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韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国語を「勉強した」、「知っている」だけでは「できる」ようにはなりません!「できる」ようになるために必要なことは?

 

안녕하세요!

 

私は、韓国語学習者から相談や質問をもらうことがありますが、その中で多いのが以下のようなものです。

 

韓国語の勉強を始めて数年経つのにできるようになっていない・・・

韓国語を勉強しているのにできるようにならない・・・

韓国語をどうやったらできるようになりますか?

 

これらの悩みや質問は韓国語を勉強している人に多い悩みではないかと思います。

ひょっとして、今この記事を読んでいるあなたもそんな悩みがあるんじゃないでしょうか?

 

今回はこのことについて書いていきます。

 

 

 

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「勉強した」、「知っている」は「できる」ではない!

まず大前提として、「勉強した」、「知っている」は「できる」ではないということです。

 

ここで例を挙げます。

テニスを考えてみて下さい。

テニスは、相手にラケットで打ったボールを返し、相手から来たボールをラケットで打ち返せばよいことは分かります。

 

このように、テニスがどういうスポーツなのかやルールは見たり聞いたりすれば分かります。

ですが、自分がしたことがないのにテニスができるでしょうか?

 

私も経験がありますが、ボールが来ても打ち返せない、打ち返せてもとんでもないところにボールが飛んで行ったりします。 

つまり、テニスがどういうものか知っていても出来ないわけです。

 

韓国語の勉強で考えてみます。

例えば、発音の規則を勉強したとします。

舌の位置や高さ、息の出し方など、ある音をどういう風に発音すれば良いのかを理論的に勉強したとします。

 

ですが、その規則だけ勉強して、まったく発音練習をせずにできるようになるでしょうか?

日本語とほぼ同じ発音でもない限りは、練習せずにできるようになることはまずありません。

 

このように、勉強して知っている状態になったことと、できることでは全く別だと言うことです。

 

 

「できる」ようになるのに必要なことは「練習」

上の項目でも少し出しましたが、「できる」ようになるのに必要なことは「練習」です。

ただし、そもそも勉強自体を習慣化できていない場合は勉強不足です。

 

そうではなくて冒頭の悩みのように、勉強自体はきちんと習慣化してそれなりの期間しているのにできるようになっていないのであれば、それは練習不足です。

ここで注意して欲しいのが、勉強不足ではなく練習不足だということです。

 

勉強をしっかりと習慣化できている人は勉強は不足していません。

つまり、単語学習や文法の勉強など知識を得るインプットは不足していないと思います。

人によっては十分すぎるほど勉強していると思います。

 

ですが、インプットによって得た知識を実際に自分で使って試してみる練習が不足しているんです。

 

先の発音の場合であれば発音規則などを勉強した後に、

 

どれだけの時間を使って発音練習をやっているか?

どれだけ繰り返して練習しているか?

できるようになるまで繰り返し練習しているか?

 

これらが、発音が「できる」ようになるために最も重要なことだということです。

ここにより多くの時間をかけなければ「勉強した」、「知っている」の状態止まりです。

 

 

まとめ:繰り返し練習しなければできるようにはならない

ここでひとつ思い出してみて欲しいことがあります。

私たちが小学校に上がってひらがなやカタカタ、漢字を勉強した時のことです。

 

それぞれの字を覚えるために何度も繰り返し書かなかったでしょうか?

教科書を何度も音読して読み方を覚えなかったでしょうか?

 

私たちは、子供のころは当たり前のようにただひたすら繰り返して練習することをしていたと思います。

 

ところが、大人になるにつれて子供の頃のように、ただ素直に繰り返すとか練習することをしなくなってしまっていないでしょうか?

そして、いつの間にか楽して結果を得る方法を探したり、すべきことを省略して結果を求めようとしていないでしょうか?

 

薄っぺらいその場しのぎの韓国語ではなく、本当に韓国語をできるようになりたいのであれば、外すことができない練習を地道にきちんとしていきましょう!