【間違いやすい韓国語】 「~で」になる韓国語の助詞の使い分け
안녕하세요~
日本語の「は」、「が」、「を」などの助詞は、韓国語でも同じように助詞があるので置き換えができるものが多く分かりやすいですね。
ですが、日本語だとひとつしかないのに、韓国語だといくつかあり、その意味によって使いわけが必要な助詞もあります。
私は韓国語を始めてもう長いですが、20年経った今でも迷うことがあります。
今回は、そんな助詞の中で「~で」になる韓国語の助詞について見ていきたいと思います。
韓国語の助詞は、初級の最初の方から出て来るので、ある程度勉強をしている人は既に知っていると思いますが、復習を兼ねて確認してみてください。
後半では、少し発展的な使い方も書きます。
~에서
「場所+에서」は「~で~する」のような形で「行動をする場所」を表します。
図書館で勉強をします。
도서관에서 공부를 합니다.
どこで会いましょうか。
어디에서(어디서) 만날까요?
~로/으로
「~로/으로」はいくつかの意味があります。
①何か動作をするための手段や方法、道具
釜山に飛行機で行きます。
부산에 비행기로 갑니다.
ペンで名前を書きます。
펜으로 이름을 써요.
②材料や原料を表す
このジュースは野菜とフルーツで作ったものです。
이 주스는 야채와 과일로 만든 것입니다.
日本酒は米で作られます。
일본술은 쌀로 만들어져요.
③何か動作を行うための方法や方式
お酒を無理やり(に)飲ませてはいけません。
술을 강제로 마시게 하면 아 돼요.
この商品をひとつお買い上げになるともうひとつ無料で差し上げます。
이 상품을 하나 사시면 하나 더 무료로 드립니다.
④ある出来事の原因や理由を表す
父が過労で倒れました。
아버지가 과로로 쓰러졌어요.
交通事故で道が混んでいます。
교통사고로 인해 길이 막혀요.
⑤時間の計算で、その限界となる基準を表す
夏休みは昨日で終わりました。
여름휴가는 어제로 끝났어요.
ダイエットを始めて今日で1週間になりました。
다이어트를 시각한지 오늘로 일주일이 됐어요.
「~에서」と「~로/으로」が日本語の「~で」になることは多くの人が既に知っていると思います。
ですが、「~에서」と「~로/으로」以外にも、日本語に訳すと「~で」と訳される助詞があるのを知っていますか?
次で見ていきます。
에も日本語にすると「で」になることがある
私もそうだったんですが、「~에」と見ると、日本語の「~に」になるイメージが強くないでしょうか?
もちろん、その意味で訳せる場合が多いのですが、上で書いた通り「~で」になる場合があります。
電子レンジでお弁当を温めました。
전자레인지에 도시락을 태웠어요.
暑さで倒れました。
더위에 쓰러졌어요.
こんな具合に「~에」でも日本語にしてみると「~で」になるものがあります。
ちなみに、このような文で使われる「~에」ですが、「~로/으로」を使っても大丈夫です。
「弱火で煮る」の「~で」はどの助詞を使う?
最後にひとつ問題を出しますのでちょっと考えてみてください。
「弱火で煮る」の「~で」はどの助詞を使うでしょうか?
正解は
약불에 끓이다.
약불로 끓이다.
약불에서 끓이다.
これら全部が可能です💦
私は「~로/으로」ではないかなと思ったのですが、本を見たら「~에서」でも出ていました。
ひょっとして「~에」も使えるのではないかと思い、釜山の先生に確認しましたがOKだとのことです。
まとめ:基本はしっかりと覚えて、あとは実例から学ぶ
初級で出て来る助詞ですが、こうして見てみると持ったよりも複雑ではないでしょうか?
典型的な使い方は問題なく分かると思うのですが、ちょっと悩む使い方もあるように思います。
まずは基本的な使い方をテキストなどでしっかりと覚えて、あとは実例から学ぶと良いと思います。
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