韓国語が3カ月で話せるようになるかどうかの基準は2つです!
안녕하세요!
韓国語でも英語でもそうですが、ちまたでは3カ月で話せるようになると言った教材や講座があります。
でも、
これって本当なのかな?
たった3カ月で話せるようになるのかな?
と疑問に思うことはないでしょうか。
今回は韓国語は3カ月で話せるようになるのかについて書きます。
韓国語を3カ月で話せるようになるかの2つの基準
結論から言ってしまうと、
韓国語を3カ月で話せるようになるかは人による
韓国語を3カ月で話せるようになるかは捉え方による
です。
具体的にひとつずつ説明します。
韓国語を3カ月で話せるようになるかは人による
まずひとつ目、韓国語を3カ月で話せるようになるかは人によるについてです。
これは簡単に言うと、現在の韓国語能力がどの程度かどうかということです。
例えば、
Aさん:ハングルも全く読めない初歩
Bさん:初級レベルの単語と文法は勉強済み
だとします。
このふたりが同じ教材なり講座を受講するとした場合、初めの時点で大きな差があります。
Aさんは韓国語がまったく分からない状態なのに対し、Bさんは初級であってもある程度の知識はあります。
話せるようになるには前提として、ある程度の単語と文法を知っていないといけないです。
そう考えると、同時にこのふたりが話すようになるための勉強を始めた場合、
Aさん:まずハングル、それから単語と文法の勉強
Bさん:すでに持っている知識を活かして話せるようになるための練習
をすることになります。
つまり、全く何も分からない状態だとすぐに話すようになるための練習はできません。
もちろん、あいさつであったり決まり文句的なものは単なる暗記で済むので覚えて練習すればできるようにはなると思います。
それ以外はかなり限られたものしか話せるようにはならないですね。
一方で、すでに話すためのベースとなる単語と文法知識がある場合、すぐにそれを活かして話す練習を始められます。
新しいことを学ぶ部分も勿論ないわけではないですが、基本は持っているものを出す練習なのでそこに集中して時間を取れます。
どの程度できるようになるかは個人差があるのでハッキリ言えません。
ですが、旅行会話や簡単な限られた範囲の会話程度はできるようになると思います。
韓国語を3カ月で話せるようになるかは捉え方による
次にふたつ目の、韓国語を3カ月で話せるようになるかは捉え方によるについてです。
これは、韓国語を話せるという状態がどの程度のことを想定しているかということです。
例えば、
Aさん:あいさつと簡単なフレーズを話せたら話せると思う
Bさん:韓国で日常生活を一応できるくらい話せれば話せると思う
Cさん:韓国語で仕事を何とかできるくらい話せれば話せると思う
このように、話せる状態をどのように捉えるかは個人差があります。
例えば、上記の三人がスタート時点では習熟レベルは同じだとします。
3カ月経って、多少の差はあれ三人ともAさんが思う話せる状態だったとします。
そうすると、Aさんは話せるようになったと思うはずですが、BさんとCさんは話せるようにならなかったと思うはずです。
世間の「話せる」ようになるという状態があまりにも曖昧で、その解釈にはかなりな開きがあると思います。
ですので、3カ月で話せるようになると謳っているものは要注意です。
あなたの思っている話せるようになると開きがないか確認した方が良いです。
また、ひとつ忘れてはいけないことがあります。
韓国語を含め外国語はそもそもそんな直ぐにはできるようにはなりません。
基本的には年単位で勉強を続けなければできるようにはならないものです。
そんな中で、3カ月や6カ月など短い期間を設けて提供している講座の狙いは最終ゴールに到達することではないです。
もちろん、現状の自分と目標に開きがあまりなければ、その期間でゴールに到達することは可能でしょう。
ですが、多くの場合はそうではなく、話せるようになるための正しい練習方法を学び練習を習慣づけることが目的です。
なので、3カ月でペラペラになろうとか、そこで勉強を終わりにできると考えないことです。
あくまでも最終目的に到達するまでの通過点と考えてください。