TOPIK(topik)まで残り約1か月の段階ですべき正しい試験対策(主に読解)
안녕하세요!
TOPIK(topik)まで残り約1か月ですね。
試験対策を始める時期はひとそれぞれ違うと思うので、もっと前から始めている人もいると思います。
試験対策はどの時期で始めるか、目標のレベル、現在の状況などによってすべきことや対策が個々に変わるので最善の方法を一律に決めることは正直できません。
その為、ピンポイントでと言うより、全般的に概要としてお伝えすることになります。
今回は、試験まで残り約1か月の段階ですべき正しい試験対策について書きます。
韓国語能力試験の対策のポイント
試験までの時間によって考え方と勉強法をシフトする
試験迄まだ時間が多くある場合とそうでない場合とでは考え方と勉強法を変える必要があります。
のちほど詳しく書きますが、試験迄時間がまだある段階ではひとつひとつ丁寧に勉強していく方が良いです。
ですが、試験まで残り時間が少なくなって来た段階になっても、ひとつひとつ細かく見ていたのでは、勉強が手つかずのままになってしまう部分も出て来てしまいます。
そのため、試験までの残り時間によって考え方と勉強法をシフトしていく必要があります。
TOPIK攻略の一番のポイントは「時間管理」
TOPIK攻略で最も大事なことは、ひとつの問題を解くのになるべく時間を掛けずに数多くの問題を解くことです。
韓国語能力試験では数多くの問題が出題されるため、ゆっくりと問題を解いていたのでは、時間が足りなくなり、問題を解けずに試験が終わってしまうことになります。
正しい解答を答えるのはもちろん大事ですが、だからと言ってひとつの問題に時間を掛け過ぎて問題数をこなせないと得点につながりません。
そのため、試験対策でも常に時間を意識して問題に取り組む必要があります。
残り約1か月ですべき正しい試験対策
戦略を決める
これはつまり、苦手攻略でいくか、得意なパートで点を取るか、ということです。
試験対策が順調に出来ていて余裕を持って対策を出来ている場合は良いですが、なかなかそうはいかないものですよね。
そうなると、残り1か月の段階ですべてのパートを万遍なく点数を取ろうとして勉強すると、どれも半端になって共倒れになりかねません。
そのため、この段階では戦略を決めてやる事を絞った方が良いです。
例えば、今回は書き取りで点を取ることが難しいと思うのであれば、できる範囲内だけやって後は捨てるでもOKです。
その代わり読解が得意とか比較的点が稼げるなら、そこを集中的に対策して確実に点を取っていくことを考えれば良いです。
逆に、苦手攻略の戦略を取らざるを得ない場合もあります。
例えば、私の場合、6級を目標にした時は、既に読解と聞き取りでほとんど点数の上げ幅がありませんでした。
そうなると、点数を取れていない書き取りで大幅に点数を上げる戦略を取らざるを得なかったです。
こういう場合は、既に点数を取れるパートは、さほどやらなくてもそれなりの点数は取れます。
思い切って苦手なパートで点数を上げるための勉強に集中してみてください。
細かいことを見るのではなく全体を捉えて勉強する
試験迄残り1か月になったら、細かいところをひとつひとつ潰していくような勉強はしない方が良いです。
例えば単語ですが、この段階で単語集の単語で覚えていないものが多くあるとします。
こういう場合は、それらを全て覚えることに時間と労力を費やすことはしなくてOKです。
数にもよりますが、一度や二度やったところで恐らく覚えられませんし、覚えた所で出るかも分かりません。
同じ単語の勉強をするのであれば、過去問を多くこなし、その中で何度か同じ単語が出て来て分からないものがあればそれを覚えてください。
また、読解の勉強では、翻訳をする必要はありません。
TOPIKの読解は、問題を読んで正しい答えを選ぶことが目的です。
翻訳の試験ではありませんから、単語のひとつひとつの意味まで正確に訳す必要はありません。
単語のひとつひとつまで意味をきちんと取って読む方法に慣れてしまうと、当然読む時間がかかるので、時間がカギになるTOPIKでは逆に不利になります。
上で書いた通り、TOPIKでは時間管理が一番大事です。
数さえこなせば良いということではないですが、数をこなせなければ点数になりません。
今から直ぐに、なるべく短い時間で問題文を読み、解答に結び付く箇所を探す読み方を練習してください。
過去問を実戦形式でできるだけ多くこなす
繰り返しになりますが、TOPIK攻略のカギは時間管理です。
いくら正解を選べても時間が掛かってしまって、問題数をこなせなければ点数は取れません。
もちろん、マークシート式なので、何かしらマークを付ければ点が取れることはありますが、あてずっぽうなので正答率は高くはないはずです。
もしまだ過去問を実戦形式でやっていないのであればすぐにやってください。
実戦形式とはつまり、きちんと時間を計って問題を解くということです。
時間を考えずに、辞書を引いて読解問題を翻訳しながら解く、と言った勉強は普段の実力強化を目的とした勉強であればOKです。
ですが、試験対策としてするにはNGです。
なぜかと言うと、本番で自分が問題を解く場合とは全く違う方法で勉強しているので試験対策になりません。
分からないものは出てくる前提で対策を取る
どれだけ勉強したとしても、分からない単語や良く分からないものは出てくると思って間違いないです。
そのため、分からないものは出てくるという前提で対策してください。
全部分かろうとして試験対策をしないことです!
例えば、読解で文章の中で分からない単語のひとつやふたつは出てきます。
解答のキーになる単語が分からないとなると正解を導き出すことが難しいかも知れません。
ですが、ピンポイントで単語の意味が分からなくても文脈や話の流れで予測することで解けることもあります。
また、読解は単純に単語の意味だけ分かれば解けるわけではなく、韓国語能力とは関係のない文章の読解力も問われます。
ですから、必ずしも「単語の意味が分かる=正しい解答ができる」とも言えないわけです。
上級レベルになると漢字語が多く出て来ますが、これらも見たことがない単語であってもある程度の経験値があれば発音と文脈から意味は推測できるはずです。
上で挙げた通り、試験対策を実戦形式ですることで、分からなものが出て来た時の対応にも慣れておいてください。
分からないものが出て来た時の対応とは、予測力をつけるということですね。
分からない以上は考えても出て来ませんので、他に提示されている情報からいかに予測を付けるかということです。
試験対策で、分からない単語が出て来ると直ぐに意味を調べて確認しながら問題を解く、というやり方に慣れるのはあまり良くないです。
なぜなら、すぐに調べて確認することに慣れると、いざ本番で分からない事が出て来た時に焦ってしまうからです。
一旦、自力で予測しながら問題を解いてみてください。
自力で解いて解答をチェックし、その後分からなかった単語などを調べて覚えるようにしてみてください。
まとめ:実戦形式で試験対策をしましょう!
ここまで書いてきた通り、残り約1か月の段階では実戦形式で過去問をより多くこなし、試験の感覚に慣れるようにしてください。
そして、万遍なく全部やろう、分かろうとせずに的を絞りましょう。
最後に大事なのでもう一度繰り返しますが、TOPIK攻略に一番大事なのは「時間管理」です!
残りの時間でできる限り早く正確に読めるようになる練習をしてください!!!