【間違いやすい韓国語】 「~까지」の意味は「~まで」って覚えていないですか?
안녕하세요!
韓国語と日本語は文法的にとても似ていて、「~は」「~が」などの助詞も基本的には対応するものがあります。
そのため、日本人にはとても分かりやすいわけですが、いつもお話している通り、いくら似ていても外国には変わりないので全く同じではありません。
助詞に関してもそれは言えます。
初級段階で出て来る助詞で「~까지」がありますが、これを間違いなく使いこなせているでしょうか?
もし、今「~까지」を見て「~まで」だけが直ぐにその意味として頭に思い浮かんだならば、使いこなせていない、もしくは間違って使う/使っている可能性があります。
今回は韓国語の助詞「~까지」について書きます。
「~까지」の意味は?
「~까지」は初級の早い段階で出て来る助詞のひとつですね。
意味を例文で確認してみましょう。
신촌까지 가 주세요.
新村まで行って下さい。
집에서 학교까지 얼마나 걸려요?
家から学校までどのくらいかかりますか。
6시까지 일할 거에요.
6時まで働きます。
밥에다 스파게티까지 먹었다.
ごはんの他にスパゲティまで食べた。
これらはいずれも日本語の「~まで」と同じ意味なのですごく分かりやすいですよね。
初級を勉強した人であれば何の問題もなく理解して使えると思います。
ところで、「~까지」の意味はこれだけではないのですが、分かりますか?
次から見ていきます。
「~까지」の意味は「~まで」だけではない
前の項目で「~까지」の基本的な意味を確認しました。
「~まで」と似た表現で、日本語では「~までに」という表現がありますよね。
期限を表す時に使うと思います。
ところで、韓国語と日本語の助詞の共通点として助詞を組み合わせると別の助詞を作ることができる点も挙げられますよね。
例えば、「~には」であれば「~에(に)」と「~는(は)」を組み合わせれば全く日本語と同じようにできてしまいます。
では、「~までに」も同じように、「~까지(まで)」と「~에(に)」をつけて「~까지에(までに)」になるかと思いきやこれは間違いです😨
韓国語では「~まで」も「~までに」もどちらも「~까지」です。
このふたつの意味を文脈により区別して理解することになります。
例文を見て確認してみましょう。
집에서 회사까지 멀어요?
家から会社まで遠いですか。
내일까지 연락드리겠습니다.
明日までに連絡を差し上げます。
ひとつの表現で似たようなふたつの意味を表すのでは区別ができないのではないかと思ったりしますが、上記のように問題はないですね。
まとめ:理解していてもきちんと使えるかどうかが大事
ここまで「~까지」の基本的な意味と「~までに」の意味でも使われることを書いてきました。
ひょっとすると、今回の内容は基本的なことなので知っている人も多かったかも知れません。
ですが、重要なのは知っているかどうかではなくて、きちんと使えるかどうかです。
例えば、この助詞について勉強している時は、それについて学んでいるので分かります。
また、文章の中で見れば何となくでも意味が取れれば分かると思います。
ところが、いざ文法の勉強を離れ、得た知識を活かして自分で書いたり話したりする時にきちんと使えるかどうか?
韓国語と日本語は似ていて分かりやすいというメリットがありますが、その反面そのメリットがある故に間違いやすくもあります。
つまり、何もかも日本語と同じだと考えると、そうではない場合に間違いになります。
そういった間違いをしないためには、韓国語と日本語は似ていても違うということを常に頭に置き、その違いに注目をして勉強する必要があります。
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