得ができました。

 

今回は、韓国語を話せるようになりたいなど使えるようになりたい人が、しない方が良い勉強法と思考法について書きます。

 

 

 

 

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学校でやってきた勉強法では話せるようにならない

私たち日本人は小学校から高校まで学校教育を受けて来ましたよね。

高校は義務教育ではないですが、卒業している人の方が多いと思いますので、ここでは便宜上、高校までを学校という括りで話をします。

 

学校で私たちがしてきた勉強は、試験で良い点を取ること、そして受験に合格することが目的の勉強です。

 

韓国語も世間一般的には勉強になるので、多くの人は私たちが学校でやってきた勉強法、特に同じ外国語ということで学校英語の勉強法を参考にすることが多いのではないでしょうか?

 

ですが、結論から言ってしまうと、この学校英語と同じ勉強法をしていても話せるようにはなりません。

 

あなたの勉強目的がTOPIKやハングル検定合格なのであれば、それは受験なので学校英語に倣った勉強法でもそれなりに効果はあります。

ですが、そうでないのであれば、学校英語と同じ勉強法でどれだけ勉強しても話せるようにはならないです。

 

なぜかと言うと、学校英語は「話せるようになること」を目的にしているわけではないからです。

 

であれば、その勉強法を参考にしたり真似しても当然、話せるようにはならないということになります。

 

学校英語でやってきた勉強は以下のような勉強です。

 

単語の暗記

文法学習

英文和訳

読解

 

これはつまりインプットだけしかしていない勉強ということです。

もちろん、韓国語を話せるようになるためにはこれらのインプットがまず必要なので間違っているわけではありません。

ですが、過去の記事でも何度も書いていますが、知識を得るインプットのみで韓国語を話せるようになるわけではありません。

 

そして、この勉強法は見方を変えれば、すべて受け身な勉強になってしまっているということなんです。

つまり、与えられたものを覚える・訳す・理解するといった勉強には、自分から主体的にする勉強がないということです。

 

韓国語を話せるようになるための勉強のうち、ひとつの要素としては必ず必要ですが、それがすべてになってしまってはいけないです。

 

 

学校教育で植え付けられた思考法で勉強すると勉強がツラくなる

次に思考法についてです。

私たちは学校で、知らずのうちに植え付けられてしまった固定観念があります。

それが当たり前の考え方になってしまって、疑問に思ったり違和感を感じないかもしれません。

 

ですが、学校の勉強と韓国語の勉強は違うので、その思考法で勉強するのはやめた方が良いと個人的には思います。

具体的にはこういう思考です。

 

みんな一緒で同じ

全員が同じ年齢で同じ学年になり、決まった教科書を使って、同じ内容を勉強し、同じレベルに到達することを要求されて学校では勉強していたと思います。

でも、そもそも誰もがみんな一緒ってあり得ないです。

顔かたちが違うことから始まって、みなそれぞれ個性や得意不得意がありますよね。

 

答えはひとつ

試験の解答でも一部の記述式を除き、多くの場合は、選択肢から正しい答えをひとつ選ぶ、ピンポイントで答えが決まっていてそれを答えないと不正解で点がもらえない、これが普通だったと思います。

つまり、答えはひとつしかない、これでなければならないという思い込みです。

 

人と比較、競争意識

そして、中間や期末試験など学内の試験や、模試、受験ではいかにして他の人より点数を取って上に行くかを考えて勉強していたと思います。

試験の結果を見て偏差値や順位を気にし、少しでもこれらを上げることを考えていたのではないでしょうか?

つまり、常に人と自分を比較し、競争意識を持って勉強をしなければならなかったと思います。

 

このように、私たちは学校教育の中で、一律になることや競争意識を植え付けられたわけです。

 

このような「みんな一緒で同じ」「人と比較」「競争に勝って上に行く」といった思考法を意識的にでも無意識的にでも持って韓国語を勉強すると勉強がツラくなります。

 

そもそも学校で義務的にする勉強と、自分で決めてやる勉強ではまったく違います。

韓国語に限った話ではないですが、英語などの語学習得やスキルアップのためにする勉強などは自分がしたいと思って自分のためにする勉強ですよね?

 

こういった勉強は学校の定期試験や受験とは違います。

 

韓国語を勉強している人すべてが、同じ勉強法で同じレベルまで勉強する必要はありません。

 

また、人と自分を比較したり、競争して人より上手くなろうとか上に行こうとする必要も全くありません。

 

そして、レベル的に上だからと言って必ずしも、できるとか優れているということではありません。

 

ひょっとすると、「みんな一緒に同じ」とか「人と比較する」「競争に勝って上に行く」といった意識はないと思う人もいるかも知れません。

でも、ちょっと考えてみてください。

SNSなどで人の勉強の様子を見て、何かしら反応したことはないですか?

 

例えば、

 

人の勉強の様子を見て落ち込んだり、焦ったり、あるいは、人よりできると思って安心したり自信を感じる

 

このように何かしら感じているのであれば、そういった意識があるということだと思うんですね。

まったくそういった意識がなければ、SNSを見ても何も感じることはないはずです。

 

また、みんな一緒に同じという意識があるからこそ、そこにまだ行っていない自分に焦ったり落ち込んだり不甲斐なさを感じたりするのではないでしょうか?

 

韓国語の勉強をすると自分が決めたのと同じく、何を使って、どこまで、どうやって、どのくらいの期間でやるかは自分が選択すればよいことです。

これも既に何度か別の記事で書いていますが、自分で韓国語を勉強する目的とそれに沿った目標を決めて、それを達成することだけ考えて勉強すればうまくいきます。

 

自分以外の誰かを意識して、自分の気持ちに揺らぎが生ずるとメンタルが安定しません。

そういう状態で韓国語の勉強をしようと思ってもなかなかやる気が出なかったり、自信がなくなったりしてしまうと思います。

 

とは言え、小学校から高校までの学校教育の中で私たちも知らない間に植え付けられてしまった思考法なので払拭するのは簡単ではないと思います。

人の勉強の様子を見て気持ちに揺らぎが出やすいと自覚している場合は、少しSNSから距離を置くと良いと思います。

 

 

まとめ:韓国語は主体的に自分軸を持って勉強する!

まず、韓国語のように自分で決めてする勉強と学校教育は全く違います。

学校教育の特徴は、「知識偏重」と「競争」です。

 

韓国語の勉強は、自分が少しずつ成長している、できるようになっていることを感じながら コツコツとすれば良く、人と比較してどうこうと考える必要はありません。

 

外に意識を向けるのではなく、自分に意識を集中して、少しずつ自分の目標に近づいていくこと、目的を果たすことだけを考えて勉強してみてください。

 

比較対象は、人ではなく過去の自分です。

 

また、韓国語の勉強をしようと自主的に決めたように、勉強法も知識習得をしながらも自主的に実践することもやっていく勉強が必要です。

 

そして、韓国語の勉強の目的が話せるようになることであれば、それは受験勉強ではありません。

そのため、ツラい思いをして勉強する必要は全くありません。

 

韓国語を話せるようになるためには、日々の勉強を楽しみながら継続し、小さな成長を感じられることが大事だと思います。

 

韓国語の勉強を「苦行」にしないでください!