韓国語を話せるようになりたいのになっていない根本的な原因2つとすべき勉強
안녕하세요!
韓国語の勉強をあなたは何のためにしていますか?
韓国語ができるようになったら何をしたいですか?
これに対する答えは人それぞれ違うと思います。
とは言え、多くの人が話せるようになるなど使えるようになりたいから勉強していると思います。
でも、現実は
勉強している割には話せるようになっていない・・・
決まったフレーズしか話せない・・・
こういう人もいるのではないかと思います。
今回は、韓国語を話せるようになりたいのになっていない根本的な原因を2つ挙げます。
そして、話せるようになりたい人がすべき勉強としなくてよい勉強について書きます。
自分の韓国語の勉強の方向性を把握していない
韓国語の勉強とひと口に言っても、実際に何をどうやってどの程度までやるかは人によってさまざまで、勉強の方向性が全く違うこともあります。
例えば、韓国語そのものに興味があって韓国語について深く知りたいとか、色々なことをたくさん覚えたい、という人もいるかも知れませんね。
後は、試験に合格するのが目的で勉強している人もいると思います。
この場合は、韓国語という言語そのものを探求するような勉強をすることになります。
使うか使わないかを基準に勉強するわけではないですね。
言い換えると、実用性は重視しない勉強です。
一方で、専門的なことやいろいろなことは知らなくていいから、とにかく話したり使えるようになりたい、という人もいると思います。
この場合は、必要な物をできるだけ早く使えるようになるための勉強をすることになります。
この場合は、使えるようになることを最優先した勉強です。
言い換えると、実用性重視の勉強ということです。
一般的な韓国語学習者は、こちらのほうが多いのではないかと思います。
ふたつの例を挙げましたが、このふたつは勉強の方向性は全く違いますので区別する必要があります。
一方は、実用性は重視しないですが、もう一方は実用性重視です。
そのため、まず、あなた自身がどちらなのか、ここで最初の方向性をハッキリさせることが必要になります。
自分の勉強の方向性が勉強の目的や目標とズレている
韓国語を話したり使えるようになりたいと思って勉強しているのに、思うようになっていない場合、自分のしている勉強と、自分の勉強の目的やそこから設定した目標がズレている可能性があります。
簡単に言ってしまうと、目的は実用性重視なのに、勉強は実用性重視ではないことをひたすらしているということです。
実用性を重視するとしないでは全く逆方向なので、どちらを選ぶかで勉強することや勉強する内容の優先度は変わってきます。
実用性重視であれば実用性重視の勉強をしないといけないですね。
実用性重視の人がすべき勉強としなくてよい勉強
実用性重視の場合は、文字通り実用的なものだけを勉強すればOKです。
つまり、ひとまず使わないものは一旦脇に置いて置くか、思い切って切り捨てて勉強しないことです。
使わない単語や表現は、使わないわけですから知らなくても問題はないです。
日本語で考えてみて欲しいですが、自分が使わない単語や漢字をわざわざ勉強していないはずです。
それと同じことです。
具体例を挙げますが、個々の目的や目標が完全に同じではない以上、固定はできません。
下記はあくまで、実用性や汎用性があるかどうかという観点で見たひとつの目安として参考にしてください。
また、誤解があるといけないので申し添えます。
下記のしなくてよい勉強が、誰にでもする価値や意味がないということではなく、上記の観点で見た場合にはしなくてよいという意味です。
すべき勉強
初級と中級レベルの単語学習と文法の勉強して使いこなせるようにする
(一般的なベーシックな知識)
自分が日常生活で良く使う表現を韓国語で使えるようにする
自分の興味関心のあるジャンルの単語と表現を使えるようにする
活用練習を守破離の順でしてから会話練習
新しいことを多く学ぶよりも、学んだ知識を使えるようになるための練習
活用練習と守破離については以下の記事で詳しく説明しています。
しなくてよい勉強
単語集を使って片っ端から単語を全部覚えること
上級レベル全般
ことわざ、擬音語、擬態語、四字熟語
慣用表現(自分が良く使う物は除く)
試験のための勉強
しなくてよい勉強に区分したものでも、あなたが必要で良く使うと思うのであればすべき勉強だと思ってして下さい。
例えば、日常会話の中であなたがことわざを良く使うのあれば、すべき勉強に組み入れた方がいいです。
ですが、多くの人は日常会話でことわざを多く使って会話はしていないと思うので、私は上でしなくてよい勉強に区分けしました。
まとめ:正しい方向性で勉強をしましょう!
韓国語の勉強は忙しい毎日の中で貴重な時間を使ってすることですよね。
ここまで書いてきた通り、方向性を間違って勉強してしまうと、ムダな時間や労力がかかり、目標達成に遠回りになってしまいます。
限られた貴重な時間を有効に使い、きちんと成果を出すために上記のことを一度見直してみてください。