韓国語を話せるようになるためには「○○る」から「○○る」になることが必要
안녕하세요~
韓国語を話せるようになりたい!!!
これは韓国語に限った話ではないですが、何語でもその言語を勉強している人のほとんどはそう思って勉強しているはずです。
私自身、英語も韓国語も、外国語として全く分からない状態から勉強を始めました。
英語も韓国語も長い時間をかけて勉強して来ています。
幸いにも話せるようになり、仕事、プライベートでどちらの言語も日々使っています。
その一方で、一生懸命に時間も労力もかけて勉強をしているのに、話せるようにならないと悩んでいる人がいるのもまた事実です。
話せるようになりたいと思って勉強しているのに、話せるようにならない・・・
これは本当にツラいし、悲しいし、ストレスにもなるのではないかと思います。
韓国語を話せるようになりたいのにならないのはなぜなのか?
結論を言うと、
「わかる」から「できる」になっていない
ということなんですね・・・
これに関しては、これまでの記事の中でも軽く触れています。
ですが、今回は少し掘り下げて「わかる」と「できる」について書いていきます。
話せるようになるまでの3段階
まず、韓国語を含め外国語を話せるようになるまでには3段階あります。
これは、とてもシンプルなので分かりやすいと思います。
第1段階
勉強をしたことがなく、その言語について全く何も知らない
第2段階
勉強をして知識を得て、単語や文法、発音などその言語について知っている
第3段階
第2段階で得た知識を活かし自分で使えるようになっている
このように、「知らない⇒知る⇒使える」の3段階があります。
「わかる」とは?
「わかる」とは上で書いた通り、全く何も知らない状態から知った状態になることですね。
これらは、私たちが学生時代に学校での勉強や試験・受験勉強で、ほとんどの時間を割いてやってきたことです。
そして今、韓国語の勉強を一生懸命にしている多くの人もこの「わかる」の状態になる勉強を中心にしていると思います。
韓国語の勉強で言えば、単語を覚える、文法を勉強する、発音変化や連音化など発音の規則について勉強することですね。
ここの段階の人は、後から既に勉強した内容を復習した時に、見れば「わかる」と思います。
ですが、それを自分で「できる」でしょうか???
もちろん、「できる」ものもあると思います。
でも、既習のものを完璧ではなくても、実践で使えるレベルで「できる」でしょうか???
例えば、既習の内容を
話すのであれば、考えなくてもすぐに口から出て来る
作文であれば、調べなくても文を書ける
聞き取りであれば、自分でも同じように口に出して言える
こういう状態で「できる」でしょうか?
これは私の個人的な経験から感じることですが、見れば「わかる」は、必ずしも「できる」ではないことが多いと思います。
「できる」とは?
自分が勉強した知識を、実際に使えるようになっている状態ですね。
「知っている」だけではなく、自分で「使える」状態です。
「わかる」から「できる」の状態に持って行くにはそれなりの時間と練習が必要になります。
話せるようになるためには、見て簡単に「わかる」ようなものから何度も繰り返して反射的に出て来るくらいまでにする必要があります。
話せるようになりたい人は、ここを重点的にやってください。
ここに時間や労力を掛けないで話せるようになりたいと考えたり、ここを短縮するためのテクニックや裏技のようなものを探そうとしないでください。
野球で例えれば、基礎練習をなるべくしたくないと考えるのはNG、バッティング練習をしないでホームランを打てる方法など探しても見つからないのと同じことです。
例えば私の場合、以下のように初めは見て「わかる」、簡単すぎるくらいなものから少しずつ文を複雑にし、考えなくても口から出て来るようになるまで練習します。
一番下の文が考えなくても自動的に出て来るようになるには、現状の習熟度によりますが、それなりの練習をしなければなりません。
空いた時間でやるとか気が向いたら練習する、という感覚ではなかなか「できる」ようにならないですね。
しっかりと練習のための時間を確保してする必要があります。
飲みました
コーヒーを飲みました
友だちとコーヒーを飲みました
昨日友だちとコーヒーを飲みました
カフェで昨日友だちとコーヒーを飲みました
駅前のカフェで昨日友だちとコーヒーを飲みました
駅前のカフェで昨日友だちとコーヒーを飲んだんですが、おいしかったです
駅前のカフェで昨日友だちとコーヒーを飲んだんですが、高かったけどおいしかったです
コーヒーが有名な駅前のカフェで、昨日友だちとコーヒーを飲んだんですが、高かったけどおいしかったです
こんなの「わかる」と思うくらい簡単なものから「できる」ようになっているか確認し、ステップアップすることが大事だと思います。
初めから自分が言いたいことを言おうとするのではなく、今の自分のレベルをきちんと把握してできるところから練習してみてください。
まとめ:「わかる」と「できる」は同じではない
ここまで書いてきた通り、話せるようになるまでには3段階あります。
そして2段階の「わかる」と3段階の「できる」は全くの別物です。
韓国語を話せるようになりたい場合、いくら「わかる」を増やしても、「できる」状態に持って行かない限りは話せるようにはならないです。
そして、「できる」ようになる方法は、特別なテクニックや裏技があるわけではなく、やる事は至ってシンプルです。
「今できないことを、繰り返し練習して、できるようになるまでする」
これだけです。
スキルの習得は、お金を払ったらすぐにその対価として商品が手に入るようなこととは違います。
重要なことは、地味で退屈なことでも諦めずにコツコツと継続することです!
ポチっと押して頂けると(人''▽`)ありがとう☆
↓ ↓ ↓ ↓