韓国語を始めてもう2~3年、でも話せないなら今すぐすべきことは○○です!
안녕하세요!
このブログ記事を書いているのは3月末ですが、4月は新学期や就職、新しい部署での勤務など何かしら新しいことが始まる時期ですね。
そんな時期なので、韓国語の勉強でも心機一転新しいことを始めようとか気持ちを新たに頑張ろう!と思っている人もいるのではないでしょうか?
さて、私のところに韓国語の勉強について個別でメッセージを下さる方々がいらっしゃいます。
この中で最近多いお悩みが
韓国語を話せるようになりたいと思って勉強を始めてもう2年~3年、場合によっては5年~にもなるのに話せるようになっていない
です。
ひょっとして、今この記事を読んで下さっているあなたも同じような悩みを抱えていないでしょうか?
今回は、もう数年勉強しているのに話せるようになっていない人が話せるようになるために今すぐすべきことについて書いていきます。
- 勉強しているのに話せるようになっていない原因
- 勉強は必要だがそれだけでは話せない
- 勉強ではなく練習に集中する
- 話せるようになるためには相当量の練習が必要
- テキストの練習問題を1回やって終わりでは練習が全く足りない
- 韓国語を話すためには「活用練習」は必須
- まとめ:話せないのは「知識不足」ではなく「練習不足」
勉強しているのに話せるようになっていない原因
韓国語を話せるようになりたいと勉強してもう2~3年、もしくはそれ以上になるのに話せるようになっていない・・・
この悩みは英語でも本当に多いです。
私のところには英語でも同じような悩みを抱えている人から相談が来たことがあります。
そんな悩みを抱えている人がいる一方で、2~3年以内に話せるようになっている人もいます。
ではその差は何なのか?
結論を言ってしまうと
話せるようになっている人は練習をしている
話せるようになっていない人はずっと勉強をしている
という差だと思います。
勉強は必要だがそれだけでは話せない
前の項目で、「話せるようになっていない人はずっと勉強をしている」と書きました。
これを見たあなたは、「じゃあ、話せるようになっている人は勉強はしていないのか?」「勉強しなくて良いのか?」と思われたかもしれません。
これについてもう少し詳しく説明したいと思います。
話せるようになっている人も、もちろん勉強はしています。
ですが、勉強がすべてではなく練習を相当の量でこなしています。
勉強と言うのは知識を得ることです。
「知らない」「分からない」から「知った」状態になるだけです。
学者さんとか先生が知っている韓国語についての知識を教材を通して知るだけです。
一方で練習は、自分で実際にやってみて自分事として体験することです。
知った知識を基にしてそれをできるようにするために繰り返しできるまでする行動です。
他の記事でも何度か触れている通りなんですが、「わかる・知っている」と「できる」は全くの別物です。
韓国語を含め外国語は、「知る」をどれだけ長い時間をかけて、一生懸命にして、たくさん知識を得ても「練習」をしない限りは絶対話せるようにはなりません。
これは語学習得に限った話ではなく何事にも共通する本質ではないでしょうか?
ちょっと想像してみてください。
自転車を乗り方だけたくさん教えてもらって一度も乗らずに乗れるでしょうか?
料理の作り方だけいろいろ学んで一度も料理をせずにシェフになれるでしょうか?
仕事の説明をしてもらっただけで実際にせずにできるようになるでしょうか?
このように、身近なことで置き換えてみると、いくらでも当てはまることが挙げられるはずです。
これらのことからも、実際にやらないことにはできるようにはならないということがすごく良く分かると思います。
勉強ではなく練習に集中する
韓国語の勉強を始めてもう2~3年もしくはそれ以上になっているのに話せないのであれば、練習に集中してください。
一旦、新しいことを覚える勉強をしなくても良いです。
これだけの期間しっかりと勉強していれば、すでに話すために必要な知識は十分にあるはずです。
もう既に持っている知識を使って話せるようになるための練習さえすれば、すぐに話すことはできるようになります。
これをしなければ、新しい知識を得たところで、どちらにせよそれらの新しい知識を生かして話すことはできません。
なぜなら、語学習得は積み重ねなので前のものができずにそれより難しいものができるとは考えられないからです。
フィギュアスケートで例えれば、1回転ジャンプをできない人が3回転ジャンプをできないのと同じことです。
3回転ジャンプを飛びたいのであればまずは1回転、2回転と順を追ってそれぞれをしっかりとできるようになっている必要がありますよね。
なので、初級の知識を得たらまずは初級の知識で話せるようになる練習をしっかりしてください。
話せるようになるためには相当量の練習が必要
話せるようになるためには相当量の練習が必要であることをまずは知ってください。
そして、話すことは難しいと思っている人が結構多いと思いますが、それは思い込みです。
恐らく、学生時代に英語を中学、高校と6年も、それも結構難しい文法を勉強して単語もたくさん覚えたのに話せるようにならなかったので、そういう先入観ができたのかも知れませんね。
私たちが英語をなぜ話せるようにならなかったのか?
それは練習をほとんどしなかったからです。
思い出してみてください。
あなたは、中学、高校の英語の授業でどれだけ会話とかそれに関連した練習をしたでしょうか?
学校の授業でクラスメイトと会話の真似事みたいなことをしたかも知れませんが、その程度ではやったうちには入らないんですよね。
実際の英語の勉強は文法の勉強と単語の暗記がほぼすべてと言っても良いくらい、いわゆる受験勉強しかしてこなかったはずです。
話す練習をしていないのですから、当然話せるようになるわけがないわけです。
会話は難しいのではなく慣れていないだけです。
初めは簡単すぎると思うくらいのことから口に出して、口癖になって無意識に出てくるくらいまで練習すれば慣れてきます。
そして、そういう状態になるためには数回や10回などその程度の練習ではなりません。
一概に回数を決めることはできないですが、最低でも50回~の練習は必要になります。
練習は1回で50回やって完結させるという発想ではなく、慣れるまで1回あたりの回数は20回程度でも良いので継続的にする必要があります。
これは、会社で新しい仕事をまともにできるようになるまでになることを考えると分かりやすいと思います。
慣れないうちは、慣れてしまえば無意識的にできるようなちょっとしたことでもいちいちメモやマニュアルを見ながら確認してやると思います。
ですが、それを毎日、同じ作業を繰り返していれば覚えようとかできるようになろうと気合を入れずともできるようになってくると思います。
同じ仕事を毎日1回、月に20回で1年間繰り返せば、240回していることになりますよね。
これだけやってできないことはまずないはずです。
継続的に同じ作業を繰り返せば慣れてくるので、初めは難しいと感じたものでも段々と簡単になってきて最後には無意識的にできるようになっているはずです。
韓国語を話すこともこれと全く同じことです。
自分が確実にできる段階から練習を始め、少しずつ難易度をあげながらとにかく継続して繰り返していくことをすれば勝手にできるようになっています。
テキストの練習問題を1回やって終わりでは練習が全く足りない
前の項目では、話せるようになるには相当量の練習量が必要だと書きました。
多くの人がテキストを使って勉強していると思いますが、そのテキストには各課の最後に練習問題があると思います。
ですが、その練習問題を1回やって終わりでは練習量が全く足りないです。
ちょっと厳しいかも知れませんが、やったうちに入らないと思ってください。
最低でも一度やったら数日後、半月後くらいにもう一度やって、本当に理解できているのか再確認してみてください。
そして、それらの問題で出てくる例文などはあくまでも例であって実際に使う時はそれと同じものを必ずしも使うわけではありません。
例えば、下記のような例文があったとします。
어제 여동생하고 명동에서 비빔밥을 먹었어요.
(昨日妹と明洞でビビンパを食べました)
ですが、これをそっくりそのまま使える人はどれだけいるでしょうか?
妹がいなければ、「妹と」という言い方は自分のことを話す時には使わないですよね?
そしてソウルにでも住んでいなければ「明洞で」と使うことも旅行以外ないはずです。
そのため、それらの例文を基に自分だったらどう使うか?を考え自分事にして置き換えて練習をする必要があります。
例文は基本の型として覚えることは重要ですが、それを活用(アレンジ)できないのではただのフレーズ暗記と一緒で使いまわせないので意味がありません。
この例文であれば、重要な部分は過去形に活用させた「먹었어요」です。
この活用を含んだ文をパッと使えるようになるように、それ以外の下線を引いた部分を自分が使うようにアレンジして文を作ってみてください。
そして、過去の文なので昨日、おととい、先週、先週末、去年・・・のように過去を表す単語や各下線部の単語を入れ替えて同時に覚えていけば効率的な勉強かつ実践的な勉強になります。
別の記事で書いた通りですが、単語は意味を覚えるだけの浅い知識では使えません。
どのように使うのかという深い知識が必要です。
組み合わせを変えれば、かなりな数の文を作ることができます。
そして、できた文を声に出して読んでみてください。
音読も初めからスラスラ読めないと思うので、繰り返し練習してスラスラ読めるまでにする必要があります。
このように練習をすればいくらでも練習をすることは可能です。
練習問題が足りないということはなくなりますし、また新しい同じようなテキストを買わなくてもいくらでも練習は可能です。
似たようなテキストをたくさん使っても、そこで得た知識を使える知識に変えていかない限りはテキストを変えても結局は単なる知識習得になるだけで、自分の会話力は上がってこないです。
私は、英語も韓国語もこのパターンプラクティスを大量にこなすことで、得た単語力と文法知識を使える知識にし一人で会話力をつけました。
韓国語を話すためには「活用練習」は必須
他の記事や上でも触れた通りですが、韓国語を話せるようになるために勉強をしているのであれば、単語や文法をひたすら覚える知識習得だけをしていても一生話せるようになりません。
知識として得た単語力と文法知識を使える知識にする
既に得た知識をフル活用し話せるようになる
これに必要なのが活用練習です。
別の言い方をするならば、
浅い知識を深い知識にするのが「活用練習」
です。
前の項目で触れたパターンプラクティスが「活用練習」です。
例は「먹었어요」で出しましたが、これを多くの単語で同じようにパターンプラクティスをしていくことで、作文力をつけ、さらに自分が使える文をどんどん増やしていけるのが活用練習です。
そして、これも上で貼ったリンク記事で触れていますが、単語と文法はお互いに関連性があるので切り離して別々に勉強すると学習効率が悪いです。
ですが、活用練習は単語と文法を相互に関連付けて練習するので学習効率も高いです。
活用練習について良く分からない場合はこちらの記事を参照してください。
まとめ:話せないのは「知識不足」ではなく「練習不足」
韓国語や英語など何語でも勉強を一生懸命している、始めて既に数年経つのに話せないという人は本当に多いです。
そして、そういったお悩みのある人たちが誤解してしまっているのが、話せない原因が知識不足、一般的に言うところの勉強不足だと思ってしまっていることです。
そのため、また更に勉強して知識習得にフォーカスしてしまっていることです。
確かに、勉強を始めてまだ初級レベルの知識がないということであれば知識不足も原因として考えられます。
ですが、既にその段階の勉強が済んでいて完璧ではなくてもそれなりに理解ができているのであれば、話すための知識は十分にあります。
とは言え、自分が話したいと思う会話をいきなりしようとするのはハードルが高すぎます。
最終目標をめがけていきなりするのではなく、ステップ式に進めて行く方が負担が少なく成果も出やすいです。
そのため、会話をする前の準備段階として私が一貫しておススメしているのが、上でも触れた活用練習です。
活用練習はひとりでできる、会話をするための準備運動のような存在です。
会話練習は相手がいないとできないわけではありません。
まずは、話せないから話せるようになる準備段階はひとりでやる方がむしろ効率が良いです。
韓国語を始めてもう数年になるのに話せない、早く話せるようになりたい人は練習にフォーカスしてください。
そして、まずは会話をするための準備運動である活用練習から始めてみてください。
先日、DMで丸2年韓国語を勉強して、しかも習いに行っても話せるようにならなかった方からこんな声を頂きました。
「とてもおもしろいしぐんぐん入っている」との喜びの声を頂き私もうれしく思っています。
私自身も英語や韓国語でこの方法で勉強したわけですが、この方と同じように楽しみながら効率よく勉強できたからこそ話せるようになれました。
活用練習の方法についてはこちらの本で詳しく説明しています。
すぐに使える活用練習ドリルのサンプルもお付けしているので、すぐに活用練習を始めることができます!
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上の利用者の方と同じようにお悩みの方はぜひ活用練習を始めてください(^_-)-☆
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