yuikorean

韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語の勉強で失敗しない3ステップは「守破離(しゅはり)」です!

 

안녕하세요!

 

韓国語の勉強をどうやってすればいいんだろう?

韓国語の勉強をしているけどイマイチできるようになっていない

韓国語の勉強を効率的にするにはどうしたらいいんだろう?

 

今回の記事は、こんなお悩みのある人にぜひ読んで頂きたいです!

このブログを見て下さっているあなたは韓国語の勉強をしていたりこれからする人だと思います。

ですが、今回お話することは韓国語の勉強に限った話ではなく、多くの事に共通する本質です。

 

 

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守破離(しゅはり)とは?

日本の伝統的な芸事(華道、書道、剣道など)の習得過程のことを言います。

その過程は、守・破・離の三段階に分かれています。

次からこの3ステップについてひとつずつ説明します。

 

守(しゅ)

守(しゅ)は、何かを始める時の一番最初のステップです。

全く何も知らない、分からない状態からすることは「素直に真似る」ことです。

 

例えば、書道で考えてみてください。

自分がまったく書道をしたことがないのに、美しい字を書いて下さいと言われて書けるでしょうか?

まずは先生の書いてくれたお手本を見て真似ることをするはずです。

 

これを韓国語で当てはめて考えてみます。

韓国語の勉強の「守」は教材に出ている例文や発音など、そのまま自分で真似て練習することです。

 

つまり、初めの段階でしっかりと基本を習得することが大事だということです。

 

破(は)

破(は)は、守の次の段階で2ステップ目です。

この段階では、「既に習得した基本を自分で応用する、アレンジする」段階です。

 

韓国語の勉強では、例文に少し単語やフレーズを加えたりして自分が使うようにアレンジするなどがこれにあたります。

 

アレンジをすると言うことは、当然のことながらその土台がなければできません。

そのため、初めのステップである「守」が必要だということです。

 

離(り)

離(り)は、「型から離れて自分のオリジナルでやる」段階です。

韓国語の勉強では、身に付けた知識を使って自分の伝えたい事を自分で作り出して話す、作文するなどがこれにあたります。

 

この段階になると、守で身に付けた知識と破でアレンジを利かせる経験があります。

そのため、このふたつがきちんとできていれば、離でオリジナルをすることはできるはずです。

 

 

守破離を守らない勉強は身に付かない

ここまで、守破離について説明してきました。

韓国語習得に限らず、習い事など、自分が何かできないことをできるようになるにはやはり適切な順序があります。

 

ここでは、やりがちな身に付かない勉強法、つまり守破離の順でしていない勉強法の例を挙げます。

 

つまみ食いのような勉強

テキストなど教材を使わないで適当に目についたものでする勉強ですね。

つまり、勉強の順序を全く無視した勉強や、系統立てた勉強をしていない勉強です。

どこかで見た文や自分の言いたい事を、翻訳アプリで翻訳して覚えるとか、人に韓国語にしてもらって覚えるといった勉強法です。

 

いきなり会話をしようとする

会話は話すためのベースとなる知識と練習が必要になります。

話したいと思ってもいきなり話すことは難しいです。

まずは、知識を得る(単語・文法)ことと、それを使えるようになる練習を守破離の順番でやりましょう。

 

翻訳アプリを使って訳す

翻訳アプリは、完全に正確な翻訳をしてくれるわけではありません。

もとになる日本語に少しでも曖昧さがあれば正確な翻訳はしてくれません。

また、実際に使うシチュエーションまでを考慮した翻訳はしてくれません。

そのため、実際に使うとなると言葉使いに不自然さがあるような翻訳になったりします。

 

フレーズ暗記だけをする

フレーズ暗記は、すでに完成された物なので暗記すればすぐに使うことは確かにできます。

ですが、単なる暗記は覚えるだけなので、そこに理解は伴いません。

 

単なる暗記は、見方によっては「守」ではありますが、理解が伴っていないのでその後の応用からオリジナルへと発展することができません。

 

フレーズ暗記自体が必ずしも悪いとは言いません。

ですが、するのであれば基本のものを文法や単語の理解と一緒にする必要があります。

 

好きなことで勉強する

勉強を楽しくやりたいという気持ちがあるのだと思いますが、これはしない方が良いです。

例えば、好きなK-POPのグループの歌詞を訳して勉強するといった勉強です。

 

もちろん、楽しみとしてメインの勉強と分けてやる分には問題はありません。

ですが、文法や単語の勉強をするのがイヤだから好きなことでするというのは良くないです。

 

既に守破離の説明で触れた通りですが、いきなり自分の好きなこと(オリジナル)はできません。

それをやろうとすれば、自力ではできないですから翻訳アプリなど何かしら頼ることになると思います。

 

そういった勉強は、その場しのぎにしかならず、あなたの韓国語能力を付けて行く積み重なる勉強にはなりません。

 

 

まとめ:韓国語を確実に習得したければ守破離を守る!

韓国語を確実に習得したければ、先を急がず正しい順序を守って勉強してください。

その場しのぎの暗記などはすぐに使えてもその場限りです。

根本的な理解の伴わない勉強はしても力がつきませんので、時間と労力がムダになります。

 

他の記事でも何度も書いていますが、「すぐ」を求めるのではなく、着実に力を付けて行くことを考えて勉強をしてください!