yuikorean

韓国語をひとりで話せるようになれる考え方や学習法をお届けします

韓国の超短期留学をうまく活用して韓国語を伸ばす方法

안녕하세요.

 

韓国語の勉強をしている人の中には韓国に留学してみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

 

私自身も記憶の上では語学留学で5回、韓国語教員養成課程で1回したことがあります。

 

世の中を見渡すとコロナの影響や働き方の多様化で、以前よりも働く場所や時間の自由度が上がってきているように思います。

 

現在はコロナの影響で動けないですが、それがなければ人によっては韓国に長期留学ができる状態になったかも知れません。

 

私自身もそのひとりで、コロナが収束すれば韓国に移動して仕事をしながら趣味と仕事関係の新しい学びをしたいと考えているところです。

 

とは言え、そのような自由を得られている人はまだ多くはなく、働いていれば留学のためには仕事を辞めるという大きな決断を迫られることが殆どだと思います。

 

また、家事や子育てなどで長期的に家を離れることが現実的に難しい人もいると思います。

 

ですが、留学は必ずしも長期でなくても可能で、仕事を辞めたり今の生活を変えなくても旅行感覚で数日からでも受け入れてくれる学校があります。

 

今回は、数日から1週間程度の超短期留学を活用して韓国語を伸ばす方法について書きたいと思います。

 

留学に興味はあるけど、仕事を辞めることはできないとか諸事情で長期留学はできない人の参考になれば幸いです。

 

f:id:yuikorean:20210815091142j:plain

 

 

 

超短期留学のメリット

留学と聞くと、長期留学を想像する人がひょっとすると多いかも知れませんが、夏休みなど学生の休暇の時期に開講される3週間程度の短期留学もあります。

 

また、今回の記事で取り上げるのは、更に短いゴールでデンウィークを利用した1週間程度の留学から更に短い数日だけする超短期留学です。

 

まずは、超短期留学のメリットを挙げます。

 

煩わしい準備や手続きが不要

長期留学になると、日本を離れるための準備や諸手続き、ビザの取得、住居探し、生活のために必要なその他の手続きや準備など韓国語の勉強以外の部分でやることがたくさんあります。

 

ですが、超短期の留学であれば、滞在先はホテルでOKですしビザを取得する必要もありません。

 

長期留学と違い韓国に暮らすわけではないので、暮らすための準備等も一切必要がなくそういう面で負担がかかりません。

 

費用がかからない

長期留学となると学費、生活費、住居費で思いのほかお金がかかり、まとまったお金を準備する必要があります。

 

ですが、短期留学であれば旅費に学費だけプラスすれば良いので費用もさほどかかりません。

 

プライベートレッスンを受けられる

長期で留学する場合は、大学の語学堂や私立の語学学校に通うことがほとんどで、それらの授業はクラス授業です。

 

長期でもプライベートレッスンを提供する学校もあるかも知れませんが、長期でプライベートレッスンを受けるとなると費用がかさみます。

 

超短期留学であれば、多少プライベートレッスンで授業料が高くなったとしても短い期間なので費用の負担がさほど大きくはなりません。

 

 

超短期留学のデメリット

超短期留学はメリットもありますが、当然デメリットもあります。

ここからは、超短期留学のデメリットを挙げてみます。

 

多くのことは学べない

数日から1週間程度の短い期間であるがゆえに、長期留学のように多くのことを学ぶことがどうしても時間の制約上できません。

 

学生気分を味わえない

留学の醍醐味のひとつに学生の頃に戻って学生生活を楽しむことがあります。

 

ですが、超短期留学の場合、短い期間なので観光、エステ、買い物なども楽しみたいということもあると思います。

 

そうなると、長期留学のようにゆっくりと学生気分を味わうことは難しく、忙しく過ごすことになると思います。

 

韓国人の友達を作るのが難しい

韓国語を勉強していると韓国人の友達が欲しいという人もいると思います。

長期留学であれば、交流会に参加したり大学のトウミ制度などを利用するなどして友達を作ることができると思います。

 

ですが、超短期留学の場合、まったくそういう機会がないとは必ずしも言えませんが、難しいと思います。

 

 

超短期留学を活用して韓国語を伸ばす方法

ここからは今回の記事のメインテーマである超短期留学をうまく活用して韓国語を伸ばす方法について書きます。

 

何を学びに行くのかハッキリ決めていく

デメリットで挙げた通りですが、超短期留学では時間の制約上多くのことを学ぶことができません。

 

学校で提供されている通常のレッスンを受けるだけだと正直学べるものが少ないです。

長期コースのごくごく一部を切り取ってレッスンを受けただけのようになり、留学体験で終わってしまう感じになります。

 

次に挙げる項目とも関連しますが、相手が提供しているカリキュラムに乗っかるのではなく、自分で何を学びに行くのかハッキリ決めて、そこに合わせたレッスンを受けると良いと思います。

 

プライベートレッスンを受ける

前の項目からの関連で、自分で何を学びに行くのかをハッキリ決めたら、そこに合わせてレッスンを受けられるプライベートレッスンを受けることをおすすめします。

 

例えば、日本ではなかなか話す機会がないから、レッスンでは対面で実践して実践力を付けることに集中する、TOPIKの書き取りを自分で書き溜めて来て、レッスンではその添削とフィードバックをもらうなどです。

 

学んだことは即実践

留学の最大のメリットは、学んだことを直ぐに実践する環境があることです。

これは、超短期留学に限った話ではないのですが、学んだことは直ぐに実践してみてください。

 

実践することでまた次の課題が出てくるので、そこをまたレッスンで学びまた実践ということを繰り返せばどんどん韓国語が伸びます。

 

課題を見つけて日本に持ち帰り継続的に学ぶ

留学したらそれで終わりにするのではなく、実践を通し見つけた課題を日本に持ち帰り継続的に学ぶと良いですね。

 

日本で出来ることは日本でして、現地でする方が良い、できないことはまた次の超短期留学の機会で実践するという風に自己学習と留学を組み合わせると効果的です。

 

例えば、普段の自己学習で話す練習を十分にしておき、留学で韓国にいる時にはそれをひたすら実践し、プライベートレッスンではフィードバックをもらい、それをまた直ぐに現場で実践して課題を見つける、という具合です。

 

会話は今では日本にいてオンラインレッスンでもできるとは言っても、やはり対面で現場で話すのとは違います。

 

レッスンでは先生が話しやすい雰囲気を作ってくれるとか、分からない時に助け舟を出してくれるといった気遣いをしてくれますが、実践会話ではそういうことはありません。

 

このように、日本での勉強は練習や準備、留学は実践と位置付けてうまく活用すると学習効果がとても高くなります。

 

これは実際に私自身もしたことです。

 

 

まとめ:超短期留学でも韓国語は十分に伸ばせる

ここまで超短期留学のメリットとデメリット、そして活用方法について書いてきました。

 

留学は長期ではないと意味がないと思っているとすれば、それは少し違うと私は思います。

 

確かに、レベルや目標にとよっては長期留学の方が良いということはあります。

ですが、長期でなければ留学する意味がないのかと言えば決してそんなことはありません。

 

しっかりとした目的を持って、教えてもらうという姿勢ではなく自分から学ぶという姿勢で留学すれば超短期留学でも十分に韓国語を伸ばすことは可能です。

 

もし、長期留学は無理だからと留学を諦めてしまっている人がいるなら、超短期留学を試してみて欲しいと思います。